贅婿李佑 〜入りムコは噂の大詩聖〜 第30話（最終話）

あらすじ

石材が廬尚書からの寄贈とされたことで、厳坤は「上」に払う金を作るため財産を売り払うことになり、李佑は厳家の土地の売れ残りを全て買い取った。厳奮聡の斬首刑が執行される直前、厳坤が下手人は自分だと自首し、後に厳坤は斬首刑に、厳奮聡は流罪に処された。劉文通から巡検使の職位を譲り受けた李佑は、すぐに朝廷から文官に転じ蘇州府で働くよう命じられる。赴任の前に、李佑は両家と李家の人々を呼び、祝いの宴を開くのだった。

ストーリー

現代の贅婿、李佑。婿養子の彼は嫁からも姑からも虐げられた挙句に交通事故に遭い、そのまま過去へと。大寧朝の虚江県に務める下級官吏として転生した李佑。前世（現代）での記憶を頼りに、ある宴席で清代の名詩を歌姫に贈り、それが話題をさらい彼は一躍“詩聖”として衆目を集めることに。そしてついには県の武官、劉文通と富商の関玉良の二人から同時にそれぞれの一人娘の入り婿になるよう強要されるハメになる。前世で婿養子のおかげで散々な目にあった李佑、それだけは勘弁と、「３年以内に財力で関家を超え、官位で劉家を超えたら、婿入りではなく相手を嫁に貰う」という無茶な賭けに出る。さあそこから、両家に一日交代で婿として入りながら、現代の知識をフル活用して李佑の一発逆転ドラマが始まる！

» ご希望の作品が見つからない場合