塵縁＜じんえん＞〜Destiny Lovers〜 第20話 じょかの涙

あらすじ

補天崖の妖禁で、張殷殷と紀若塵は妖族の噬情（シーチン）尊者と面会する。噬情尊者は、２人にとって最も大切なものとじょかの涙との交換を持ちかける。紀若塵との記憶を差し出すように迫られた張殷殷は、一旦は断るが、紀若塵の志を思い、紀若塵の力を取り戻すため記憶を差し出すことを決意する。そしてじょかの涙を得た紀若塵の仙力が回復する。

ストーリー

砂漠に囲まれた客桟を営む夫婦に拾われ、雑用係として働く凡人の紀小二（ジー・シアオアル）は、仙術を修めて正義に生きることを夢見ていた。しかしある日、百世の修行中である巡界仙人の洛風（ルオ・フォン）が目の前で死んでしまう。洛風の死体を片付けた後、彼が身につけていた“青い石”を夫人から押し付けられた小二は、世を救う謫仙（＝人間界へと落とされた仙人）として間違われ、彼を奪いに各門派が押し寄せる事態に。そんな小二に救いの手を差し伸べたのは、西玄派太せん宮の一番弟子である張殷殷（ジャン・インイン）。恩人の彼女と交わした約束に従うがまま、西玄派に入門することになった小二は、新たに若塵（ルオチェン）という名を授けられ、素性を偽りながら謫仙として修業に身を投じていく。しかし、そこへ若塵こそが最愛の相手の生まれ変わりだと信じる顧清（グー・チン）が現れ、挙句の果てには、本物の謫仙である洛風まで蘇り…。

» ご希望の作品が見つからない場合