寧安王と囚われの姫 第8話（最終話）

あらすじ

徳太監は瓜州の民で、瓜州の復興と大丞国の転覆を企んでいた。だがそれを知った陛下に牢に入れられる。傷ついた寧安王はようやく目覚め、蘇琴に求婚。蘇琴は承諾し、２人は新居の計画を話し合い幸せなひとときを過ごす。だがその頃、周辺六国の連合軍が国境に迫っていた。傷まだ癒えぬ寧安王は、国を守るため、出征を決意。蘇琴への求婚を取り消すが、ウソを見抜ける蘇琴には全て分かっていた。

ストーリー

名高い将軍の娘、蘇琴は相手のウソを見抜く特殊能力があり、後宮内で幽閉の身の上にあった。ある夜、皇帝の暗殺未遂をおこした刺客が部屋に入り込み幽閉中の彼女に遭遇する。実はその刺客、辺境から都へ戻った皇帝の叔父、寧安王だった。蘇琴の特殊能力を知った彼は、国政を忘れ色恋沙汰にうつつを抜かしている皇帝の暗殺に協力するよう蘇琴に迫る。見返りにお前の望みを叶えると言われた蘇琴はつい、「愛する寧安王と一緒になりたい」と心のうちを明かしてしまう。その刺客の正体が寧安王本人だとは露ほども知らず……。

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