サンドパイパーの案件は難航していた。チャックはハワードたちに助けを求めるようジミーを説得し…。

ジミーはハワードのもとを訪れ、サンドパイパーの資料とチャックの買い物リストを渡す。

大手法律事務所のデイヴィス＆メインからのオファーに応じるため、裁判所へと向かったジミー。

プライスが警察に接触したと知ったマイクは、彼の失敗を取り返すため、ナチョに取引を持ち掛ける。

ジミーの活躍を良く思わないチャックは、会議中に彼の揚げ足を取って追い詰めようとする。

無許可で事務所のテレビCMを放送したジミーは、クリフォードやパートナーの怒りを買ってしまう。

書類仕事を続けていたキムは、名誉挽回のため、あらゆるツテをたどって大口契約を獲得しようと奮闘する。

自分のスタイルをすっかり封じられてしまったジミーは、やりきれない思いを抱えていた。

マイクはジミーと共に検察のもとを訪れ、トゥコが逮捕された際の供述を修正することに。

ジミーと共に新たな一歩を踏み出すことを決意したキムは、ハワードのもとを訪れ、彼に退職届を渡す。

マイクは、ヘクターがアイス店のトラックを何かの取引に利用していることを突き止め、ある行動に出る。

コピー店で発作を起こしたチャックの姿を隠れて見ていたジミーは、居ても立っても居られず、店内へと駆け込む。

チャックが次の計画を企てる中、昔ついた嘘のせいでまたも苦境に立たされてしまうジミー。そんな中でマイクは、誰がどうやって自分を監視していたのか探ろうとするが…。

標的を突き止めたマイクは、ジミーを使って探りを入れることに。事務所に新しいスタッフを採用して張り切るキムとジミーだったが、ある事実を知ってしまい厄介な事態に…。

謎の男と顔を合わせることになったマイク。同じ頃ジミーはチャックの自宅で起こったある一件のせいで屈辱的な仕打ちを受けていた…。

長年くすぶっていた対立が爆発し”ロス・ポジョス・エルマノス”で事件が起こる。一方裁判所でのチャックとの会合に向けてジミーとキムは対策を練っていたｖ。

ジミーの弁護士資格をめぐる州法曹協会と聴聞会に向けて、ジミーとキムはチャックに揺さぶりを掛けるため周到に準備した驚きの戦略を展開する…。

聴聞会の一件から立ち直れないチャックとは対照的に、いい金儲けを思いつき張り切るジミー。同じ頃、ナチョはドン・ヘクターに反感を覚え始めていた。

ジミーが日々の金策に奔走する中、キムは良心の呵責に苛まれていた。へクターの失脚を目論むナチョは、昔の取引仲間を引き込み、ある計画を立てることに…。

取引をやめるという客を引き止めるため、強硬手段をとるジミー。一方、危険な賭けを前に準備に余念がないナチョ。そしてマイクはある男と密かに手を組むことに…。

悪巧みを胸に秘め、サンドパイパーの原告たちに近づくジミー。そしてチャックとハワードは今後の進退について対立する。また、キムは新しい依頼を引き受けるが…。

大きなショックを受けたキムは、自分にとって何が一番大切かを考え直し、ジミーは自分の過ちを償おうと一計を案じる。一方チャックの心の闇は更に深まっていき…。

2008年、地元で平凡な人生を送りたくなかった陳可依は北京に出て就活を始めた。彼女は昔の同級生である王濤の家に泊まり、毎日面接に行っていたが、学歴が普通であるという理由でうまくいかなった。四六時中陳可依と一緒にいる王濤は気持ちを抑えきれず彼女に手を出したが、可依は必死で抵抗して振り切ることができた。それとほぼ同時に、陳可依は彼氏である楊大赫から別れを告げる電話を受け、たいへん悲しい思いをした。ところで、楊大赫はただ母親が全身麻痺になったことで陳可依に迷惑をかけたくない事情を彼女は知る由もなかった。

陳可依は、昔の同級生である王佳佳を頼っていた。王佳佳は、男を利用して服を買ってもらう方法を可依に教え、それをきっかけに可依はウーハオと知り合った。その後、可依はとある会社のフロントスタッフになった。ある日、ウーハオは、可依を会食に誘った。そこで北京の会食が利益交換の場であって、玉の輿狙いの女子はただのお飾りであることに可依は気づき、会食の後、ウーハオが妻持ちである事実も発覚した。それでも可依はウーハオの紹介を受けて外資系会社に入社し、陳可と名前を変えた。

2009年、陳可は、外資系会社に入社した。会社の柳静と張超は、共に課長職で、部長になるための出世争いをしており、姚梅は、柳静側につくよう陳可に勧めた。柳静からの圧力で張超を手伝う社員は誰もいなかった中、陳可はメッセージを送って張超を手助けした。一方で、王佳佳は、陳可を工体に連れて行って、陳可はそこで雑誌編集者であるミカンと国有企業の人事であるベンベンと知り合った。入社早々に出世争いの両側の板挟みになった陳可であったが、ベンベンからのヒントを受けて良い提案書を作成することができた。

会社では柳静と張超のどちらを部長にするか、投票が行われたが、陳可は、仮病を使って参加しなかった。張超が勝利したという結果を姚梅が電話で陳可に伝えた。それから、陳可と張超は、会社の目を盗んで交際を始めた。張超は同居を申し込んだが、陳可は同意しなかった。陳可は高社長と一緒に出張する際にとある暗示を受けたが、彼女は巧妙なやり方で事なきを得た。

陳可は、思いがけずインターネットメディア事業会社の副社長である顧映真と知り合い、ベンベンの面接指導のおかげで高収入の仕事を手に入れた。ところが、張超は、陳可の事業に対する熱意があまり好きではなかったため、二人は不愉快な思いをするようになった。誕生日に、張超からブランドコピー品のパジャマをもらった陳可はがっかりした。その日張超は陳可を高級レストランへ連れて行ったが、張超のせこい態度を見た陳可は彼を見限り振った。その後、陳可はクレジットカードを申し込んでブランドバッグを買い、顧社長から借りた新居に引っ越した。

2010年、25歳になった陳可は、北京で家を買いたいという願望があったため、昔の同級生である盧家凱から不動産に関する情報を集めたが、ローンを背負いたくはなかった。顧社長が陳可を連れて会食に行ったところ、そこで知り合った於揚が紳士的で、陳可は惹かれた。その後、美容医療を受けた陳可はアレルギーのため於揚との面会を延期した挙句、契約を失注してしまった。顧社長に挽回することを厳命された陳可は可愛らしさを演出することによって於揚の心を動かし、契約を手に入れた。

陳可は、於揚との交際を始めたが、於揚が陳可を彼女であると明言することは一度もなかった。そのかわり、高級ブランド品をたくさん陳可にプレゼントし、陳可はそれを通して自分のコンプレックスの解消にむけた努力をした。その後、課長に昇任した陳可は顧社長の前で有頂天になることもあった。陳可は於揚の接待に付き合いながら仕事をするせいで、イライラしてしまい、クライアントの尹社長を怒らせ、クレームを受けた。顧社長の会社は相手のブラックリストに載せられ、陳可は謝罪しに行ったが、損失を挽回することはできなかった。

陳可は、不動産を購入したかったが、於揚は、出資するつもりはなかった。顧社長から、於揚がかつて別の女性に求婚していた過去を知った陳可は彼の気持ちを見極めることができなかったため、わざと母親を北京に呼び、彼を試した。しかし於揚は出張だと言った。他人の電話を使って於揚が北京にいる事実を知った陳可はついに彼と別れた。その直後、於揚は家柄の釣り合う女性と結婚した。陳可は不動産を購入する決心を固めたが、ちょうどその頃、北京は不動産購入の制限をし始めた。