刑部尚書の韓績は、蕭瑾瑜が皇帝・宣宗を欺き逆賊の遺児を検視官にしたとし、楚楚を捕らえようとする。また、西平公主は逆賊の遺児を自分の子供と偽って育て、その真実を知る医師を死に追いやったとし、宣宗から罪に問われる。西平公主は断固として偽りはないと主張するが、韓績は懐妊時の診察記録を用いて証言しようとする。

秦欒は西平公主を陥れ蕭恒の殺害を企てた罪で投獄が言い渡されるが、不気味な笑みを浮かべる。それを見た蕭瑾瑜は、秦欒がまだ何かを隠していると確信する。蕭瑾瑜は牢にいる秦欒が時刻を気にしているのを見て、宮中で脅迫か暗殺が画策されていると踏む。そんな中、景翊は秦欒の牢に慌てた様子で駆け込み、あることを報告する。

久しぶりに長安の自宅に戻った冷月は、誠意を持って対応してくれる景翊に気持ちを伝える。楚楚は蕭瑾瑜との結婚を決意。しかし、楚楚の本当の思いを知った蕭瑾瑜は断ろうとする。そして身分の違う２人の結婚は皇帝・宣宗から反対されてしまう。そんな中、街で昌王がらみの怪しい騒ぎが起こり、三法司の門前には許如帰が捨てられ…。

蕭瑾瑜は薛汝成が許如帰に飲み込ませた毒の標的は楚楚であり、また、その毒で更に犠牲者が増える可能性があったことに気づく。婚礼を控えた楚楚は、元検視官は歓迎されないと考えるが、西平公主から思いもよらない物を受け取る。そんな中、婚礼の儀に姿を現した薛汝成は、天下の正当な主だと自称し、命懸けの一同は決戦の時を迎える。

早くも後宮の恐怖を痛感した甄□（しんけい）。彼女は温侍医に夜伽をしたくないと胸の内を明かす。

暗がりで出会った男に見初められてしまった甄□（しんけい）。しかし男の正体は雍正帝だった！

少しずつ回復する甄□（しんけい）に訪れた出会い。彼女は果郡王と名乗る男と約束をするが…。

果郡王と名乗る男の正体は雍正帝だった！ 彼に惹かれ始めていた甄□（しんけい）の心は揺れる。

ついに雍正帝と床入りを迎えた甄□（しんけい）。だが周囲では嫉妬と恨みの炎が燃え上がっていた。

側室たちからの嫉妬に苦しむ甄□（しんけい）。一方、沈貴人は華妃によって殺されかける事態に。

甄□（しんけい）の命を狙うのは余氏の元宮女だった。余氏の嘘を知った雍正帝は自害を申し渡すが…。

後宮に現れる余氏の幽霊の正体とは？ 黒幕をあぶり出すための策に引っかかった人物とは…。

曹貴人が見せたあからさまな甄□（しんけい）への悪意。沈眉荘は同郷の劉侍医を信頼するようになる。

宴席で曹貴人が皇后や側室による余興を提案。甄□（しんけい）は亡き皇后の愛した舞を指定される。

余興を利用して再び寵愛を戻そうと画策する華妃。企みは成功し、雍正帝は再び華妃を気にかける。

沈眉荘の妊娠は嘘だった？ 雍正帝は激怒するが、甄□（しんけい）はすべてが陰謀だと見破る。

甄□（しんけい）の計らいによって、陵容が寵愛を得て常在に昇格。だが当の甄□は複雑な思いを抱く。

温宜公主が嘔吐した原因は餅に混入した木薯粉だった。華妃は甄□（しんけい）を犯人扱いするが…。

浣碧の言動が度を過ぎると感じた甄□（しんけい）。予感は当たり、彼女は曹貴人と繋がっていた。

果郡王が大切にしていた袋の中身とは？ 小舟に同乗した甄□（しんけい）が見てしまったものとは…。

西北の乱で勝利した年羹堯が都に凱旋。年羹堯の傲慢さは増大していたが、帝はこれを容認する。

陵容が布団に隠していた呪いの人形。彼女の見舞いに訪れて偶然それを見つけてしまった皇后は？

さらに傲慢さを増す年羹堯。陵容は甄□（しんけい）への卑屈な気持ちをますます募らせていく。

華妃の策略によって眉荘が疫病に感染した。それを知った甄□（しんけい）は温侍医に助けを求める。

華妃の返り咲きに落胆する甄□（しんけい）。さらにそこへ追い打ちをかけるかのような知らせが届く。

皇后の猫にひっかかれた傷によって富察貴人は流産する。だが今度は甄□（しんけい）の妊娠が判明！

妊娠した甄□（しんけい）に深い愛を注ぐ雍正帝。無事に子を産むまで甄□は今まで以上に慎重になる。

誕生祝いと懐妊祝いを盛大に祝われた甄□（しんけい）。だが穏やかな日々は長くは続かなかった…。

貴妃に昇級したものの、大いに失望する華妃。同じ頃、斉妃は甄□（しんけい）が男児を産むことを危ぶんでいた。

斉妃の悪巧みからお腹の子を守った甄□（しんけい）。だが今度は華貴妃による嫌がらせが始まる。