チョン・シュエジーはシャングアン・トウに琴を教えてくれるよう頼む。リン・チャンランはシュエ・リエに解毒薬を要求するが、手にすることはできず月上谷に戻った。一方、ユーウェン・ムーユエンは、チョン・シュエジーに捨てられ立ち直れずにいた。

魯王の謀士がユーウェン・ムーユエンを見つけ出し、魯王に協力するよう持ち掛ける。無視するムーユエンに、謀士はチョン・シュエジーが死に瀕していることを伝える。チョン・シュエジーは自分の死後、シャングアン・トウにいい女性を見つけるようチウ・ホンシウに頼むのだった。

シア・チンメイはリン・フォンズーがシャングアン・トウへの思いを断ったと知り、胸をなでおろす。シア・チンメイが再び求婚すると、リン・フォンズーは喜んで婚姻を承諾した。ユーウェン・ムーユエンはシュエ・リエに会いに行く。

チョン・シュエジーが無色功法から回復して間もなく、シャングアン・トウは皇太子の呼び出しを受ける。シャングアン・トウは３日後に戻るという手紙を残し、皇太子の元へ。ムーユエンは自分の手を切り魯王に忠誠を誓う。

シャングアン・トウは皆の前でシュエ・リエの陰謀と悪行を告発する。それを聞いた一部の門派は席を立ってしまう。怒ったシュエ・リエは、シャングアン・ジョンが自害したことをシャングアン・トウに告げる。

リン・ゾンシンとシア・チンメイは激しい口論になり、シア・チンメイはリン・フォンズーを連れて霊剣山荘を出る。魯王はシア・チンメイに近づき、蓮神九式の第９式を習得させる代わりに自分のために働くよう説得する。

シア・チンメイは薬や滋養品をリン・フォンズーに渡す。シア・チンメイが不当な手段で銭を得たに違いないと察したリン・フォンズーは、自分の腕輪を差し出して質に入れるよう勧める。見下されたと感じたシア・チンメイは激怒して家を出ていく。

ユー・チュージーが仙山英州の密室に入るのを見て、チョン・シュエジーは彼がシャングアン・トウではないかと疑う。夜中に部屋に忍び込み首を確認するが、シャングアン・トウが彼女を救った時にできた傷は見当たらない。

チョン・シュエジーとユー・チュージーは、出立する日も向かう方角も同じだったため、２人で旅をすることにした。だが道中で、２人はフォン・モーの襲撃を受ける。攻撃により目を痛めたチョン・シュエジーを救ったのは、ユー・チュージーだった。

チョン・シュエジーとシャングアン・トウは犯人を追ううちに、偶然ジューシャーとチョーチューに出会う。４人で話し合い、犯人はシア・チンメイだと推定。一方、魯王は黒火の威力を試すために捕らえた武術家たちを吹き飛ばしてしまう。

蓮神九式の第九式を習得したシア・チンメイは、チョン・シュエジーとの戦いで優勢に立つ。だがチョン・シュエジーは、戦いの最中に“蓮翼”の最高境地に達し、最終的に勝利を収めた。チョン・シュエジーはシア・チンメイを殺さず、改心するよう勧める。

チョン・シュエジーはユーウェン・ムーユエンが敵に協力するのを阻止するため、工房の黒火をすべて破壊しようとする。そこへシャングアン・トウが現れムーユエンの動機を明らかにする。

瀕死のユーウェン・ムーユエンは、最後の力を振り絞り、チョン・シュエジーに思いの丈を伝える。チョン・シュエジーは敵討ちに行こうとするが、シャングアン・トウやジューシャーに止められる。シュエ・リエはシャングアン・トウやチョン・シュエジーに怒りを燃やしていた。

魯王との戦いは幕を閉じたが、チョン・シュエジーは重火宮を手放すことができない。シャングアン・トウと別れて重火宮に帰る途中、ユーウェン・ムーユエンの手紙を読んだシュエジーは大きな決断をする。

風神（ファリ）はティエンディ（ティエンディ）に心臓病の少女、頌恩（ソンエン）の旅行プランを依頼する。自分のせいで頌恩がいずれ死を迎える運命だと知っているティエンディは、自分が生かされた事を後悔する。そんなティエンディを雨神（オラド）は励ますが…。一方、雲神（トエム）はなぜ風神が雨神を使ってティエンディに手を下そうとしているのか疑問に思う。

頌恩（ソンエン）が生きて本来の人生を送れるよう、ティエンディ（ティエンディ）は自分の運命を受け入れようと考える。そして、事故に遭う予定の交差点へと向かう。また、風神（ファリ）からティエンディを予定通りの運命に導くよう命じられた雨神（オラド）だったが、やはりティエンディを守りたいと考え彼女の元へ向かう。しかしそこに雲神（トエム）が現れ…。

ティエンディ（ティエンディ）が居た交差点で、集まっていた人が次々と倒れる事態が起こる。その中にはティエンディの同僚も含まれていた。原因不明の事態に、人々は不安を感じる。また、なんとかして頌恩（ソンエン）を助けたいティエンディは、風神（ファリ）を通じて創造主（カカラヤン）に会おうと考える。そんなティエンディに、風神はある扉をくぐるよう促すが…。

集団失神事件があってから、さらに世間では同様の事態が続き、人々は新型の感染症だと恐れていた。一方、風神（ファリ）はティエンディ（ティエンディ）の同僚たちの記憶を修正し姿を消す。風神の行動に疑問を感じるティエンディ。また、溥輝（プーフイ）も風神の行動を怪しみ、妻の規律神（マルサカダ）が本当に原生地（ピノカヤン）に帰ったのか心配になる。

ティエンディ（ティエンディ）の祖母、巴奈（バナイ）が白藻症に感染し病院へ搬送される。祖母を助けるため、ティエンディは創造主（カカラヤン）に会って欲しいと祈りを捧げる。召喚のため酒を飲み、眠ってしまったティエンディが目を覚ますと、目の前に創造主が。頼み事をするティエンディに、創造主は自分は無力だと話して聞かせる。そこに突然雲神（トエム）が現れ…。

危篤だと言われた巴奈（バナイ）の元を訪れたティエンディ（ティエンディ）と雨神（オラド）。ティエンディが巴奈の回復を祈ると不思議な現象が起き、その後巴奈は奇跡的に目を覚ます。しかし、ティエンディが病室にいるところを、看護師に見られてしまう。この看護師の家族も白藻症に感染していた。一方、溥輝（プーフイ）は妻の残した日記を見つける。

規律神（マルサカダ）の日記には、これまでの雨神（オラド）や溥輝（プーフイ）の行動が記されていた。しかし、その日記の内容は起きた事を記したものではなく、起こる事の筋書きであった。雨神や溥輝は、これまで因果矯正所の筋書き通り行動していたのであった。雨神は矯正所が介入した証拠を探る為、溥輝と共に“時の幻影”に入る。

ティエンディ（ティエンディ）は自分が得た力で白藻症の患者を助けようと考えるが、それと共に命の選別をする自分を責める。そこで“時の幻影”に入り、力を授けた創造主（カカラヤン）の意図を探ることに。ところが、ティエンディは幻影の中で雨神（オラド）が消えるところを見てしまう。また、溥輝（プーフイ）は昔の写真を見てある事に気が付く。

“時の幻影”の中で雨神（オラド）が消える映像を見たティエンディ（ティエンディ）は、理由を探る為雲神（トエム）を呼び出す。雲神はティエンディに、雨神との出来事を話して聞かせる。一方、雨神は溥輝（プーフイ）を心配し探していた。すると、風神（ファリ）がいる場所へとたどり着く。雨神は風神によって記憶を操作されていたことを知り…。

風神（ファリ）は雨神（オラド）に向かって創造主（カカラヤン）への思いを訴える。幻影の真実を知った雨神は、自らが偽りの存在であることを知る。そんな雨神に対しティエンディ（ティエンディ）は、これまでの思い出を語り、雨神の存在は真実であると訴える。しかし、そんなティエンディと雨神に対し、風神は二人の思い出は全て作り話だと話す。

風神（ファリ）の語りかけによって、自らの存在が信じられなくなった雨神（オラド）は姿を消してしまう。気が付くと、雨神は扉の前に横たわっていた。するとそこへ創造主（カカラヤン）が姿を現す。創造主は雨神に対してある幻影を見せ、自分を信じてくれるティエンディ（ティエンディ）がいる限り、存在の理由があると話して聞かせる。

人間となった雨神（オラド）は、ティエンディ（ティエンディ）の彼氏として新たな生活を歩む。二人とも以前の記憶は書き換えられていたが、幸せな日々を過ごしていた。また他の神霊（カワス）達も人間としての人生を歩み、それぞれの場所で活躍する。また、風神（ファリ）も夢神（レムド）として創造主（カカラヤン）と共に神霊（カワス）を導く日々を送る。

早食い競争の動画を配信中だった楊小小（よう・しょうしょう）は、ドーナツをのどに詰まらせて意識を失った。目を覚ますと、そこは唐代の都・長安――小小の魂は、元婉児（げん・えんじ）という女性の体に入り込んでしまったのだ。そんな、“ドラマでよくある展開”に、小小＝婉児は心を躍らせるものの、婉児の許婚だという青年・白一鳴（はく・いちめい）が「カネを返せ」と怒鳴り込んできて…。

元婉児（げん・えんじ）は白一鳴（はく・いちめい）の声でたたき起こされた。頼んだ仕事も終わらせず、婉児が外で男と酒を飲んでいたと知った一鳴は、彼女を責め立て、いつものように借金返済についての口論へ発展。そこに、物乞いと間違えられて婉児の父に捕らえられていた銭多宝（せん・たほう）が、突如割って入る。婉児に恩のある多宝は「借金は僕が返す」と宣言するのだが…。

必勝坊で出し物を披露することにより、一夜にして250両の売り上げを立てた元婉児（げん・えんじ）。しかし、自ら踊り手に回ると、人手が足りないという根本的な問題に気づき、急遽店員の募集をかけることに。だが、集まった面々は、どれも癖のある者ばかり。人材集めに苦戦するなか、白一鳴（はく・いちめい）と街を歩いていた婉児は、ケンカ騒ぎの仲裁に入る。それが思わぬ出会いを招き…。

元婉児（げん・えんじ）は、姉の絡奴（らくど）が経営する酔宵居へ出向いていた。「「うちは出し物をやめるから、姉さんは値引きをやめて」――意外な婉児の提案に、怪訝な表情をする絡奴。しかし婉児が、今の状況はどちらにも得がなく、共倒れを避けて公平な競争をすべきと説くと、絡奴もすんなりその提案をのむのだった。それもそのはず、彼女はすでに妹の営む必勝坊の欠点を見抜いており…。