ブーズイとキスをすることで一時的に味覚を取り戻せることを知ったウェイシュンは、彼女が抱える借金を肩代わりするかわりに、ある条件を提示する…？

キスをする度に、味覚を取り戻せる時間が短くなっていることに気づいたウェイシュン。残りたった3回のチャンスで、完全に味覚を取り戻す方法を見つけなくてはいけなくなるが…。

ルー・ウェイシュンとムー・チュンフォンの味覚対決に世間の注目が集まる中、ウェイシュンはブーズイに、味覚を正しく判断するための訓練を行う。

ウェイシュンは、チュンフォンとの対決直前にブーズイと味覚を交換する。50杯分のワインの年号・産地・成分を早く書き終えた方が勝ちだが、ウェイシュンは最後の1杯で躓いてしまう…。

チュンフォンとの対決に敗れたウェイシュンは、母との大事な思い出が詰まったローズワイナリーを手放してしまうことに。自暴自棄になるウェイシュンをブーズイは気にかけるが…。

ウェイシュンは、考えが煮詰まると自分の中にいる幼い頃の自分と対話することがある。その対話のなかで、ローズワイナリーを必ず取り戻すことを決意する。その頃ブーズイは、高校の頃に好きだった先輩、イー・ベイダオと7年ぶりに再会する。

ウェイシュンのためにワインの知識や味覚情報を一生懸命に覚えるブーズイ。ウェイシュンはそんな彼女に1日の休暇を与えるが、ベイダオとだけは会わないようブーズイ伝えるのだった…。

いなくなったブーズイを探すウェイシュンが、ベイダオの部屋に押し入ると、そこにはブーズイと彼女の父について調べた痕跡が見つかる。そのことを知らないブーズイは、ベイダオを実家に招くが…。

ブーズイが大事にしている小瓶が、ベイダオから送られたものだと知り、ウェイシュンはベイダオに怒りをぶつける。止めに入ったブーズイに、ウェイシュンは無理やりキスをして想いを伝えようとするが…。

ウェイシュンは味覚を取り戻し、ブーズイは借金を完済したため、住み込みで働く契約を終わらせることに。別れの夜、ウェイシュンはブーズイと一緒に過ごした時間を思いふける。

ベイダオに頼まれ、倉庫にウォッカを取りに行くブーズイ。その頃、ベイダオのある思惑に気づいたミー・ヤーと、再び味覚をなくしブーズイを探すウェイシュンは、それぞれベイダオのバーへ向かう。

WSA本部の調査員としてウェイシュンの元に派遣されたのは、彼の幼馴染でもあるバイ・ジンだった。ウェイシュンはバイ・ジンの調査に真摯に協力する。

ミー・ヤーは、行方が分からなくなっていたナンコーの居場所をつきとめる。未だ復讐心に燃えるナンコーを彼女は心配する…。しかし、ミー・ヤーの弟が背負った借金のせいで、ミー・ヤー自身に危険が迫っていた…。

再び共同生活をするようになったブーズイとウェイシュン。ブーズイが気に入らないバイ・ジンと、ウェイシュンの目覚しい活躍に疑いの目を持つチュンフォンは、2人で彼らを監視する…。

ブーズイは父に、梨花白（リーホワバイ）を飲んだ後に味覚が回復したことを伝える。それを聞いて父は、それは不吉の酒で、もう醸造することはできないと言う。

梨花白（リーホワバイ）に関する手がかりを探すウェイシュンとブーズイ達は、怪しげな宿のオーナー、ワン・ゼーゼーと出会う。彼の性格や素性を知るために人狼ゲームをしようと持ちかける。

ウェイシュン達は、ワン・ゼーゼーの案内で、梨花白（リーホワバイ）の生産元を訪ねる。しかし、梨花白（リーホワバイ）は1ヶ月以上前に生産中止になったことを知る…。

監禁事件が無事解決し、ブーズイたちは後日”ザ・バー”で平和なひとときを過ごす。そんな中バイ・ジンは、ウェイシュンにフランスへ戻ることを伝える。

ウェイシュンはブーズイにある想いを伝えるため、ロマンチックなディナーを準備する。その頃、ナンコーは過去に暴行事件を起こし、刑務所に入っていたことをミー・ヤー告白する…。

ウェイシュンとブーズイ VS ウェイシュンの父とチュンフォンのワイン対決がはじまる。ブーズイはこれまでウェイシュンと鍛えた知識を発揮し、順調にワインの品名を答えていくが…。

昨夜の事件について警察の事情聴取を受けることになったブーズイは、ウェイシュンに対決に遅れることを伝える。ウェイシュンはブーズイが来ないまま、チュンフォンとの最終対決に臨むことになる。

ナンコーは警察から、DNA鑑定の結果、遺骨は20年前に亡くなった父のものだと知らされる。その後、ある決意をしたナンコーは、ミー・ヤーを呼び出し、関係を終わらせようと伝えるが…。

ウェイシュンの父と、梨花白（リーホワバイ）の関係を知ったブーズイは、ウェイシュンに味覚を返し、彼の前からいなくなってしまう。その頃、ワン・ゼーゼーは父の犯した罪に気づきはじめる…。

誘拐されたブーズイを探すウェイシュン達は、車のナンバープレートから、ある廃墟にたどり着く。ちょうどその時、ブーズイと彼女の父に命の危険が迫っていた…！

天界の忘川の番をする春水（しゅんすい）仙人は川底に監禁された北斗星君・司卯（しぼう）と取引して寒潭（かんたん）神女を作り上げるが、司卯が結界を破り妖怪たちが人間界へ逃亡。天帝の怒りを買った彼は記憶を奪われ妖怪の住処・百霊潭の番人となり寒潭神女は人間界へと転生した。その900年後。冷宮育ちの北陸国の公主・寒生（かんせい）が南淵国に嫁ぐことになり…。

南淵国に嫁ぐはずが百霊潭に迷いこんでしまった寒生（かんせい）は死を覚悟する。だが、春水（しゅんすい）仙人だった頃の記憶を失くし半妖半仙となっている春妖（しゅんよう）は自分と同じく影がなく腕に妖怪の印・宿書印記のある彼女の素性が気になり生かしておくことにする。そんな彼を訪ねてきた司命星君（しめいせいくん）は1000年に一度の大災難に見舞われるはずだと警告して…。

昆侖鏡を盗み百霊潭から逃げた白扇（はくせん）を索妖石の力を吸収した寒生（かんせい）を使って追うことにした春妖（しゅんよう）。彼は寒生を連れて渝州城へ行きある婚礼の宴に出席する。その街では新郎に取り憑く女の妖怪がいると噂になっていて宴には妖怪退治の天師・不凡（ふはん）が呼ばれていた。そんな中、花嫁から美貌と引き換えに10年の寿命を貰い受けた白扇は…。

不凡（ふはん）を慕う葵児（きじ）は白扇（はくせん）と取引し、それを止めようとした不凡は白扇が寿命を集めるのは亡き夫・阿蘇（あそ）を蘇らせるためだと知る。一方、春妖（しゅんよう）と寒生（かんせい）は白扇に寿命を渡し不幸になった花嫁に会い、白扇が城隍廟の霊樹の下で美貌を願う女性に声をかけていると知る。そこで貧しく醜い女性に変装した寒生が囮になって白扇をおびきだし…。

白扇（はくせん）に同情し始めた寒生（かんせい）は春妖（しゅんよう）が縛霊網で動けなくなっている間に彼女を助けようと考える。そして、不凡（ふはん）が死に瀕している白扇の命を救い改心させようとしていると知ると、彼が滌心玉露をもらうために師匠・伽藍（からん）天師に会いに行くのに同行する。ところが、心の傷を癒すだけでなく力を増す効果がある滌心玉露を手にした白扇は…。

寒生（かんせい）は春妖（しゅんよう）から阿蘇（あそ）の死の真相を聞き、白扇（はくせん）が使おうとしている魔界の禁術・蘇生の術が危険なものだとわかると彼女を止めようとする。だが、時すでに遅く白扇によってついに鬼道の門が開かれてしまう。そして、白扇は蘇った阿蘇と抱き合うが、それはただのまやかし。彼女を利用して復活したのは春妖と因縁のある司卯（しぼう）だった…。