フランクが副大統領時代に関与した不正に対し、遂に調査が開始された。ダグとセスは委員会のメンバーを懐柔すべく、方法を模索する。

大統領選挙前日。コンウェイは、国民の声に24時間答えるという動画配信ライブを開催。どんな質問にも余裕を見せて回答していくコンウェイだったが、戦場に関する話題には表情を曇らせていた。

遂に迎えた大統領選挙当日。劣勢にある状況を覆そうと、フランクとクレアはある強引な手段に出る。

テロ騒動によって合衆国全土は混乱に包まれ、フランクとコンウェイの決着は異例の延長戦へと突入。次期大統領と副大統領選びは、上下両院の投票にゆだねられた。

下院投票の結果を受け、クレアは大統領代理に就任。一方のフランクは、今や国民だけでなく議員からの支持も低下、苦戦を強いられる。

フランクはマークを問題視し、クレアが取引した人事に反対する。同じ頃、ダマスカスでICOのアフマド・アフマディの目撃情報が入り、クレアは大きな決断を迫られる。

マークを利用し、選ばれし男性有力者が集う排他的なクラブに参加したフランク。そこにはポリホップCEOのベン、ブロックハート大将、さらにはタスクの姿があった。

コンウェイは自身の不用意な発言が表沙汰になり、スキャンダルに沈む。そして、フランクがオハイオ州で勝利を収める。

大統領就任演説でのフランクの裏切りに怒り心頭のロメロは、委員会を再開。フランクはロメロを懐柔しようとするが、ロメロはフランクを刑務所送りにすると意気込み、院内幹事職のオファーにも応じない。

ウォーカー元大統領の衝撃的な証言に、フランクは大打撃を受ける。そして、マークとクレアは下院での弾劾決議を避けるため、フランクに問責を選ぶよう伝える。

フランクは、ある卑劣な手段でデュラント国務長官が証言台に立つのを阻止しようとする。そんな中、シリア問題が進展を見せる。

フランクが独断で行った証言台での辞任発言に、クレアは激怒。しかし、フランクはそんな彼女にある計画を打ち明け、一連のリークの犯人も暴露する。

フーディーニ、ドイルとロンドン警視庁のアデレード・ストラットン巡査は、未婚の母が働くマグダレン洗濯所で修道女が殺害された事件について捜査をしていた。

街頭活動をしていたリディア・ベルワースが少年に銃で撃たれる。前世で自分を殺したリディアに復讐するため、少年が生まれ変わりリディアを狙撃したという記事を目にし…。

“地上の器”として神から力を授かったとされるダウニー牧師は、その手で教会に集まる人々の病を癒しては称賛を浴びていた。

バス会社の社長アンダーヒルのもとに「地獄の刃を突き刺してやる」という脅迫状が届く。その夜、アンダーヒルは自宅アパートの窓から転落して死亡する。

死人の魂の導きにより行方不明中の８歳の少女を探すことができると主張をする霊能者コージャ夫人。その力で病気の妻の魂を呼び出す事が出来るのではないかと考えるドイル。

エイリアンに連れ去られたとされる女性ロージーの捜査をするため３人はイングランド中部の町ネザームアに向かう。

教会で告解中の女性が突如暴れだし死亡する。女性は精神科病院のベスレム王室病院、通称”べドラム”の元入院患者で、首には謎のじんましんの後が残されていた。

「ドラキュラ」の作者、ブラム・ストーカーが何者かに尾行されていると身の危険を訴えて幼馴染であるドイルの家へやってきた。

カナダにある“幽霊屋敷”と噂される屋敷に暮らすリード夫妻。ある夜、剣で壁に突き刺されて死亡している夫を発見したリード夫人は、ポルターガイストの仕業だと主張する。

カナダの村で村人４７人が死亡するという事件が起きた。唯一生き残ったのは牧師のファーリー。事件前夜に礼拝堂で眠ってしまい翌朝死んでいる村人たちを発見したのだった。

レニー・ベラルドは、史上最年少、かつ初めてのアメリカ人の教皇である。彼の持つ急進的な考えはローマン・カトリック協会の変革をもたらす可能性がある。

国務担当枢機卿ヴォイエッロは恐れていた。教皇の主導的動きによりバチカンの政治との関係、信徒との関係の実態が暴露されるのではないかと。

コンクラーベの間、レニーは、バチカンの幹部が望んだ従順で操縦しやすい人物ではないことを証明した。

ヴォイエッロは、レニーを止めるには教皇をスキャンダルに巻き込む以外にないと確信する。その目的のため、彼はエスターを脅迫し教皇を誘惑させようとする。

ピウス13世は、枢機卿たちを召喚して信仰の考え方を革新すべきメッセージを伝えようとする準備の傍ら、幼なじみのデュソリエとバチカンの外で数時間の自由を満喫する。

レニーが教皇となって９か月が過ぎ、初めてイタリアの首相を引見する。首相は教皇の時代錯誤的要求にショックを受ける。

同性愛者と疑われたため、司祭になる道を閉ざされた青年の悲劇的な死にデュソリエは責任を感じる。レニーは、自分の教皇としての任期がほどなく終わることを感じ始める。

ピウス13世は突然、アフリカへの公式訪問を決定する。そこで、世界の伝道者のシンボルとして愛され尊敬される修道女アントニアと出会う。