袁莱（ユエン・ライ）は工房で顧颯（グー・サー）と一緒にいるジン・ランと鉢合わせする。ジン・ランは心の内をさらけ出し、袁莱の全てを受け入れる時間が欲しいと伝える。一方、承志（チョンジー）は酔っ払い寝てしまった双双（シュアンシュアン）に、欺いてきた気持ちを打ち明ける。そんな中、袁莱が進めて来た“緑の道計画”の開会式の日がやってくる。準備が終わり式が始まるが、そこに袁莱の姿はなかった。

顧颯（グー・サー）はジン・ランと自分は運命共同体だと言い、日本に帰ろうと誘う。ジン・ランは袁莱（ユエン・ライ）のために中国に残ると答えるが、顧颯は過去がある限り、袁莱とは無理だと言い切る。一方、辛頤（シンイー）は社内トップの成績を収めながらも、妊娠がきっかけで昇給と昇進がストップしてしまう。落ち込む辛頤だったが、プライベートでは丁昂（ディン・アン）から愛されていると実感する。

ジン・ランの過去を知り失望する袁莱（ユエン・ライ）。プロポーズ計画は潰れ、２人はケンカ別れとなる。そんな中、非途が進める“緑の道計画”に問題が発生する。取引先の林珊（リン・シャン）は激怒し、企画を下りてしまう。袁莱はジン・ランが自分を利用して非途を陥れようとしているのではないかと疑う。一方、双双（シュアンシュアン）が転職すると思った承志（チョンジー）は、必死で引き止めようとし…。

混み合う駅で、エレベーターの列に並ぶ辛頤（シンイー）。後ろから来た男は辛頤にぶつかり、先にエレベーターに乗ってしまう。妊婦の辛頤は抗議するが、男は悪びれもせず、近くにいた女性に助けられる。そんな中、再び林珊（リン・シャン）を怒らせるトラブルが発生し、ジン・ランは裏切り者だと噂される。辛頤はとうとう丁昂（ディン・アン）の母親に会う日を迎えるが、自信が持てず…。

非途では問題を残したまま消息を絶ったジン・ランの噂話が絶えず、文（ウェン）会長は、紀（ジー）社長を“緑の道計画”の責任者とする。袁莱（ユエン・ライ）はジン・ランに何度も電話をかけ留守電を残すが、返事はなかった。一方、辛頤（シンイー）は妊娠を理由に、実績を挙げたK社の担当を外される。袁莱はジン・ランが皆から信頼を取り戻すために力を尽くす。そんな中、ジン・ランからの着信があり…。

紀（ジー）社長は雨の中を歩く袁莱（ユエン・ライ）を見つけ、車に乗せる。道中、袁莱はジン・ランと顧颯（グー・サー）親子を見かけ、家族のような様子に心を痛める。会社に戻ったジン・ランは取引先３社が契約解除を希望していることを知り、紀社長の考えを探る。一方、新たな企画の責任者となった辛頤（シンイー）は交渉のために約束の場所に向かうが、待っていたのは辛頤のよく知る人物だった。

子富（ズーフー）は辛頤（シンイー）に広告契約をちらつかせ、ホテルの部屋に呼び出す。子富の誘いに乗ったふりをする辛頤には考えがあった。一方、袁莱（ユエン・ライ）はジン・ランと共に、嵐鎮の観光企画・落札発表会に臨む。企画案に自信を持つ袁莱だったが…。承志（チョンジー）は父親である趙（チャオ）教授に、改めて双双（シュアンシュアン）を紹介する。趙教授は双双が教え子だったことを思い出し、交際に反対する。

袁莱（ユエン・ライ）はジン・ランの眼中にあるのは裴心島だと知り、嵐鎮の企画は紀（ジー）社長に対する策だったと気づく。趙（チャオ）教授から好かれていない双双（シュアンシュアン）は、承志（チョンジー）の提案で贈り物を渡しに行く。しかし、粗相ばかりの双双は名誉挽回どころか、ますます趙教授を怒らせてしまう。一方、丁昂（ディン・アン）の母が経営する艾美グループは販売不振のせいで物価が急落してしまう。

丁昂（ディン・アン）の率いるｅスポーツチームは大会出場を目前にし、プレーヤーの１人が事故に遭い来られなくなってしまう。代役が到着するが、その顔を見た丁昂は戸惑いが隠せなくなる。そんな中、顧颯（グー・サー）の息子アレックスを預かった袁莱（ユエン・ライ）は、スーパーで彼を見失ってしまう。防犯カメラにはアレックスが女性に連れられている映像が残っていて…。

袁莱（ユエン・ライ）は紀（ジー）社長を訪ね、業務上のルール違反を問い詰める。そんな袁莱の行動を推測したジン・ランは、静観しようとなだめる。そんな中、辛頤（シンイー）と丁昂（ディン・アン）の結婚式の日がやってくる。幸せいっぱいの辛頤だったが、式場で子富（ズーフー）の姿を見かける。子富は丁昂の母に近づき、辛頤の悪口を吹き込む。式中、ブーケを受け取ったジン・ランは袁莱に告白をするのだが…。

辛頤（シンイー）はジン・ランの幼なじみ楚芸（チュー・ユン）の行き過ぎた行動が許せず、２人は口論となる。一方、楚芸に会った顧颯（グー・サー）は、ジン・ランの母親・花（ホワ）おばさんの連絡先を教え、ジン・ランとの関係修復のために利用するよう入れ知恵する。楚芸は双双（シュアンシュアン）に、承志（チョンジー）にとって袁莱（ユエン・ライ）は唯一無二の存在だと言い、不安をあおる。そんな中、辛頤は丁昂（ディン・アン）に楚芸を早く解雇するべきだと忠告する。

空港で日本から帰国した母親を迎えるジン・ラン。そこに楚芸（チュー・ユン）も現れ、母親の花（ホワ）おばさんは大喜びする。袁莱（ユエン・ライ）たち仲間は集まり、花おばさんを囲んで食事をする。花おばさんは袁莱に大切なアクセサリーをプレゼントするが、かつて父親から贈られた物だと知ったジン・ランは不機嫌になる。そんな中、丁昂（ディン・アン）は楚芸をチームに入れ、決勝戦に挑むが…。

泰禾（タイホー）旅行が嵐鎮の企画に失敗したことを知った袁莱（ユエン・ライ）は、非途との提携を提案するが、紀（ジー）社長は固く心を閉ざす。嵐鎮の視察に行った袁莱は発熱のため倒れてしまう。袁莱は丁昂（ディン・アン）と楚芸（チュー・ユン）をホテルで見かけたことを、ジン・ランに話す。ジン・ランは辛頤（シンイー）に隠さず話すべきだと言うが、ためらう袁莱。そんな中、丁昂は楚芸を解雇するが、すでにネット上では…。

丁昂（ディン・アン）は辛頤（シンイー）に、楚芸（チュー・ユン）とは何もなかったことを説明しようとするが、辛頤は許さず、丁昂に家から出てもらうために荷物をまとめる。一方、承志（チョンジー）は不安にさせてしまった双双（シュアンシュアン）に謝るため、ひと晩、彼女の部屋の前で過ごす。花（ホワ）おばさんは訪ねてきた楚芸に、ジン・ランへの執着を手放すように諭す。ジン・ランと袁莱（ユエン・ライ）はタイムカプセルを堀り起こし…。

紀（ジー）社長から贈り物を受け取った袁莱（ユエン・ライ）。その頃、泰禾には解約を求める取引業者が詰めかけていた。胸騒ぎを覚えた袁莱は行方不明の紀社長を捜しに行き、ビルの屋上に立つ彼の姿を見つける。そんな中、ジン・ランの裴心島企画に投資している張亮（チャン・リャン）が、突然、手を引くと言い出す。一方、双双（シュアンシュアン）は承志（チョンジー）の写真を盗作だと訴えた人物に接近する。

ジン・ランは楚芸（チュー・ユン）を慰め、承志（チョンジー）の盗作を訴える相手と示談をしたいと伝える。ジン・ランが示談金を支払ったことを知った承志は激怒し、ジン・ランを殴る。楚芸は顧颯（グー・サー）に、２人の友情に亀裂が入ったことを報告する。一方、家を出てホテル住まいを始めた辛頤（シンイー）は、丁昂（ディン・アン）から位置情報を追跡されていたと知る。そして、承志の盗作問題は裁判の日を迎える。

顧颯（グー・サー）が病に侵されていると知ったジン・ランは、病院に付き添うため袁莱（ユエン・ライ）との約束を守れなくなる。楚芸（チュー・ユン）はジン・ランと顧颯が２人でいるところを盗撮する。翌日、ジン・ランは具合の悪い顧颯からアレックスの迎えを頼まれ、袁莱や紀（ジー）社長と行くはずだった食事を断る。そんな中、楚芸は袁莱を呼び出し、今もジン・ランと顧颯は一緒にいるのだと吹き込む。

ジン・ランは楚芸（チュー・ユン）がいつまでも袁莱（ユエン・ライ）と関わっていると知り、決着をつけようとする。楚芸は丁昂（ディン・アン）がネットに出回った偽りのニュースを削除するために動いてくれたことを知る。そんな中、辛頤（シンイー）の乗ったタクシーに乗り込んだ丁昂は、思いを伝え、楚芸に会ってあの夜のことを明らかにすると言う。すると、辛頤は丁昂を見つめ優しい表情になり…。

ジン・ランは亡き父が持っていた指輪を母に渡し、長年隠されていた真実を知る。一方、辛頤（シンイー）は丁昂（ディン・アン）の仕事道具の中から、破られたあとに修復された１枚の写真を見つける。承志（チョンジー）は丁昂から託された思いを辛頤に伝える。丁昂に深く愛されていたことを実感する辛頤。そんな中、ジン・ランと袁莱（ユエン・ライ）は一緒に暮らし始め、承志は長年の夢に向かう決断をする。

丁昂（ディン・アン）のeスポーツクラブが存続の危機にあることを知った辛頤（シンイー）は、自らが統率し守ることを誓う。一方、ジン・ランは会いに来た顧颯（グー・サー）に、彼女の全ての企みを知っていることを告げ、袁莱（ユエン・ライ）への愛を宣言する。一方、承志（チョンジー）は父親から許しを得られず、一度は追いかけようとした夢を諦めていた。そして１年がたち、ジン・ランたちは大学の同窓会に出席し…。

ある晩、女性が地下鉄のホームで何者かに線路へ突き落とされる事件が発生する。だが背後には誰もおらず、彼女は突き落とされる前に念仏を唱える声が聞こえたという。同じ頃、高層マンションで女性が飛び降り自殺をする。彼女もまた生前、念仏を唱える声が聞こえていた。この奇怪な事件を唐仁に代わり林黙が、刑事であるサーシャと共に捜査することに。２人が飛び降り自殺をした女性の自宅を訪ねると、そこにはある意外な物が…。

阿温と阿水と高校の同級生で親友である迪楠も、奇怪な出来事に遭遇していた。ある朝 目覚めると、なぜか天井に自分の手形がついていたのだ。そして彼女もまた念仏を唱える声を聞いていた。さらに彼女たちのもう１人の親友である査雅の身にも奇怪な出来事が起こり、精神的に衰弱して入院していた。この親友４人の証言にはある共通点があることに気づいたサーシャは阿温と迪楠にそのことを告げる。すると阿温が重い口を開き…。

警察による事件の捜査は打ち切りとなってしまうが、納得のいかない林黙は独自に調査を続けていた。そんな中、阿水の葬儀が執り行われ、彼女の夫 秦俊が襲われそうになる。襲ったのは彼女たちと同じ高校に通っていた裴善だった。裴善が事件の鍵を握っていると踏んだ林黙は、サーシャと共に彼の部屋にこっそり忍び込み、高校時代の写真の他に卒業時にみんなから送られたサイン帳を発見する。そこにはある物が挟まれており…。

調査を続ける中、サーシャのもとに迪楠の訃報が舞い込んできた。マンションの転落現場に居合わせた阿温は、迪楠も死の前日に念仏を聞き、何者かに憑依されたように自分に襲いかかってきたと話す。彼女の首には確かに絞められたような赤いあざがあった。同じ頃、査雅も急きょ退院し、シンガポールへと飛び立つ。すべてのトリックを解いた林黙は真犯人を捕らえる鍵となる証拠にたどり着くが、真犯人の姿はすでに空港にあった…。

時は林黙の転職前にさかのぼる。林黙は当時、高校教師の傍ら、師匠を殺した犯罪組織の長であるスマイルの行方を追うために、犯罪現場の“浄化”を行っていた。そんなある夜、彼は偽装中の他殺体から２種類のタバコのにおいをかぎ取り、１つは犯人が残したものだと考える。翌日、その遺体は副局長候補の度郎らにより自殺と認定されるが、着任したてのサーシャは疑念を抱いていた。そんな中、林黙のクラスに転校生が現れ…。

サーシャは坤塔の殺害現場から逃走した人物が林黙であることを特定し、ウェン・ソンと共にアイビーの店を訪ねるも、林黙とは面識がないと言われてしまう。しかしサーシャたちが訪れる前に林黙は店に来ていた。警察から写真を見せられたことで林黙が夫を殺した犯人だと思い込んだアイビーは林黙を呼び出し問い詰める。だが、そこへ客が店にやってきて…。一方、アイビーには何かあると踏んだサーシャはウェン・ソンに彼女の資料を探すよう頼むのだった。

アイビーから夫、坤塔との劇的な出会いを聞いた林黙は、決して豊かではない彼が組織の標的となったことに疑念を示し、その理由こそスマイル捜索の鍵となると考える。殺し屋と警察から逃れる中、急速に距離を縮めていく２人だったが、小愛はアイビーを悪女と呼び、むき出しの敵意を向けるのだった。一方、サーシャは林黙を追い、糸口を求めて単身彼の家を訪れようとしていた。だがそこに、２人を追う黒髪の殺し屋も現れて…

ある夜、赤鼻が忘れ物を取りに警察局に戻ると、黒服の男が加徳の家財道具をあさっていた。赤鼻は男を取り逃がすも、床に加徳の携帯が落ちていることに気づく。その中には無数のアイビーの写真が残されていたが、１枚だけアイビーに背を向けてベンチに座る男の写真が入っていた。その頃、サーシャの同僚が坤塔のパソコンへのアクセスに成功し、坤塔に関する重大な情報を知る。サーシャはアイビーが怪しいと確信し、林黙に伝えるのだが…。

野田財団の御曹司である野田昊二はオンラインゲーム“ライズ・アゲイン”の決勝“ゴーストの招待試合”のワイルドカードをカネにものを言わせて獲得し、柳風、陸菁菁、程天順、山本佑太と共に悪童チームとして参加する。５年前、決勝戦で敗北し失踪した阿吉が現れることを期待してのことだった。しかし彼は姿を見せず試合が始まる。悪童は早々に昊二以外の４人が脱落し、昊二もまた脱落の危機に。だがその時、会場が突然停電となり…。

スクリーンに現れた男は”ゴーストの招待試合”開始を宣言し、時間内に”罪人”を捜せなければ会場もろとも木っ端みじんだと言う。選手の１人が毒ガスで死ぬ映像が映り、会場はパニックに。昊二たちが確認すると、観客席や出口に爆弾が置かれ、電波も遮断されていた。阿吉の元所属チーム、Ｈ５のリーダーは、この試合のステージが５年前の決勝と酷似していると告げる。５年前の出来事に鍵があると考えた昊二は真相を追い動き出すが…。