体を張った動画配信で人気が出始めたイエ・ローサに、浪（ラン）ライブから声がかかる。アンアンも親友ローサの付き添いとして浪ライブに行くと、なんとユエンラーと再会。さらに、ひょんなことからストリーマーになってみないかと誘われる。しかも人気ストリーマー、シンディとフォロワー数を競うことを焚きつけられ……。

アンアンの祖父が病に倒れた。その場に居合わせたユエンラーがすぐに病院に運ぶが、祖父は意識が戻らず手術が必要な状況に。貯金もなく医療費の工面に頭を抱えるアンアンは、祖父を支える強さを求め、一度は断ったストリーマーの仕事に挑戦する決意を固める。アンアンをデビューさせるための策を練る浪ライブのスタッフは……。

スタッフのおかげで外見はすっかり垢抜けたアンアンだが、初めてのライブ配信で一言も話せないという失態を演じてしまう。一方、浪（ラン）ライブで一番人気を誇るストリーマーのシンディは、ユエンラーの気を引くために彼を食事に誘う。しかし、自信を失い落ち込むアンアンを奮起させたいユエンラーは、シンディを置き去りにし……。

画面では、アンチなど物ともせず毅然と見えるストリーマーのレイア。そんなレイアや、レイアを温かく励ますユエンラーを見て、アンアンはもう一度挑戦する意欲を取り戻す。そんな彼女に、ユエンラーは再配信に備えたある課題を出す。アンアンは、まず社内のストリーマーの配信を観察することから始め……。

意見が合わず、いつも口げんかをしているローサと副社長のレン・ハオ。しかしある日、ローサの知られざる一面を知ったハオは意外に思う。一方ユエンラーも、ギリギリまで頑張っているはずのアンアンに逆に励まされ、アンアンの意外な一面を知る。そんな中シンディは、身勝手な画策でみんなを巻き込んでいく。

イベントで、あがり症を克服したアンアン。しかし、喜ぶユエンラーがアンアンを抱きしめるところを見たハオは、ユエンラーを諫める。そんなとき、アンアンは同僚のストリーマーのルオファンが廊下で歌を練習している場に出くわす。コンプレックスを抱える彼女に、アンアンは自分がやっている方法を勧めるのだった。

アンアンに接近する怪しい男を見て肝を冷やすユエンラー。シンディのフォロワーの間でアンアンのアンチが増えていることを懸念したユエンラーは、アンアンに自己防衛の術を教える。ある日、アンアンと別れた後に嫌な予感がして会社に引き返したユエンラーは、エレベーターの中で放心するアンアンを見つけ……。

配信スタートの許可を得たアンアンは、これまでの道のりを思い出しユエンラーを意識し始める。そんなとき、配信アプリの不具合でアンアンとユエンラーの会話音声がストリミーング配信されてしまう。一方、同居中のユエンラーとハオが特別な仲だと疑うローサは、真実を突き止めようとハオを尾行する。

ハプニングでネットに流れてしまったアンアンの暗闇配信は予想外の反響を得た。さらに、親友のローサとメイリーに問い詰められ、ユエンラーへの気持ちを自覚するアンアン。しかしユエンラーは突然アンアンに冷たく当たるようになる。これまでと180度違うユエンラーの態度に同僚も戸惑いを隠せない。ユエンラーの真意がわからないアンアンは……。

アンアンは、手軽にできるコンビニ創作レシピを主軸に本格的に配信をスタート。熱心なフォロワーも現れ、さらにフォロワーが増えたらファンミーティング開催もできることになり発奮するアンアン。そんなとき、友達紹介イベントで上位２組のストリーマーには雑誌の表紙を飾れるという機会が舞い込み……。

来場するフォロワーの一人一人に手作りのプレゼントを用意してファンミーティングに臨んだアンアン。しかし誰よりも熱烈なフォロワーだったマーカス・チャンは、会場になかなか姿を見せない。その後、悠然とやってきたマーカスは、同僚の予想を裏切る超イケメンだった。アンアンに急接近するマーカスにユエンラーは焦り……。

イケメンなだけでなく大企業の御曹司だったマーカスことロイは、アンアンにビジネスの話を持ちかける。その一環でアニマルシェルターを訪れた際、アンアンたちは動物愛護の実施訓練を体験。ユエンラーはロイとアンアンの急接近を目の当たりにする。さらにユエンラーは、犬を散歩させている途中で道に迷ってしまい……。

ロイから「話がある」と連れ出され二人きりになったアンアン。誠実に向き合ってくれるロイに、アンアンは正直な思いを告げる。ユエンラーは、アンアンの思いが誰にあるか知りたくて仕方がない。一方、ローサは健康的なダイエットのためにハオに早朝ジョギングに付き合わせられるが、不満たらたらで口げんかが絶えない。

小康状態だったアンアンの祖父の容態がある夜急変し、そのまま亡くなってしまう。ローサとメイリーが家に泊まり込みアンアンに付き添うが、祖父の死を受け入れられないアンアンは部屋に閉じこもったまま食事も取らない。社会との繋がりを完全に断絶し自分の殻に閉じこもるアンアンを見かねたユエンラーは荒療治を施す。

祖父の遺品整理をしていたアンアンは、昔の日記と写真を見つける。結ばれることのなかった祖父の初恋の人の手がかりを手にしたアンアンは、その人を探しに九州へ向かう。一方、イベントで上位２位にランキングしたローサは、シンディと一緒に雑誌の表紙撮影に臨むが、衣装選びの段階から不穏な空気に……。

雷楚雲（らい・そうん）の招きに応じ、舒靖容（じょ・せいよう）は雷府へ。蕭憶情（しょう・おくじょう）の作戦通り雷家への潜入に成功したかに見えたが、楚雲の父・震天（しんてん）は謹慎の命令に背いた放蕩息子を叱り飛ばし、「女を連れ出せ」と言い放つのだった。一方、拝月教では、雷家への硝石輸送の任務に明河（めい・か）が名乗りを上げ…。

「私の名は江千び（こう・せんび）、聴雪楼の一員です」――蕭憶情（しょう・おくじょう）とともに、父・謝梨洲（しゃ・れいしゅう）と対面した冰玉（ひょうぎょく）は、そう名乗り、聴雪楼に協力するよう迫るのだった。そんななか、明河（めい・か）は “玄陰心経”の習得を狙い、紅蓮幽獄に捕らえられている雪紋（せつもん）に接近し…。

雷（らい）家は、拝月教ばかりか敵国にも火薬を売る“死の商人”だった。その事実をつかんだ蕭憶情（しょう・おくじょう）は、江湖の秩序と国の太平を守るために戦うことを改めて誓う。一方、雪紋（せつもん）の病状は悪化の一途をたどっていた。明河（めい・か）は、療養のために雪紋を朱雀宮へ移したいと、華蓮（かれん）に願い出るが…。

雷（らい）家の悪事は暴かれた。舒靖容（じょ・せいよう）を家に招き寄せてしまったことを悔いる雷楚雲（らい・そうん）。しかし靖容は、闇取引に手を染めた霹靂堂の主人である震天（しんてん）にこそ罪があると断じるのだった。そこで謝梨洲（しゃ・れいしゅう）が、１つの提案をする。ある条件をのめば、雷家の恩赦を陛下に求めようというのだ…。

剣を交える蕭憶情（しょう・おくじょう）と舒靖容（じょ・せいよう）。敗れた靖容は、「あなたを倒す日まで、お役に立ちましょう」と告げ、憶情を己と血薇剣の主と認めたのだった。そんななか、“海の覇王”と称される南海の龍（りゅう）家から、聴雪楼に縁談を申し込む書状が。しかし、これまで龍家に嫁いだ花嫁は全員亡くなっており…。

迦若（かじゃく）との死闘の末、力尽きた華蓮（かれん）は聖湖の底へと沈んでいった。取り乱す明河（めい・か）をなだめた迦若は、教内の動揺を抑えるため、しばらくの間は教主の死を伏せておこうと諭すのだった。同じ頃、舒靖容（じょ・せいよう）は紅塵（こうじん）母子を救うべく、官兵を相手に戦っていた。孤軍奮闘する彼女を救ったのは…。

必ずや龍（りゅう）家と紅塵（こうじん）母子の間に横たわる因縁を解決してみせる――蕭憶情（しょう・おくじょう）と舒靖容（じょ・せいよう）は、そう断言し、自ら鴬歌（おうか）島へ乗り込もうとする紅塵を説き伏せた。龍家の執事・昊天（こう・てん）とともに鴬歌島を目指す憶情と靖容。そんな２人の動きは、拝月教の知るところとなり…。

舒靖容（じょ・せいよう）が見つけた龍（りゅう）府の離れには、明河（めい・か）と孤光（ここう）が潜んでいた。とっさに中へと躍り込み、剣を抜く靖容。しかし、２人が相手では歯が立たず、退却せざるを得なかった。孤光の追跡は振り切った靖容だったが、思いもよらぬ人物の手に落ちてしまう。靖容を捕らえた人物とは…。

突然消えた舒靖容（じょ・せいよう）の姿を捜し求めて、蕭憶情（しょう・おくじょう）は龍（りゅう）府をさまよっていた。その背後に孤光（ここう）が。剣の一撃をかわした靖容は、掌打を放ち孤光の動きを止めた。靖容の行方を問う憶情。「身柄は預かっている。楼主にお渡ししよう」――そう告げた孤光は、ある取引を持ちかけ…。

「別の男を想っているのか？」――その問いには答えず、ただ涙を流す江千び（こう・せんび）。そんな花嫁の姿を目にした龍青崖（りゅう・せいがい）は、婚礼を中断し、彼女を閉じ込めて見張っておくよう命じるのだった。同じ頃、鴬歌（おうか）島へと上陸した竹娘（ちくじょう）は、娘の紅塵（こうじん）に重大な秘密を打ち明けていた…。

「本当に妹がいたとは…」。龍青崖（りゅう・せいがい）は驚きのあまり言葉を失った。ずっと自分をだましてきたばかりか、実母と双子の妹を殺そうとした母への怒りと、これまで育ててくれた情の狭間で、青崖は１つの決断を下す。一方、迦若（かじゃく）と剣を交えた蕭憶情（しょう・おくじょう）は、仮面の下に秘められた彼の素顔を目にするが…。

龍（りゅう）夫人が殺された。亡骸に残る夕影刀の傷跡を目にした龍青崖（りゅう・せいがい）は、蕭憶情（しょう・おくじょう）の仕業だと確信する。舒靖容（じょ・せいよう）は、何者かが憶情に罪を着せようとしたのだと主張するが、青崖の耳には届かない。龍府に憶情の姿はなく、不思議なことに小間使いの小吟（しょうぎん）も行方不明となっていた…。

ゲーム会社TIGの創始メンバーで作画担当のシン・ユンは、CEOのシア・コーのお世話役までこなし、毎日大忙しの生活を送っていた。ある時、疑似恋愛ゲームの企画案が社内公募されると聞いたユンがシア・コーに参加したいと打ち明けると、まず自分でデートをして恋愛経験をしろと言われてしまい、ユンは仕方なくお見合いをするが。

念願のゲーム開発の責任者になったユンは、お見合い相手のチュー・ナンとの交際も順調に進み始めていた。チュー・ナンと姉のシェン・チンが元恋人同士だと知るシア・コーは、ユンとチュー・ナンの恋愛を阻止しようとして、デート中のユンを打ち合わせと偽り郊外のゴルフ練習場に呼びだすが、途中で道に迷ったユンは人さらいに襲われて……。

ケガをして家の鍵も失くしたユンは、チュー・ナンや友人たちに電話をしたが連絡が取れず、仕方なくシア・コーの家に泊まることに。翌朝、シア・コーの家にやって来たシェンと息子のシャオシーと鉢合わせをしたユンは、二人がシア・コーの恋人と子どもだと勘違いをして、ひょんなことから社内チャットにそのことを誤送信してしまう。