星雲（ルビ：シンユン）社として人気コンテンツと「星霊（ルビ：シンリン）湖」のどちらを制作するかで迷っていたナンジョウは、ジエンチンに意見を求める。するとジエンチンは、直感ゲームと称して二者択一を直感で選ばせていく。作品選びのついでに、自分とジンシュエンのどちらが好きかを問うと、ナンジョウは即答。本心ではないと言いつつも、気まずい空気に。ジエンチンもまた、自分自身のナンジョウへの気持ちを持て余し、ヨウシアに電話して相談を持ちかける。

映画に学んだメソッドでジエンチンに告白をしようとするナンジョウ。周到なセッティングをしたはずが番狂わせで、告白する前にジエンチンを怒らせてしまう。うまくいかない関係にイラ立つナンジョウの前でジエンチンとインは相変わらず仲がよく、交際間近との噂まで耳に入ってきた。しかも２人で鹿門山へお泊まりキャンプに出かけるという。そうはさせるかと、ナンジョウは急遽、鹿門山での社内旅行を決めて彼らの行動を監視しようとするが…。

ナンジョウにキスされたジエンチンは、彼が自分を好きなのか分からず悩む。ヨウシアもズーシュエンが自分を好きなのか分からず、悩んでいた。２人はネットで「恋愛講座」を視聴。様々なテクニックを駆使して、男性に告白させる作戦を立てる。一方、ジエンチンにキスしたことを思い出したナンジョウは、結婚を申し込むことを決意する。そんな中、ジエンチンがナンジョウと借金のために“契約”していることをズーシュエンが知ってしまい…。

告白をすると決めたナンジョウだったが、いざジエンチンを前にすると言葉が出てこない。酒の力を借りようと２人で飲み始めるが、先に酔ったのはジエンチン。思わず、本当の気持ちを打ち明けてしまう。一夜明けて改めてお互いの気持ちを確かめ合う２人。正式な彼氏と彼女になった以上、堂々と付き合おうと決める。ジエンチンはヨウシアに報告を済ませると早速、ナンジョウの会社に昼食のお粥を届けるが、そこでジンシュエンと鉢合わせし…。

ジエンチンがインから紹介された仕事が具体化した。今回の仕事では憧れのマンガ家・宮本宝瑞に会う機会もあるという。インと一緒の仕事を受けることでナンジョウへの気兼ねもあるジエンチンだが、ナンジョウは「受けた仕事なら頑張れ」と寛容に励ます。インとともに仕事の顔合わせに出かけたジエンチンは宮本と食事をし、サインまでもらって大喜びで帰宅する。だが、インと親しげに帰ってくる姿を見たナンジョウは思わず声を荒げる。

ケンカの償いに謝罪の言葉ではなくチョコ券を送ってきたナンジョウにますます腹を立てるジエンチン。怒りが収まらず、ヨウシアの家に押しかける。ヨウシアと甘いひとときを過ごしていたズーシュエンは、激怒寸前だったが仕方なく身を隠す。インは落ち込むジエンチンを高級レストランに誘う。意を決して想いを打ち明けようとするが、こっそり後を付けてきたナンジョウがジエンチンを連れていってしまう。１人残されたインは呆然とするが…。

兄とヨウシアの交際を知ってヨウシアの家に乗り込もうとするジエンチン。ズーシュエンと共同戦線を張っているナンジョウは発作のふりをして引き止めるが、そのせいで心療内科へ連れていかれるハメに。医師のアドバイスを受けたジエンチンは、治療のために過去を思い出させる。彼の告白を聞いた彼女は、キューブパズルがナンジョウを過去に縛りつけていると判断。パズルを取り上げようとするが、はずみで床に落ち、中から意外なものが…。

「星霊湖」を早期に完成させるため、ナンジョウは業務に忙殺されていた。一方、ジエンチンは就職活動を続けるが、成果は出ない。そんな中、バレンタインデーが到来。ジエンチンはナンジョウとディナーを楽しもうと、彼の帰りを待つ。だが、ナンジョウは会社でトラブルに見舞われていた。待ちくたびれたジエンチンはナンジョウに電話すると、出たのはジンシュエンだった。２人の仲に嫉妬するジンシュエンがジエンチンに言った言葉とは…。

ナンジョウとジンシュエンの仲を疑い、ヨウシアの家に身を寄せるジエンチン。ナンジョウからはそっけないメッセージが届く。ルー・ズーミンの陰謀と盗作騒ぎで、災難続きの星雲社。ナンジョウは資金繰りのため、住んでいた家まで手放すことに。しかしジエンチンには本当の理由を告げられないまま引っ越しの日を迎える。そんな中、ついに大手老舗出版社からジエンチンに声がかかり、長年温めてきた「天堂街（ルビ：ティエンタン）19番地」の出版が決まって…。

婚約はグー社の株を手に入れるためだったとルーに聞かされたジエンチンは事情を確かめるためナンジョウを呼び出すが、著作権侵害の対応に忙しいナンジョウは時間が取れない。事情を知らないジエンチンは、会おうとさえしないナンジョウに絶望。別れを決意して、彼に婚約解消協議書を送りつけるが…。巨額の賠償金や投資撤退など問題が相次ぐ星雲社。資金を断たれ、公私ともに追い詰められたナンジョウは「星霊湖」の制作停止を宣言する。

兄の策略で兄の友人と食事をすることになったジエンチン。偶然その現場を見かけたナンジョウだったが、結局諦めてその場を離れる。ズーシュエンはナンジョウを忘れられないジエンチンに新しい相手に切り替えろと背中を押すが、ジエンチンは父の残したグー社の株をナンジョウに譲ろうとして弁護士に相談。ジエンチン作の「天堂街19番地」は出版されアニメ化の話も持ち上がる。打ち合わせ先でジエンチンは星雲社の訴訟問題を初めて知り…。

ジエンチンからの封書を開封して初めて、婚約解消協議書とともにグー社の株の譲渡を申し出る手紙が同封されていたことを知るナンジョウ。彼女が株を持っていることさえ知らなかったナンジョウは、株目的で近づいたと誤解されたことに気づく。そんな折、ナンジョウの元のマンションを訪ねた母親から住人が変わっていると電話があった。破局を知らない母のため、ナンジョウはもう一度だけ母の前で芝居をしてくれとジエンチンに頼むが…。

ジエンチンへの愛を確信したナンジョウは、彼女のもとへ急ぐ。一方、ジエンチンはインと一緒にサミット会場にいた。2人で花火を見上げながら、かつてナンジョウと花火を見た夜を思い出すジエンチン。あの日、ナンジョウは自分に告白しようとしたのではないか…と、つい考えてしまう。そんなジエンチンに対し、インは「君が好きだ」と愛を告白し、優しく抱きしめる。しかし、ちょうどそこにナンジョウが現れ、２人の姿を目撃してしまい…。

旅行会社で働くシエ・ティエンディは、祭司を務める祖母の影響でとても信心深かった。そんなティエンディは、困った時は神に助けを求める歌を歌った。すると不思議なことに、状況が良くなるのだ。これはティエンディの守護神、雨神（オラド）のおかげだった。雨神は人間界において創造主を代行する者で、神々を人間界から撤退させようとしていた。

ティエンディ（ティエンディ）は、隣に暮らす陳（チェン）姉妹の妹が行方不明になったことを知る。心配したティエンディはいつもの歌を歌い、まもなく妹は見つかる。しかし翌日、そのことを姉のアイティンに話すが、彼女は覚えていなかった。一方雨神（オラド）は、人間界からの撤退を知恵の神、李溥輝（リー・プーフイ）に伝えていた。

酒を飲み、酔いつぶれたティエンディ（ティエンディ）が目を覚ますと、部屋の中には一人の男性が。それは同じく深酒をした雨神（オラド）だった。雨神は、ティエンディに自分の姿が見えていることに驚く。また、ティエンディと雨神は、不思議な力を持つ“記憶の櫛”を取り合い、そして折ってしまう。すると、ティエンディは今まで見たこともない光景の中に入ってしまう。

自分が死ぬ運命だと知ったティエンディ（ティエンディ）は、なんとかその運命を変えようと考える。そこで事故に遭うとされている台北を離れ、仕事で台東のツアーに参加することに。台東は、ティエンディが子供の頃祖母と過ごした場所でもあった。ツアーの夕食時、ティエンディがホテルに連絡しているとそこで偶然祖母を見かけ、ティエンディはとっさに追いかけるが…。

ティエンディ（ティエンディ）は雨神（オラド）の神の力を取り戻すため、創造主（カカラヤン）と繋がる儀式を行う。儀式の中で、ティエンディは不思議な光景を目にし、雨神はそれは“時の幻影”だと考える。そこで見た場所を探し始めた雨神とティエンディ。そして、その地で出会ったのは、原生地（ピノカヤン）に戻ったはずの溥輝（プーフイ）だった。

いよいよ神々の撤退の日を迎える。集められた神霊（カワス）達は、風の神、風神（ファリ）の指示のもと、原生地（ピノカヤン）へと続く扉をくぐって行った。一方、運命が変えられないと悟ったティエンディ（ティエンディ）は、雨神（オラド）から自分がどのように死ぬのかを聞き出す。未来を知ったティエンディは、予定通り自分が亡くなる現場へ向かう。

交通事故に遭ったティエンディ（ティエンディ）を目の前にした雨神（オラド）は、創造主の計画に背いて、ティエンディを助けてしまう。それにより雨神は神の力を失い、“時の幻影”も見えなくなってしまう。そんな雨神だったが、なぜか離れたティエンディの呼ぶ声は聞く事ができた。また、自然界では温泉が枯れ、梅雨前線が消えるという異常事態が起きていた。

人間界で出会った陳（チェン）姉妹の世話をしていたサンゴの神、珊瑚（ラカ）。雲霧の神 雲神（トエム）は、珊瑚が姉妹を思う気持ちを利用しようと考える。一方、ティエンディ（ティエンディ）は自分のせいで雨神（オラド）が神の力を失ったと思い責任を感じる。今まで幸運があったのも雨神のおかげだと分かり、しばらく彼の面倒を見ることに。

雲神（トエム）はティエンディ（ティエンディ）に危害を与えるふりをし、雨神（オラド）を挑発する。ティエンディが心配な雨神は、常にティエンディと行動を共にするように。ついにはティエンディの職場まで付いて行き、ビジネスパートナーだと会社のメンバーにウソを付く。一方、珊瑚（ラカ）が愛する陳（チェン）姉妹の姉の目が突然見えなくなってしまう。

ティエンディ（ティエンディ）は雨神（オラド）の神の力を取り戻すため、創造主（カカラヤン）と繋がる儀式を行う。儀式の中で、ティエンディは不思議な光景を目にし、雨神はそれは“時の幻影”だと考える。そこで見た場所を探し始めた雨神とティエンディ。そして、その地で出会ったのは、原生地（ピノカヤン）に戻ったはずの溥輝（プーフイ）だった。

巴奈（バナイ）を一人の女性が訪ねてくる。それは、陳アイティン（チェン・アイティン）の母親だった。彼女は、アイティンの目が突然見えなくなり、治してほしいと訴える。巴奈は自分はもう祭司ではないと断るが、アイティンを知るティエンディ（ティエンディ）は、自分が治すと申し出る。一方、雨神（オラド）は訪ねてきた女性が母親ではないと疑う。

珊瑚（ラカ）はアイティンの失明の原因は雲神（トエム）だと考える。雲神の元に向かった珊瑚だったが、現れた風神（ファリ）によって消されてしまう。風神はその後、雨神（オラド）の上司のふりをして、ティエンディ（ティエンディ）と雨神の前に現れる。理由を問う雨神に対し、風神はティエンディに予定通りの運命をたどらせるよう命ずる。

ティエンディ（ティエンディ）は、以前風神（ファリ）によって雨神（オラド）の記憶を消されたことを思い出す。しかし、消された理由までは思い出せない。ある日、ティエンディは偶然元彼に会い食事をすることに。それを知った雨神はその場に乗り込み、二人はケンカをしてしまう。そんな中、ティエンディはあることで雨神に対し抱いていた気持ちを思い出す。

突然現れた雲神（トエム）から逃れようと、ティエンディ（ティエンディ）は雨神（オラド）と共に瞬間移動する。しかもティエンディは“時の幻影”を見る。なぜティエンディにそのような力がついたのか疑問に思った雨神は、溥輝（プーフイ）を探し出し理由を探る。そんな中、再び風神（ファリ）がティエンディたちの前に現れ、ティエンディを心臓病を患っている少女の元へ連れて行く。

ほうぎょくはぶんぎょうに、馮夕（ふうせき）の武器横流しの証拠をつかむよう依頼。一方、馮夕は馮府の庭園を改修し“月（げつ）園”と名づける。これまで馮府の奥向きは語柔（ごじゅう）が取り仕切ってきたが、冬月（とうげつ）こそが女主人であることを示すための配慮だった。馮夕と冬月は馮府で穏やかに暮らすことを誓い合う。ほうぎょくは2人のむつまじさを伝える「京都（けいと）雑談」の記事に傷つき…。

父親であるぶんぎょうが、愛する馮夕を狙っていると知った冬月。ぶんぎょうの屋敷を訪ねて手を引くよう説得を試みるも拒絶される。冬月を冷淡に追い返したぶんぎょうだが、彼女が亡き妻のことを語ったことが心に引っかかるのだった。一方、冬月が夜遅くにぶんぎょうを訪ねたと知った馮夕は激しく嫉妬。ぶんぎょうとの関係を問い詰めるが、冬月から真実を伝えられ…。

父親の言うことを聞かず部屋に閉じ込められた聞心（ぶんしん）だが、彼女の苦しみを察知した冬月によって救われる。その後、馮夕と凧（たこ）揚げをする約束をし、街の甘味店で彼を待つ冬月と聞心。しかし、いつまで待っても馮夕は現れず、約束をすっぽかされてしまう。翌日、約束を破ったことを非難する冬月だが、馮夕は約束自体を忘れているようで…。