民の生活に興味を抱いた貞明公主と永昌大君は王宮を抜け出すが、王宮を出たことがない二人は町でひどい目に遭う。

ジュウォンとイヌが婿候補の上がる中、イヌはジュウォンに貞明公主が好きだと明かし、自分が夫になると宣言する。

ある日、矢文が刺さった羊の死骸が玉座の上に吊るされていた。矢文には「今の国王は王座の真の主ではない」という一文と共に…。

ゲシが貞明公主と永昌大君を殺すように指示したという言葉に逆上する光海君。ゲシに向かって刀を揺り上げた時…。

ドッキョンの家を訪れた光海君は宣祖の「検死日誌」を発見する。なぜ先王の「検死日誌」を持っているのかを問うと、ドッキョンは…。

光海君は、ドッキョンに先王毒殺の件を知らせたのはナム・サゴの予言を教えてきた者だと知り説得を試みるが…。

マルノは、江戸に出て商売をしようと考えていたが、近々江戸に朝鮮通信使が来ると聞いたファイは自分も行くと言い出す。

ファイは江戸で偶然再会したジュウォンが火器都監の役人として光海君に仕えていることを知り、複雑な思いを抱く。

イダチとの交渉を無事に終えたファイとジュウォンは、闇取引をするため渡し場へ行く。

王を脅かす者の手がかりだけでなく、硫黄まで手に入れた光海君は、ホ・ギュンを朝廷に呼び寄せて、ある計画を実行しようとしていた。

ジュウォンは硫黄に製錬技術を習得したファイを火器都監で働けるようにするという約束をしていた。

ファイはついに光海君と再会する。光海君は挑戦的な態度を取る正体不明のファイを怪しむが…。

ファイが触った釜から吹き出す怪しい蒸気のせいで次々と職人が倒れ、死者が出る。火器都監の新たな提調となったホン・ヨンは…。

火器都監から逃げたファイは、都で唯一頼れるイヌに協力を求める。硫黄長のヨンブと煙硝長のボンスにも力を貸してほしいと頼みに行く。

光海君が自分のことを知っていたというファイの証言により、尋問は一時中断される。

火器都監に戻り必死に数珠を捜すファイの前に、突如ゲシが現れ、光海君が呼んでいると告げる。

ホ・ギュンは、イヌの知り合いがなくした数珠と、慶運宮の門番がゲシに報告していた数珠が同じものだと気づく。

約束の日、ファイが慶運宮を訪ねるも仁穆大妃は何者かの書状を受け取り、出かけた後だった。

イヌに正体を知られた貞明公主は、謀反の濡れ衣を着せられた仁穆大妃を救いに行こうとするが…。

光海君の前に女の姿で現れたファイは、母を救うため、正体を明かし、取引を持ちかける。

ジュウォンは貞明公主をかばって刺客に斬られるが、一命をとりとめる。貞明公主は、この件を自分の力で解決したいと光海君に伝え…。

貞明公主は、火器都監の火薬もろとも光海君を吹き飛ばすのがホ・ギュンの本当の計画だと知り、火薬倉庫へ向かい爆発を止めようとする。

光海君は、イヌがジュソンを告発したことをほのめかす。一方、爆発を止めて負傷した貞明公主は、光海君の計らいで御医から治療を受ける。

光海君は、またしても貞明公主の毒殺を企てたゲシを捕らえ、王宮から追放する。

貞明公主は光海君を訪ね、硫黄職人として火器都監に残って国に尽くすと告げる。間もなくして後金が明を攻撃し…。

ジュウォンは後金や明の戦況に関する情報を得るため奔走していた。ジャギョンから倭国の商人イダチが朝鮮に来ていると聞き…。

光海君は民の前で事実を説明しようと決心するが、ジュソンは、綾陽君がどこまで使えるか見極めるため、金を使って民を動かす。

周囲の反対を押し切り、戦地に赴くことを決めた貞明公主。ジュウォンは貞明公主を守り抜くと光海君に約束する。

貞明公主はジュウォンを捜しに行くが、光海君が王座をかけて火器都監の職人と兵を守るための王命を下したことを知ってしまう。

戦地では、ジュウォンの全軍で鳥銃部隊を援護するという戦術が功を奏し、勝利を収める。