ムヒョクはユ議員を呼び出し、スアを殺した真犯人がボムジンであると告げる。ボムジンは、父とスアの関係がいずれ世間に知られ、我が身の汚点となることを恐れてスアを殺したのだった。しかし、確たる証拠があるわけではない。そこでムヒョクは、イ所長を利用して弁護士資格を取り戻したあと記者会見を開き、とうとう真相の暴露に踏み切る。

ハンスはカン記者を通じてメディアにスアの日記帳を公表し、改めて無罪を主張する。窮地に陥ったユ議員は会見を開いて疑惑を否定するが、ムヒョクは殺人事件の犯人としてボムジンを名指しし、さらにヤン次長検事の汚職を暴露する。一方高校では、憤ったギフンがボムジンを問い詰めるが、ボムジンはこれまで見せたことのない態度に出て…。

ムヒョクに世論を支配され追い詰められたユ議員は、イ事務長の殺害や事件現場の偽装を指示したオ警部補に全ての罪を負わせようとする。しかし、自首したオ警部補は事実を告白した。娘の命を引き合いに脅迫されていたオ警部を、ムヒョクが先回りして説得していたのだ。ユ議員逮捕の手続きが進む中、イ所長のもとにユ議員から連絡が入る…。

いよいよ裁判が始まった。ユ議員は罪を犯した息子を守るためにテソクを殺害する指示を出したと証言するが、そこにボムジンが現れる。ボムジンは父の証言を否定すると、事件の日にスアの家に行っていないと断言して無実を訴える。ムヒョクはそこへ最後の切り札となる証拠を提出する。それは、スアの部屋にあった隠しカメラの映像だった…。

トラックとの衝突事故の知らせを聞いて病院へ駆けつけたミンジュン。ヘラが無事だったことに安堵するも、事故の背後にＦＢ生命がいることを直感する。そして、ウネとヒョンソンも自首したトラックの運転手がハッピークレジットの人間であることを知り、本格的な捜査に乗り出すが…。

事故が起きた時に近くを走っていた車のドライブレコーダーの映像を入手すべく、ウネとヒョンソンは奮闘する。一方、ＦＢＣニュースから番組のゲストとして呼ばれたヘラは、番組で真実を暴露しようとする。ヘラは事故当時、車に同乗していた被害者を訪ね、証言するよう頼むが…。

キム会長はガオンをカナダから連れ戻させ、ヘラに親権と養育権を譲るよう迫る。納得できないヘラはキム会長と話をするが、ガオンが苦しんでいたと知り愕然とする。そんな中、テオンはＦＢＣを訪ね、記者のジュヨンにＦＢグループの自省すべき問題を報道するよう頼もうとするが…。

ジュヨンはテオンに、ヘラが集めた資料を報道しキム会長から会長の座を奪う対価として、自分を局長にしてほしいと取り引きを持ちかける。そして、報道したことでＦＢ生命への抗議があとを絶たず、キム会長への責任問題が問われる事態となる。キム会長は急遽、記者会見を開き…。

ヘラはカン社長の元へ行き、その姿を暴露するが逃げられてしまう。一方、キム会長に呼び出されたテオン。持ち株会社への移行を機にグループ全体の組織構造改革をするべく、２年間、中国の市場を視察しに行くよう言われる。テオンは邪魔をしてくるミンジュンに仕返ししようと考えるが…。

ガオンがキム会長の息子だと知ったテオンは、11年前に処理できなかったカン社長を責め、ヘラとミンジュンを始末するように指示する。そして、カン社長は２人の命を狙い、クサン企画の仲間たちを追う。一方、テオンはガオンに会いに行く。キム会長はガオンが消えたと報告を受け…。

ヘラはキム会長とテオンの前で11年前の火災事故について話す。火災事故にテオンが関わってると疑うキム会長は調査を始め、テオンはヘラたちを始末するよう再度カン社長に指示する。そんな中、ヘラから本当の気持ちを聞いたミンジュンは、ヘラに自分の正体を明かそうとするが…。

キム会長に火災事故のことを知られ、焦るカン社長とチェ課長。チェ課長はヒョンソンを脅し、ヒョンソンはミンジュンの事務室に忍び込んで資料を盗もうとする。一方、ク社長から電話を受けたウネ。電話の向こうにカン社長がいることを知ったウネは急いでク社長の元へ向かうが…。

ミンジュンに利用されていたことを知ったヘラ。そして、ミンジュンはク社長を通じて、ヘラとイヒョンの間で何があったのかを知り困惑する。そんな中、ミンジュンがヘラに近づいた理由を知ったウネとヒョンソンは強い裏切りを感じるが、２人の過去を聞き、復讐に協力すると決める。

ヘラに会おうと、家を抜け出しクサン企画を訪ねたガオン。再会を果たした２人の前に警察が押しかけ、ヘラは緊急逮捕されてしまう。ガオンはミンジュンに涙ながらにヘラを助けてほしいと懇願する。ミンジュンはキム会長にガオンの心を察するべきだと話し、ヘラは無事に釈放される。

キム会長が検察に召喚され、それに追い討ちをかけるように11年前の船舶沈没事故の件がテレビで報道される。そして、ミンジュンはキム会長を取り調べ、沈没事故の責任を問おうとする。さらにミンジュンは保険外交員がＦＢ生命を訴えた告訴状を用意し、心理的に追い込もうとする。

カン社長の意識が戻ったという知らせを聞き、病院へ向かうミンジュン。カン社長は最期にイヒョンに関する衝撃的な事実を口にする。一方、キム会長はガオンと親戚の家へ向かうが、事故を起こし病院へと搬送される。ヘラとミンジュンは病院へ向かうが、テオンと鉢合わせしてしまい…。

誰かがブレーキを故障させたと分かり、チェ課長に会いに行ったヘラとミンジュン。テオンがチェ課長を消して証拠を隠滅するつもりだと話す。そして、一緒に手を組み、テオンに罪を償わせようと話を持ちかける。そんな中、事故当時、車に同乗していたコ秘書が目を覚まし…。

テオンはキム会長とガオンをＦＢグループが運営する病院に連れていき、外部との接触を遮断する。何とか盗聴器を仕掛け、ヘラたちはテオンの驚くべき非道な計画を知る。その計画を止めるため、ヘラたちは一丸となってガオンの救出を試みる。すべてうまくいってるかのように見えたが…。

ウネとヒョンソンとドユンはガオンを守るため必死に戦う。しかし、警察はウネたちを逮捕するのだった。そして、テオンはガオンたちの始末を命じ、ヘラたちは絶体絶命の状況に追い込まれる。その時、一発の銃声が鳴り響きミンジュンとチャン検事たちが現れる。テオンは逮捕されるが…。

テオンはヘラに襲い掛かり、ミンジュンはヘラをかばって刺されてしまう。そんな中、テオンが心神衰弱状態だったとして鑑定書が提出される。テオンは犯行当時に精神疾患が再発したと主張し、裁判所の判決に世間の注目が集まる。そして、ついにテオンに判決が言い渡されるが…。

３組がチェックインを済ませたユンステイ。送迎から客室の案内まで担当するウシクは、生まれ持ったコミュニケーション能力で客との距離を縮める。ヨジョンも１組ずつ挨拶しながら周り、客との会話に花を咲かせる。一方 夕食の時間が迫る中、料理の仕込みに手間取るユミとソジュン。初めてのことだらけで てんやわんやのユンステイは、無事にお客様に食事を提供できるのか。

営業２日目を迎えたユンステイ。宿泊客が食事処に集まり、いよいよ朝食時間がスタート。ユミが手間ひまかけて作ったカボチャ粥は大好評で、餃子スープも最後まで飲み干すほどの好評ぶり。あっという間に半日が過ぎ、宿泊客が入れ替わる時間。予定より早い来客に動揺したソジンはウシクを捜す。もはやユンステイは、ウシクなしでは回らないようだ。次はどんなお客様に出会えるのだろうか。

２回目となる夕食時間がスタートし、食事処に続々と料理が並ぶ。前日より余裕のある厨房と、絶品料理にほっぺたが落ちそうなお客様たち。早めに仕事を切り上げられた５人は、夜ご飯に求礼産の韓牛を食べることに。１日を無事に終えたユンステイだったが、翌日は水が出なくなるハプニングが発生。そしてこの後のチェックイン客は11人。果たしてユンステイはどんな３日目を迎えるのか。

３日目のお昼過ぎ、11人のお客様が同時間帯に押し寄せたユンステイ。ウシクは客室の案内、ヨジョンはチェックイン業務に大忙しだ。そしてユミとソジュンも急ピッチで夕食の仕込みを進めるが、ソース作りがうまくいかず、しまいには幻聴まで聞こえ始める。全員が客数の多さに動揺しているが、それでもヨジョンはお客様一人ひとりの名前を必死に覚え、温かいおもてなしの心を忘れずにいた。

大忙しの夕食時間を終え、５人も遅めのまかないタイム。疲れた身体に美味しいご飯がしみる。翌朝、お客様たちはユミが初めて作った栗ミルク粥をきれいに平らげ、ウシクを中心に中庭で話に花を咲かせる。こうして秋の営業が終わり、ユンステイに冬が訪れた。メニューを一新して新しいスタートを切ったユンステイだが、営業前日 最後の料理練習でトラブルが続き、冬の営業取りやめの危機が…？

冬の営業初日。チェックインを開始して間もなく、お客様が一気にユンステイを訪れる。ウシクはチェックイン済みのお客様を客室へと連れて行くが、案内する予定だった客室を通り過ぎてしまい、混乱を極める接客部。一方 前日の料理練習で失敗続きだった料理部は、夕食に向け順調に準備を進めていく。メニューを一新し再スタートを切ったユンステイには、どんな夜が待っているのだろうか。

新メニューはどれもお客様から絶賛の嵐だったが、デザート担当のソジンはワッフルを二度も焦がしてしまい大ピンチ。そんなソジンの足のサイズは３年で１.５センチも縮んだ…？仕事終わりの美味しいご飯と弾む会話が疲れたメンバーの心と体を癒やす。そして翌日の朝。６時に起床し小豆を煮始めるユミ。夕食メニュー同様、朝食メニューも新しくなったユンステイ。お客様は喜んでくれるだろうか。

営業２日目。13人のチェックイン後 穏やかな時間が流れる管理棟に、客室から１本の電話が鳴り響く。のどかなユンステイに一体 何が？そして深刻な雰囲気の厨房。なぜなら今日の宿泊者にはアレルギー持ちや菜食主義者が多く、いつも以上に注意を払う必要があるからだ。オーダー担当のヨジョンは客の特記事項を入念にチェック。一方 デザート担当のソジンは新しいワッフル作りに挑戦する。

今回の夕食はいつも以上に気を使うことが多かったが、どの料理も大好評に終わった。そして４人がまかないのチキンを食べる中、１人だけラーメンを頬張るヨジョン。普段はあまり食べないというが、ソジュンが作るラーメンは絶品らしい。そんな中 始まった新造語クイズで５人は一日の幕を閉じ、ユミとソジュンは翌日も早起き。昨日が誕生日だったというお客様にあるプレゼントを準備する。

冬の営業最後のお客様を迎え入れるユンステイ。最初に到着したお客様に厨房のユミとソジュンもご挨拶。国外からも大人気のソジュンは、一瞬で女性客の心を射止める。そしてウシクとヨジョンはお客様を客室へと案内するが、今回の案内が初めてとなるヨジョンに思わぬハプニングが。一方のソジンも、ラウンジの薪ストーブへの点火を試みるがうまくいかない。２人のもとへ現れた助っ人とは…？