時は進み、2012年大晦日、７年ぶりに麻薬密売の現場で再会したジュニョンとヨンジェ。その後、トラブルを起こしたヨンジェに呼び出されたジュニョンは、７年前のことを何とも思っていないようなヨンジェに憤慨し、酒をあおってしまう。酔いつぶれたジュニョンが目を覚ました場所は…。

７年前ヨンジェから一方的に振られた理由をようやく知ったジュニョン。何も知らなかったことにヨンジェへの申し訳なさが募り、ヨンジェの元へ走って会いに行く。そこで２人はお互いの気持ちを確かめ、よりを戻すことに。そんなある日、２人はデートをしようと待ち合わせするが…。

ジュニョンの家でいい雰囲気になっていたジュニョンとヨンジェ。そんな中、遅く帰ってくるはずのジュニョンの両親が帰宅し、急いで隠れたヨンジェだが…。一方、結婚相手探しに奮闘するが、どれもうまくいかないジュラン。高額な会費を払い結婚相談所に登録し、初デートに挑む。

ヘアデザイナーのヨンジェがほかの男の髪を洗わないと約束していたにもかかわらず、ヨンジェがホチョルの髪を洗っている現場を目撃したジュニョン。同僚たちに相談するが、より不安になりある行動に出る。そんな中、ヨンジェは大事な書類が入ったバッグを駅に置き忘れてしまう。

ショーの準備で疲れていたヨンジェは、車の中で何気なく“海が見たい”とつぶやく。その一言を聞いたジュニョンはヨンジェが寝ている隙に海へ連れていく。そんなジュニョンの気遣いのおかげもあり、ショーは大成功に終わるが、ジュニョンは思いもよらぬ現場を目の当たりにし…。

ヨンジェはスネているジュニョンを理解し、自分から歩み寄ろうとジュニョンの家にサムギョプサルを買っていき、ジュニョンの家族と楽しい時間を過ごす。しかし、帰り際に些細なことからまたケンカしてしまう。そんな気まずい雰囲気の中、ヨンジェの誕生日当日を迎え…。

ホチョルと食事の席を共にしたジュニョン。ホチョルの前で強がり、苦手なトウガラシを食べて気絶してしまう。意識を取り戻したジュニョンは、後日ヨンジェの家へ行きスジェと酒を飲み…。一方、元妻と再会したホチョル。元妻から共通の知人の結婚式に恋人と行く話をされ…。

雑誌のインタビュー当日、ヨンジェが寝坊したことを知ったジュニョン。急いでヨンジェの元へ行き、撮影場所までバイクで送り届けてあげる。そんなジュニョンの優しさに“ジュニョンの前では自分が特別な存在になる”とヨンジェは幸せをかみしめる。そんな中、その雑誌が出来上がり…。

凶悪犯の手がかりをつかんだ強力班。突入の日、犯人グループとの激しい攻防戦で、ジュニョンとセウンはケガを負ってしまい入院するはめに。ジュニョンに気があるセウンはジュニョンの病室を訪れ…。一方、ジュニョンが入院したことを知ったヨンジェは急いで病院へと向かう。

慰められてからジュニョンの妹リウォンが気になってしかたがないサンヒョン。この気持ちをどうしていいか分からず、名前は伏せてジュニョンに恋愛相談をする。一方、なぜかぎくしゃくしていたジュニョンとヨンジェ。お互い今まで幸せだった日々を思い出し…。

大学の後輩たちがリウォンに言い寄ってる姿を見たサンヒョン。嫉妬心に駆られみんなの前でリウォンにキスをし、自分がリウォンの彼氏だと言い放つ。一方、ホチョルから告白され、戸惑うもきっぱり振ったヨンジェ。そんなヨンジェにジュニョンはプロポーズをするが…。

サンヒョンとリウォンがキスをしている姿を見てしまったジュニョン。サンヒョンの女グセを知っているためとっさに殴りかかるが、ジュニョンの両親の反応は…。一方、スジェはシナリオ公募で優勝し、ジュランと喜びを分かち合う。そんなある日、ジュニョンは一大決心をする。

無計画な海外旅行に出かけたジュニョン。寂しい日々を送っていた時、１杯の温かいスープに救われシェフになるという新しい夢を持つ。一方、セウンはジュニョンが忘れられず、日に日に思いを募らせていくばかり。そんなある日、セウンは思い切ってジュニョンに会いに行き…。

料理長の座の提案を受けたジュニョンは、引き受けず韓国へ帰国する。そして念願だった自分の店を持つ。テーブルが１つしかない小さな店だが、客の笑顔を見て幸せをかみしめ、またセウンにプロポーズもし、順風満帆な生活を送っていた。しかしそんなある日、思いもよらぬ客が…。

ジュニョンの結婚報告で家族一同喜ぶ中、サンヒョンはリウォンに自分たちが結婚していないことへの不平をもらす。一方、子どもが車にぶつかりそうになる現場を見たヨンジェ。その車に牛乳パックをぶつけ警察沙汰になってしまう。警察署で再会したジュニョンとヨンジェは…。

ジュニョンとヨンジェが２人でいるところに鉢合わせたセウン。３人で話をし、ヨンジェがカッコいい女性だと憧れる反面、何か心にひっかかるものがあり…。ＣＴ検査の結果、腫瘍が見つかったジュラン。スジェに話を聞いてもらおうと会うが、スジェの無関心な態度に心を痛め…。

素足で買い物に出かけたヨンジェに偶然会ったジュニョン。ヨンジェの大好物の料理を教えに自分の店へ連れていく。自分がそばにいなくても幸せに暮らしてほしいという気持ちからだった。そんなある日、ジュニョンはセウンの実家へ挨拶しに行くが、まだ不安を抱えたセウンは…。

化学療法や放射線治療を経て、後に骨盤のリンパ節と子宮を摘出しなければならなくなったジュラン。涙ながらにそのことをヨンジェに打ち明け、散髪をしてもらう。一方、ヨンジェに警察署の後輩を紹介したセウン。それを知ったジュニョンは初めてセウンをどなりつけ…。

ジュランの病気を知ったスジェ。“逆境に負けない”という花言葉のハナキリンを持ってジュランの元へ会いに行く。一方、両家の顔合わせ前日、ジュニョンの家族は服を買ったりジュニョンの店で食事をするなどお祝いムードであった。しかし、ジュニョンはヨンジェが気がかりで…。

２回目の抗がん剤治療が終わったジュラン。気分転換にスジェとコテージでゆっくりとした時間を過ごす。一方、ジュニョンはセウンの家に行き破談を申し入れる。自分から終止符を打つと言うセウンだが、部屋に戻り１人涙を流す。またジュニョンの家族も破談のことを知り…。

手術当日を迎えたジュラン。ずっと待っているというスジェの応援を力に手術室へ入る。一方、罪悪感に押し潰されそうで苦しむジュニョンは、５年前ヨンジェと行った島を訪れる。かつて仲良くなったおじいさんに会いに行くが、その家には偶然ヨンジェもいて…。

開発1チームに配属されたバンソクは、ロボット掃除機の問題を解決し、スタッフを驚かす。若手チーム長ハン・セグォンは、バンソクをライバル視。センター長の前での試演で掃除機が誤作動を起こしたことで、バンソクを責めたてるが…。一方、ジャヨンのチャンイン事業部人事チーム長への栄転が決まるが、そこは離婚した元夫セグォンと同じ職場だった。

バンソクを嫌ったセグォンは、彼を追いだし畑違いの人事チームに押し込む。憤激するバンソク。一方、ジャヨンも彼に、ここではあなたのできる仕事はないと告げる。バンソクは、試演で使われたロボット掃除機のセンサーが、彼が取り替えたはずの誤作動を起こすものになっていることを発見。セグォンにはめられたことに気づき、バンソクは激怒するが……。

社長の突然の視察に、慌ただしい雰囲気の事業部。セグォンのもとにデモ用ロボット掃除機の写真と、「取り返したければ人事部へ」というバンソクのメールが届く。あわてて駆け付けるセグォン。ハンマーを片手に、なぜ自分を追いだしたか追及するバンソク。セグォンは「偉そうな態度が気に入らない」と答える。バンソクはデモ機にハンマーを振りかざし…。

人事チームの一員となったバンソク。ジャヨンは彼に、毎日1人の社員から苦情を聞き報告することを命じる。渡されたリストにはセグォンの名前もあった。天敵セグォンに仕事の不満を聞くと、バンソクが存在することだと言われる始末。そんな中、開発1チームのロボット掃除機と開発2チームのコードレス掃除機、どちらかの開発を中止することになり…。

モーターチームのカンチーム長がエレベーターで女性社員に取り押さえられた。監視カメラには女性社員の肩を抱くチーム長の姿が…。AA電子から引き抜きの話があるカンチーム長は開き直り謝罪を拒否。一方、引き抜きの話に気づいたセグォンはカンチーム長を脅迫し、開発継続を決めるテストの相手であるコードレス掃除機のモーターに細工をさせる

言葉を翻し謝罪すると言い出したカンチーム長。しかし翌日、部下のユ・ウジョンと共に突然退職届を出す。モーターへの細工に反対するウジョンと言い争うカンチーム長。バンソクがそれを聞き騒ぎとなる。本当のことを話せと迫るバンソク、黙り込むウジョン。AA電子への転職を斡旋してくれたチーム長に、ウジョンは逆らうことができない。

破格の条件で転職させてくれるカンチーム長に感謝するというウジョン。お前には十分な実力がある、チーム長に義理立てする必要はないと諭すバンソク。ジャヨンはテストに通過したければすべて話せとセグォンに迫る。AA電子が欲しい人材はカンチーム長ではなくウジョンで、チーム長は彼を転職させることで多額のインセンティブをもらっていた

本社のノ常務から、正社員の比率を8割から4割に減らせと指示され、頭を抱えるジャヨン。事業部はプロジェクト企画書の提出期限が迫りあわただしい雰囲気だ。提案した企画書すべてが承認され“企画書のレジェンド”と呼ばれるバンソクは、アドバイスを求められ大忙し。開発3チームのオ・ヘミの企画書を偶然目にしたバンソクは、面白い企画と褒めるが……。

バンソクのアドバイスで企画書が通り、喜ぶ同僚たち。しかし自分の企画書が落とされたセグォンはショックを受ける。もう一度だけチャンスをやると言われたセグォンが持ち込んだのはなんとヘミの企画書。チャンイン市に新設予定のマンションに売り込むと自信満々のセグォン。一方、正社員大幅削減の指令に悩んでいたジャヨンはいいアイデアを思いつく。