2020年、イガンの頼みで山に入ったダウォンが行方不明になる。レンジャーらは必死でダウォンを捜すが、血にまみれたダウォンの携帯が発見される。その携帯に録音されていたある人物との会話を聞いたイガンは衝撃を受ける。ダウォンの死亡が確認され、ダウォンがデジンの手袋を握っていたことから、デジンは警察へ連行される。

2019年、智異山ではケーブルカー設置推進の署名活動が行われる。デジンはゲヒに会いに行き、ヤン・グンタクが戻ってきたことを伝える。そして、ゲヒはグンタクに、コムンダリゴル村の一件を忘れたのかと警告する。一方、家に帰ったイガンはムンオクから、不吉なことが起こるのでコムンダリゴルには近づかないよう言われる。

智異山にあった廃村にまつわる動画がネットに上がる。その動画は何者かに追われるようにして途中で切れてしまっていた。配信者を心配したイガンとヒョンジョは山へ捜索に向かうのだが、闇の中で怪しい光につけ回される。一方、偶然ウンスンは配信者を発見するも、配信者は混乱した様子で火の玉を見たと言っていて…。

光に追われ、洞窟に逃げ込んだイガンとヒョンジョは、その洞窟の中で倒れている女性を発見する。低体温症で危険な状態である女性を助けるべく、急いで山を下りようとする２人だったが、何度も同じ道に出てしまい、途方に暮れる。そこへ助けにやってきたグヨンとイルヘが現れる。一方、ヘドン分所に遭難通報が入り…。

2020年、デジンの面会に行ったイガンは、ダウォンが死んだ日にチョンムク谷にいた理由を聞こうとする。そして、デジンからイルヘに会えと言われたイガンは、イルヘを呼び出す。真実を突き止めたいイガンとイルヘは、ダウォンが殺害された日に山にいたグヨンを疑い、証拠を捜しに山へ行こうとグヨンを誘う。３人は山へと向かうが…。

2019年、夏季災害対策のワークショップが開かれ、水害事故を防ぐために細心の注意を払うよう、注意喚起がされる。そんな中、1995年に起きた水害事故の慰霊祭が行われ、そこに飾られていたヘドン村の民間消防隊の写真を見たヒョンジョは、とある疑問を抱く。そして、調べていくうちに思いがけない真実を知ることになる。

智異山の頂上に雲がかかり、集中豪雨が発生する。レンジャーらは取り残された人々を助けるために山へ向かう。イガンが発見した遭難者は1995年の水害の被害者で、自分の両親と一緒に待避所にいた人だった。一方、グヨンから支援の要請があり、出動経験のないヤンソンが取り残された女性を救うため山へ向かう。

1995年の水害で両親を亡くしたイガンは、本当は自分のせいで自殺したのではないかという気持ちが消えないでいた。しかし、イガンは遭難者と話をしているうちに、自分の両親は死ぬために山へ行ったのではないと知る。そんな中、雨も落ち着き、一段落したレンジャーたち。グヨンはヤンソンが救助に向かったことを知り…。

遭難者を助けようとしたヤンソンが水にのまれてしまう。大雨が降る中、必死でヤンソンを捜すグヨンだが撤収命令が下される。同じ頃、イガンの祖母が乗ったバスが橋の倒壊で川に転落してしまう。イガンの祖母がなくなり、イガンが心配で家を訪ねたヒョンジョ。しかし、祖母が死んだのはヒョンジョのせいだと責められ…。

バスが川に転落した経緯を聞いたヒョンジョ。イガンの祖母が亡くなったのは自分のせいだと分かったヒョンジョは、自責の念に駆られ異動を願い出る。犯人の正体を必ず明らかにすると固く決意したヒョンジョは、本格的に調べ始める。そして、コムンダリゴル村が関係していることに気づき、デジンに村が消えた理由を聞くが…。

頭に流れた映像をヒントに犯人を待ち伏せするヒョンジョ。そこに現れたのはソルだったが、ソルはある人物に呼び出されたのだと話す。そして、その人物もコムンダリゴル村の出身だと聞かされる。ヒョンジョはソルの家でコムンダリゴル村で起きたことを聞き出そうとする。ヒョンジョはコムンダリゴル村にいた人たちを訪ねるが…。

2020年、イルヘとグヨンが出動し１人残されてしまったイガン。そんなイガンの前にヒョンジョが現れる。ヒョンジョは犯人が次に人を殺す場所と時間をイガンに伝え、イガンはイルヘとグヨンに、その場所にカメラを設置するよう頼む。半信半疑のイルヘとグヨンだったが、イガンの頼みを受け入れ、２人はカメラを設置しに向かうが…。

ヒョンジョの存在に目を疑いながらもイガンに協力するイルヘとグヨン。３人は1991年にコムンダリゴル村で何が起こったのかを突き止めようとする。その村の出身者で生き残りはソルとウンスンを含めた５人だけ。イガンたちは調査を進めていく。そんな中、ヒョンジョの家族は延命治療の中止を決心する。イガンはその連絡を受け…。

イガンはデジンの面会に行く。イガンは延命治療の中止が決まったことをデジンに告げ、ヒョンジョのためにも協力を頼む。そんな中、イルヘはケーブルカー事業の書類を見つけ、事業に反対していたはずの村の住民たちが全員、賛成していたことを知る。さらにセウクの父親の死因も判明し、少しずつ真実へと向かっていく。

事故を偽装し、山で人を殺し続けた犯人をついに突き止めたイガン。イガンは犯人の家を訪ね問い詰めるも、殺人を犯した証拠がなく、どうすることもできない。諦めきれないイガンは犯人のリュックにＧＰＳ発信機を仕込み、証拠を消しに出かけた犯人のあとを追うことにする。しかし、イルヘとグヨンは犯人を見失ってしまう。

洞窟にあった証拠が燃やされてしまう。どうしても諦めきれないイガンはドローンで洞窟のそばの様子を伺う。時間がない中、デジンはイガンに一緒に山へ行こうと提案する。イガンは山に残されていたヒョンジョの印を見つけ、証拠が眠る場所を探し当てる。警察も総動員で犯人を捜す中、イガンは犯人に襲われてしまい…。

自分を辺境の地に追いやろうとする東城（トンソン）王に対し、ペク・カは怒りを募らせる。一方、ユンは北魏との戦いに勝利して帰還するが…。

再会したユンとチェファ。将来の生活を語り合うふたりだが、そこへ東城（トンソン）王が狩りの最中に襲われたという知らせが入る。

王を暗殺したらユンが黙ってはいないと警告するチェファに対し、ユンもこの謀反を望んでいたはずだと言うペク・カ。