マンシクが解雇されたことを知ったヨルチャンは、社長のジュンスに直談判をしてマンシクを救う。ヨルチャンに新製品の報告書の作成を指示されたタク・ジョンウンとマンシク。しかし、サンジョンから会長用にウソの報告書を作るよう指示されてしまう。異物混入事件もあって落ち込んだ売上の回復を図るため、営業部では「社内購買キャンペーン」を実施することに。これは部員に自社商品の購入を促し、その実績が評価されるものだった。

キャンペーンの順位合戦で１位を独走するマンシク。それを追い越そうと社員たちの自社商品の購入合戦が続く。そんな中、中古サイトで商品が転売されていることが発覚し、ヨルチャンはサンジョンから転売したのは誰か正体を突き止めるよう言われる。キャンペーンの順位争いが加熱する一方、ユンスはメモの筆跡から企画書に悪口を書いていたのはヨルチャンだと確信する。それぞれの思惑も相まって、営業チームの空気も悪くなっていく。

キャンペーンでトラブルが発生し、自宅謹慎を命じられたヨルチャンとテリとユンス。このままでは解雇の可能性もあると危惧したヨルチャンは、マンシクを含めた４人で新商品を開発するため木浦に行くことに。実はヨルチャンは、過去に１度だけ会った「ラーメンの女神」を数年間探し続けていたが、その女性と同じバッグをテリが持っていると知り…。一方、マンシクは旅行のことがジュンスにバレてしまい、状況を報告するよう言われる。

営業部に新しくやってきたチャ・ヨンソク課長の順調な仕事ぶりに、ヨルチャンはこれまでにない危機感を抱く。一方、朝から試食のためにお店を回り、夜な夜な報告書の作成に追われるインターンの３人は、指示をするだけで報告書の作成をしないヨルチャンに不満を募らせる。そんな中、２チームに分かれてお店を回ることになり、ヨルチャンとマンシクは２人で離島に行くことに。しかし、悪天候で戻りの船がキャンセルになってしまう。

島に取り残されたヨルチャンとマンシク。２人で何とか生きながらえる間も、チャ課長の活躍が伝えられ、ヨルチャンは敗北感を味わう。謹慎が解けて職場復帰したヨルチャンは、新商品開発のために部署内で試食会を実施する。しかし、部下が辛いラーメンを食べ続けることに不満をもらしたため、結局は一人で試食を繰り返すが、無理が祟って入院することになってしまう。一方、雨の日にテリと遭遇したヨルチャンは、テリの姿を見て驚く。

退院したヨルチャンはテリと２人で新商品の開発を続け、ついに求めていた味に辿り着く。そして発売された「激辛タコ麺」は大ヒット商品となるが、喜びも束の間、商品の原材料に発がん性物質が含まれていることが発覚する。マンシクは落ち着いて問題の解決に努めようとするが、ヨルチャンはジュンスの仕業ではないかと疑いを持つ。一方、ヨルチャンの机にあったインターンの評価表を目にしたユンスは、夜にヨルチャンを呼び出す。

植物状態で入院中だったコムタン専門店の店主が亡くなり、葬儀に駆けつけたヨルチャン。長い間、自分が原因で店主が自殺したと考えて苦悩してきたヨルチャンだが、マンシクの話を聞いて少し救われた気持ちになる。ジュンスに誤解していたことを謝罪したヨルチャンは、スープの製造会社の訴訟を免れるが、激辛タコ麺の損失を取り戻せなければクビだと言われてしまう。そんな中、会社の前にはテリを待ち伏せする怪しい人物がいた。

テリが激辛タコ麺をやけ食いしている動画が話題になり、その効果で商品の売り上げも急増する。上海支社のチャ本部長の協力もあって中国に輸出も決まり、一安心したヨルチャン。一方でヨルチャンを次期社長に見据える会長と、それを食い止めようとする周囲の動きが活発化し始める。そんな中、マンシクの妻であるコ・ソンニョが突然会社を訪問する。そこで目にしたのは、理事ではなくインターンとして働く夫と、家出した娘の姿だった。

長い間、探し続けてきたラーメンの女神であるテリに告白したヨルチャンだが、マンシクの実の娘だと知って複雑な気持ちになる。一方、インターンの正社員採用評価が実施されることになり、マンシク達はその準備に余念が無い。そんな中、営業部で正社員になれるのは契約社員とインターンの４人の中から１人だけだと判明する。社内ではヨルチャンが常務候補だと噂になり、ジュンスは自分の立場がヨルチャンに奪われそうで気が気でない。

ク・ジャスク専務から会社の不正採用疑惑について聞かされたヨルチャンは、常務候補を辞退すれば記事を止めると持ち掛けられて困惑する。不正採用はジュンスの仕業だと聞いたヨルチャンは、正社員になるために必死な彼らの気持ちを蔑ろにする行為に激怒する。そんな中、マンシクはテリとペアを組んでチーム課題に取り組み、試験当日も無事にプレゼンを終えるが、突然現れた警察に不正採用疑惑の取り調べのため連行されてしまう。

警察の取り調べを受けたテリとユンスは、能力不足のためにインターンとして採用されたと言われてショックを隠せない。ヨルチャンは居ても立っても居られずに警察署に駆け付けるが、そこで予想外の真実を知ることになる。一方、ヨルチャンの常務昇進について資格審査委員会が開かれ、話し合いが進む中、次回は同僚のマンシクから話しを聞くことになる。その頃、インターン３名がいなくなった営業チームは一抹の寂しさを感じていた。

審査委員会でマンシクにヨルチャンについて不利な発言をさせようと目論むジュンスは、マンシクの発言次第でヨルチャンかマンシクのどちらかが会社を去ることになると警告する。翌日、審査委員会に呼ばれたマンシクは、ヨルチャンがパソコンをウイルス感染させてマンシクに罪を着せた事や、コムタン店の店主の事件のことを追及される。一方、一連の事件の黒幕がク専務だと知ったマンシクは、ヨルチャンを守るためにある行動に出る。

マンシクからＳＯＳメールを受け取ったヨルチャンは、常務昇進のための面接中にも関わらず救出しに向かう。無事に常務に昇進したヨルチャンだったが、営業チームの輪に加われないことに寂しさを感じていた。そんな中、正社員採用の合格者が発表になる。一方、イベント業者から賄賂を受け取ったとしてヨルチャンのオフィスに監査チームの捜索が入り、ユンスはイベントの当選者リストを見たオ代理の様子がおかしかったことを思い出す。

テリやユンスの力を借りて事件を解決したヨルチャンは、ジュンス食品の共同代表になることが決まり、逮捕されたク専務は刑務所行きとなる。それからしばらく経ち、契約期間が終わりを迎えたテリとマンシクは、それぞれ今後の身の振り方を模索していた。一方、独立して順風満帆な日々を送っていたかのように思えたヨルチャンに予想だにしない出来事が起きる。ヨルチャンとマンシク、正反対の道を歩み出すように見えた２人だったが…。

ホストと熱い夜を過ごして帰宅したヒラは、息も絶え絶えな夫を発見。夫殺害の容疑をかけられてしまうが、彼女にはアリバイがあり…。

映画監督のジニョンは、音信不通だったサンホから連絡をもらい、会いに行く。ジニョンはサンホから、妻イネの浮気調査を頼まれるが…。

外科医ジフンは、華麗な女性遍歴が自慢だ。魅力的な女性ヘヨンと出会い誘惑するが、逃げられる。数日後、ヘヨン自身から連絡があり…。

7年間の恋愛の末、結婚したヨンフンとジョンイム。安定した暮らしを送っていた二人だったが、隣に越してきた夫妻が気になり始め…。

自分の利益を優先する悪質弁護士のジェサンは元恋人かつ刑事のシオンが担当した事件の被疑者である財閥御曹司の弁護を担当することになる。難しい案件であったが今回も裏から手を回し逃げ切るジェサン。そして今回も裁判を成功させたジェサンに対して事務所の代表は昇進を提案する。そんな中、ホンウ食品の秘書が行方不明になり、ホンウ食品が関与していると感づいたシオンとジェサンは、物流倉庫へと向かう。一方、自分がしてきたことが情けなく感じたジェサンは、改心しようとシオンに電話をかけるが…。

目を覚ましたジェサンの前に自分のことを“あなた”と呼ぶシオンと“パパ”と呼ぶ女の子が現れる。シオンと結婚し、娘を授かったと知りパニックに陥るジェサン。なんとパラレルワールドに吸い込まれていたのだ。そんなジェサンは状況がつかめないまま、パジャマ姿で事務所に出勤する。しかしそこで現実世界で検事だったソンジンが弁護士、ジェサン自身は検事に入れ替わっていることが判明。現実を受け入れらないジェサンだったが、現実世界と共通の事件が起きていることが分かり、異世界で自分の過ちを取り戻そうと考え始める。

ジェサンは現実世界での証拠と推理を働かせながら秘書失踪事件の解決に乗り込む。誘拐されていたヨンジュを救出したジェサンは、ホンウ食品の会長夫人がヨンジュ誘拐を指示し、殺害を企てていたことを証明する。一方、無事に事件が解決し、喜びを隠しきれないシオンを見て彼女との関係を振り返るジェサンだが、未だ現実世界に未練が残っていた。そんな中、視覚障がいを抱える父と暮らすノ・ヨンミの失踪事件が発生する…。

ノ・ヨンミ失踪事件を追っていたジェサンたちだが、ヨンミのものと思われる右手が発見される。その右手があまりにも簡単に発見されたため違和感を覚えたジェサンは、ヨンミの父と義母のチョ・エスクそしてヨンミの3人に共犯の疑いをかける。一方、捜査をしていく中で義母のチョ・エスクは、白金（ペクグム）建設が運営するソナム福祉財団を通じてヨンミ一家に接近したことが判明。その背景には出馬を表明した白金建設の代表、チャン・ドシクが関与していると睨んだジェサンとシオン。

律客（ユルゲク）が法定代理人として出てくることに疑問を感じたジェサンは、裏に何かが隠されていると疑い始める。一方、ジェサンは元サイバー犯罪班に属していたジホを捜査の一員に招き入れる。ジェサンはジホに律客が使用している裏ビジネス拠点をハッキングして、張り込みと盗聴をするように命令を下す。そんな中、新たな手がかりを探していると政治家とソナム福祉財団、そしてチャン・ドシクが臓器売買を行っていると目をつけたシオン。急いで臓器移植が行われている病院へと向かうが…。

シオンの姪、セリンのお墓参りに行ったシオンとジェサン。シオンには腹違いの兄アン・スホが存在し、未だ行方不明だ。その上、娘セリンの殺人罪まで着せられているという事実を初めて知ったジェサン。シオンの過去を初めて知り、この事件を解決したいと考えるが、キム捜査官が目覚めるまであまり時間が残っていないようで…。一方、ノ・ヨンミ失踪事件に関わっていた政治家オ・チウンと義母チョ・エスクが不可解な死を遂げる。そんな中、シオンの兄が容疑者とされている殺人事件と酷似した事件が発生する。

シオンの兄が容疑者とされている事件の手口と似ていることから世間ではアン・スホの再来と言われていた。一方、ジェサンは律客（ユルゲク）からのスカウトをきっかけにシオンに相談もなく検事を辞めると言い出す…。検事を辞め、律客に移ることを決意したジェサンだったが、相談もなく告げられたシオンとぶつかってしまう。そんな中、ヘジョンの変死体が発見された場所は自然保護区域でカメラが設置されていることに気がついたシオンは、カメラを確認し犯人らしき男を発見する。

シオンのもとにアン・スホの件で監察官がやってくる。刑事という立場でしかも腹違いの妹シオンがアン・スホの無実を訴え続けたのに加え、偽証罪と捜査妨害になりかねないというのだ。一方、特捜部は一向にデータを提出しないチャン・ドシクに対し、選挙活動中にドライブレコーダーから映像を盗み出すことにする。そんな中、特捜部は事件の犯人として浮上しているチョ・ホヨンを発見し追いかけるが、自殺されてしまう。さらにその犯人と共犯で児童施設出身のパンジも遺体となって発見される。

ヨンジの正体を暴くために一か八かでネット配信アカウントをハッキングしたジホ。そのおかげでヨンジの悪事が拡散され、特捜部は薬指の母パク・ヨンジの逮捕に成功する。そんな中、銃を持ち出し車で逃走を図ったヨンジは、ジェサンとシオンの娘ボナを誘拐し殺害しようとする。気が動転したジェサンとシオンだが、ヨンジと接点のある建設現場が怪しいと察知し、急行する。駆けつけるとそこには横たわっているボナとハンマーを持つヨンジの姿があり…。

シオンとドンテクはジェサンに内緒で夜中、張り込みをしながらチャン・ドシクとユン・ピルに関する情報を得ようとしていた。一方、ジェサンはドンテクからシオン宛てに送られてきたメールを目にする。そこには「会いたい」と読み取れるようなメッセージが書かれていたのだ。そんな中、娘ボナの友人チェイが無断欠席し、母スッキが亡くなっていることを知った特捜部は、捜査に乗り出す。スッキがユン・ピルが代表を務める製薬会社で働いていた事実をつかみ、会社へ急行するとそこでダソムという女性が浮上する。

スッキが運ばれた病院へ急行する特捜部は、そこで担当医師から意味深い話を耳にする。一方、市長候補のチャン・ドシクは、ユン・ピルに面をつぶされたと怒り狂い、首を絞める。実の息子だと認めたくないチャン・ドシクは、就任式までに新薬開発がうまくいかなければ、ユン・ピルを消すと言い放つ。そんな中、ある手がかりをつかんだジェサンとシオンは劇場へと向かう。そこでスッキがダソムになりすまし、新たな人生を歩もうとしていたことが判明。

シオンが病院に潜入したことを知ったチャン・ドシクは夜中、シオンを山荘へと呼び出し監禁する。ジェサンはシオンが隣にいないことを不審に思い、位置追跡をしてシオンを助けに向かうが、気がつくとそこは病院だった。ジェサンはパラレルワールドから現実世界に戻ってきたのだった。そんな中、ジェサンの後輩ジホはイ記者から山荘で遺体が発見されたという電話を受ける。シオンが危ないと察知したジェサンは、急いで山荘へと向かうがそこで発見されたのは…。