マ代表とマネージャーのドゥホが突然亡くなり、頼る人がいなくなったコットンキャンディーは絶望感に苦しむ。そしてジェナは全てを諦めてしまうのだった。一方、スターピースには新代表が着任した。ジェヒョクはマ代表が結論を出せずにいたコットンキャンディーの処遇を決めるため、会議を開く。マ代表がもう一度チャンスを与えようとしていたと聞いたジェヒョクは、コットンキャンディーに意外な提案をする。

事務所からの契約破棄を防ぐために、ジェナはありえないことを言い出す。怒るジェヒョクに対して、ジェナはどうせ私たちに明日はないのだからと大胆にも立ち向かう。コットンキャンディーの解散を巡って激しく葛藤するジェナとジェヒョク。一方、ジハンはジェナの突発的な行動を理解することができないでいた。自分でも何だか分からない感情が湧いてくるジハン。短期間の同盟を結んだジェナとジハンの関係はこじれてしまうが…

編曲で時間を引っ張ってリリースできなくするというプロデューサーのピヨンの策略にはまり、貴重な時間を無駄にしてしまったコットンキャンディー。メンバーたちは予想していなかった挫折に気力を失ってしまう。ジェナはジェヒョクが糸を引いていたという事実に失望し、少し近づいたかに見えた２人の関係はまた遠ざかってしまう。コットンキャンディーは、急いで新しいプロデューサーを見つけなければならない状況に置かれるのだった。

ピヨンに代わる新しいプロデューサーとしてトロイを選んだジェナ。しかしトロイは自分がプロデュースを引き受ける条件として、エルを連れてこいと要求するのだった。引き受けてもらうのは難しいと分かりつつも、エルの元を訪ねることにしたジェナ。一方、コットンキャンディーはマーズとのコラボステージの準備に拍車をかけ本番も目前に迫っていた。そんな中ジェナは、ピヨンから衝撃的な話を聞かされる。

トロイがエルに何をさせたのか全ての事実を知ったジェナは、マーズとのコラボ公演を諦めエルと共にキラーのステージにバックダンサーとして参加すると宣言した。コラボ公演を辞退すると伝えられ怒ったジェヒョクだったが、コットンキャンディーに対して新たな選択肢を提示する。その後、思いがけないニュース記事のせいでコットンキャンディーは再び窮地に立たされることになるのだが…

マーズのユニットの新曲を聴き、自分が作った曲だと言うジェナ。混乱するも、その確信があった。ジェナが投げかけた疑念の火種はだんだんと広まっていき、この事態を知ったピヨンはむしろ自分が盗作されたのだと激怒する。ジェヒョクは両者の仲裁に乗り出し、最悪の結末を防ぐために事態の収拾を図る。苦しい選択を迫られたコットンキャンディー。岐路に立たされた彼女たちの選択とは？

真実を確認しショックを受けたジハンは忽然と姿を消してしまう。ユン室長を通じて事件の真相を把握したジェヒョクは、いなくなったジハンを捜す。事件の真相を知らないコットンキャンディーは、曲を守るために動き出す。そのことによってマーズのファンクラブであるカラーはデモを行うと同時にコットンキャンディーの寮の前に集まってくるのだった。そんな中、ジェナにうれしい電話がかかってくる。

ジハンがトロイとの共同プロデューサーとして新曲に参加し、本格的にカムバックの準備を始めたコットンキャンディー。初めてのサイン会を開催するなど、コットンキャンディーの人気も上昇気流に乗ってきた。そんな中ステラに迫る黒い影はだんだん大きくなっていき、ついにはステラを追い詰めることとなる。一方、ヒョンジは念願の歌番組のステージに立ったもののなぜかメンバーが１人足りないという不吉な夢を見たのだった。

新曲のリリース日が近づき、準備を進めるコットンキャンディー。そんな中、盗作騒動でスターピースを追われたピヨンは、いろいろな場所で酔いつぶれたり事務所に乗り込んできたりと廃人のようになってしまった。ヒョンジは、おばあちゃんに歌番組の出演に合わせてソウルに来てほしいとお願いするも素っ気なく断られるのだった。果たしてコットンキャンディーは無事に歌番組のステージに上がり１位になることはできるのだろうか。

コスメ会社の代表を務めるチェリンは、男性モデルのサバイバルオーディション番組のメンターを務めることに。元サッカー選手のスンフンが応募してきたが、チェリンたち審査員は30歳という年齢がネックだと言って興味を示さない。別居中の妻ダソムから、姉と一緒に家を追い出されそうになったスンフンは生活が厳しく仕事をかけもちして働いていた。そんな中、偶然、雨の中で働くスンフンの姿を見かけたチェリンは…

スンフンの可能性を見抜きメンターになることを決めたチェリン。お金に糸目はつけないと支援を約束し、カメラマンのソヌや友人ジュアらを起用してスンフンを育てていく。美しく華やかで富も名誉も持つチェリンに惹かれながら成功を夢みるスンフンだが、妻子の存在を隠していたことをチェリンに知られてしまう。そんな中、チェリンは若い頃からスポンサーとして世話になっているパク会長に別れを告げようとする。

チェリンに誘われ関係を結ぶスンフン。朝帰りすると、ダソムが難病のジニョンをアメリカに連れていき治療を受けさせる気だと知る。焦ったスンフンはチェリンの元に駆け付け、自分がジニョンを助けたいので力を貸してほしいと頼み込む。そこでスンフンはチェリンの会社と契約を結ぶが、違約金は契約金の５倍という法外な条件だった。チェリンはガンヒョンを使ってダソムの調査を始めるが、ダソムの背後にはデビッドがいた。

スンフンはついにモデルオーディションで優勝する。実はチェリンが裏で手を回し、デビッドに手を引かせたのだった。ジニョンとダソムの渡米が決まるが、チェリンがダソムに離婚を条件にしたことを知ったスンフンは憤る。一時は復縁も考えるが、もう後戻りはできないと悟る。ダソムもチェリンの介入を不快に思うが、自分は子供の父親ではなくスンフンという男が欲しいのだと言われ返す言葉がなかった。

チェリンに結婚しようと言われたスンフンは戸惑いながらも、のし上がるチャンスを逃さないためにもと決心し、チェリンの家で同居を始める。しかしチェリンの弟ユミンから激しく拒絶されてしまう。ジニョンのアメリカでの手術のことも気掛かりでひとときも心が休まらないスンフン。一方、チェリンは買収したセハンビューティーの社長の息子がソヌだと知って驚くが、何とか自分の味方につけようと動きだす。

結婚の代償としてパク会長から会社代表の座を追われそうなチェリンは、マダムに助けを求める。マダムはスポンサーを乗り換えればいいと提案し、チェリンに関心を持つキム議員を紹介する。そのころ、ソヌは父親の事故の真相を知るべくガンヒョンを雇って調べを進めていた。一方、スンフンは自分の選択が間違っていなかったかと悔いるようになっていた。そんな時、イ会長が接近し、自分が実業家に育ててやると持ちかけるが…

チェリンにパク会長というスポンサーがいることを知りショックを受けたスンフンは、ソヌとチェリンの仲も疑うようになり孤独を深めていく。そしてお金を稼ぐことだけを考えようと、イ会長の提案を受け入れることを決めて芸能界引退を発表し会社の代表に就任する。チェリンは自分の座を守るため、マダムに勧められパク会長からキム議員に乗り換えることを考える一方、ソヌにも一緒に会社を育てようと持ちかけるが…

スンフンのビジネスは順調に見え、チェリンとの仲はますます冷え込んでいく。チェリンはひそかにガンヒョンを使ってスンフンのビジネスとイ会長の裏の動きを追っていた。一方、ジナの急逝にショックを受けたソヌは真相を突き止めることを改めて心に誓う。チェリンを追い詰めようとするが様子がおかしいことに気付いたソヌは、チェリンの主治医のドクター・オから彼女は精神を病んでいて治療を続けていると知らされる。

行方をくらませていたスンフンだが、ガンヒョンと再会し、ホストクラブで働くようになる。客として訪れたミンジと深い仲になり貢がせながら、再びはい上がることを心に誓っていた。デビッドからの援助だけでは生活に困っていたダソムはひょんなことからマダムと知り合い、スポンサーが１人しかいないのはもったいないと言われて揺れ動く。そのころジナの死を不審に思っていたソヌはデビッドが怪しいと気付く。

ジナの死の真相を暴いたチェリンとソヌは互いに好意を抱くようになっていた。パク会長は何とかデビッドを救おうと画策し２人に接触するが、思うようにいかずいら立つ。２人の関係についても強く反対するが、チェリンは何としてもソヌを手に入れようと思いを強くするのだった。脳死状態だった父ヨンソクが他界し、ぼう然とするソヌをチェリンは懸命に支える。一方、スンフンはモデル業に復帰することを決めるが…

ソヌはパク会長が実の父親だと知らされ、大きなショックを受ける。ぼう然自失のソヌをいたわりながら、チェリンは本心を打ち明けてもらえたと喜びを感じる。そんなチェリンに隠し事はないかと尋ねるソヌだが、チェリンは何もないと答える。ソヌはチェリンを守るために結婚することを決意するが、スンフンはチェリンにだまされていると忠告するのだった。そのころ、ダソムはマイケルと組んでチェリンを訴えようとしていたが…

チェリンもついにソヌがパク会長の息子だと知る。それでもソヌなしでは生きられない、必ず結婚するのだとソヌに執着するチェリン。そんな中、芸能界のスポンサー疑惑が事実と判明し警察が捜査を始める。チェリン、ダソム、ジュアも取り調べを受ける。全てを失っても強気の姿勢を崩さないチェリンだったが、ソヌから別れを告げられてしまう。許しを請うチェリンを、愛したことを後悔していると冷たく振り払うソヌは…

オランダのセイントミラー美術館で勉強しているキム・ダリは優秀だが夢中になると寝食を忘れて没頭するため、館長によく叱られていた。ある日、急用が入った館長に代わり、ダリが展覧会のゲストを空港まで迎えに行くことに。無事にゲストを迎えたダリだったが、実はその人物はゲストのチン・ヒトナリではなく、オランダ養豚協会に招かれ韓国から出張でやって来たチン・ムハクだった。何も知らずパーティーに出席したムハクは…

ダリの家に泊めてもらったムハクは翌日、オランダ滞在中に必ず美術館に会いに行くとダリに約束し、その時に返してほしいと自分の腕時計を渡す。しかし連絡先を聞き忘れていたため結局ダリには会えないまま韓国へ帰国することに。帰国後もダリのことが頭から離れないムハク。一方、ダリは父親が急死したため韓国に戻っていた。多額の財産は社会に還元し、赤字経営を続けていた美術館を父親から継いだダリは窮地に立たされる。

20億ウォンを取り戻すためチョンソン美術館に乗り込んだムハクは、そこでダリと再会。オランダで出会った時とは別人のようなムハクの姿に驚きながらもダリは再会を喜ぶが、ムハクはなれなれしくするなと突き放す。チンピラのような格好をしたムハクたちの写真がネット上に出回ってしまいチョンソン美術館は更に危機的な状況に。何も知らないムハクはダリの後を付け回して返済を迫るが、なぜかダリを助けることになる。

ムハクはチョンソン美術館の新館長になり、自分で稼いで20億ウォンを取り戻すと宣言。ダリは反発するが、借金返済のためならどんな条件でも受け入れると言ってしまった手前、どうすることもできなかった。職員たちの不満の声も耳に入り、いとこのシヒョンからも冷たく突き放されてしまったダリは支援者を探し回るが協力してくれる人は見つからない。結局、家を売り払ったダリは行く当てもなく１人で夜の街をさまよい酒を飲むが…

ダリをホテルまで送り届けたムハクは安心して家に帰るが、ダリはすぐにホテルを出て格安のモーテルに泊まることに。その夜、ダリは強盗に部屋に入られてお金を全て盗まれてしまい、社員に給料を払えなくなってしまう。結局ダリは幼なじみの刑事、チュ・ウォンタクの家にしばらく居候することになるが、何も知らないムハクはダリが男友達の家に居候すると知って動揺する。そんな時、ダリが男と入ったモーテルで強盗に遭ったと報道され…

ダリの私生活が報道されたことにより、チョンソン美術館の評判は下がってしまうかと思われたが、騒ぎを逆手に取ったダリは報道陣の前でぬれぎぬを晴らし、展覧会の宣伝をすることに成功する。一方、ムハクの兄チン・ギチョルはアン・サンテ議員に取り入り、チョンソン美術館の付近一帯の開発事業に関わろうとしていた。アン・サンテ議員はダリに美術館を手放させるため、ダリのいとこキム・シヒョンともつながりを持っていた。

ムハクはダリとウォンタクが親しい仲だと知り嫉妬するが、ダリがウォンタクの家に居候していることはまだ知らない。ムハクがウォンタクの家の大家だと知ったダリは、自分と同居していることは絶対に話さないようにとウォンタクに頼んでいた。ダリの父ナクチョンの死後、初めて行われた展覧会は予想以上にたくさんのゲストが集まり好調なスタートを切る。オープニングイベントにはムハクの家族やテジン、アン議員などが集まっていた。

ダリはなぜムハクにキスしたのか自分でもよく分からずに戸惑い、あれは間違いだったと言ってしまうが、ムハクは自分の気持ちを正直に告白する。一方、ダリがウォンタクの家に居候していると知ったテジンは、ダリと結婚したら住むはずだった家にダリを連れていき、自由に使っていいと伝える。ある日、兄のギチョルからチョンソン美術館を早く買収するよう勧められたムハクは、美術館付近一帯の土地をギチョルが買っていることを知り…

ウォンタクの家が荒らされた日、ムハクはダリを自分の家に泊めるが、悪夢にうなされるダリを見て心配になる。ダリはムハクの気持ちには応えられないと伝えるが、ムハクは自分のことを嫌いでないのなら友好的な債権者と債務者のままでいいと答える。侵入者が落としていったピアスと香水の香りから美術館社員のゴンジュを疑い始めたダリは、キュレーターのソン・サボンにゴンジュのことを尋ね、ナクチョンが特別に採用したということを知る。