ついにテリーと対面したヨン。心臓をくれればジアとその親とランを解放すると提案を受ける。一方、ネイルチップを持って社長の元を訪ねたジア。ヨンを引き渡せば親を解放すると取り引きを持ちかけられる。また社長はランにもヨンを引き渡すよう要求する。ランは意を決してヨンに電話をかけるが、自身を心配するそぶりのない兄の態度に失望する。結局、社長に言われたとおりヨンを呼び出すが…

社長がヨンとランにだまされてほおずきまで奪われたと知ると、自ら動き始めたテリー。ユリに暗示をかけてランを襲わせたうえ、シンジュとウロンガクシの元に出向いて耳元で何かをささやく。また、ヨンはほおずきを餌に社長を呼び出し、蛟竜を眠らせる方法を聞き出す。同じ頃、蛟竜の弱点を調べていたジェファンとセロム。説話から弱点を見つけてヨンに連絡しようとするが、そこにテリーが現れる。

テリーを眠らせるために血を流したジア。しかし、そのせいでジアの中の蛟竜が目覚めてしまう。ヨンはジアの中の蛟竜から、自分の体に乗り移ろうとしている訳を聞かされる。一方、逃げようとする社長を捕まえたテリー。社長に向かって自首するように暗示をかける。警察に出向いた社長は、ミイラの事件が自分の犯行であると自供する。そんな社長の体には謎の斑点が浮かび…

木剣を使ってジアの中の蛟竜をだまし、他の体へ乗り移る方法を聞き出すことに成功したヨン。蛟竜を永遠に封じ込めるための作戦を立てる。その間に、社長の病が警察官にうつり、そこから爆発的に感染が広がっていく。倒れた警察官の救命処置をしたチェ チーム長にも病がうつってしまい、ヘジャが看病をする。その姿を見た懸衣翁から、驚きの事実を聞かされるヘジャだが…

一緒に奪衣婆を倒そうとテリーに提案したヨン。しかし実際はテリーと一緒に三途の川に飛び込む気でいた。一方のテリーも別のたくらみがあるのは同じだった。一足先に奪衣婆の元を訪ねると、ボクギルとの仲について語りだす。理性を失った奪衣婆が攻撃しようとするが、テリーは強力な武器を手に入れていた。結局、ヨンが蛟竜のうろこを飲み込んでジアの中の蛟竜が乗り移るが…

ヨンがテリーと一緒に三途の川へ飛び込み、謎の病が消えた世界。ジアは毎日のように奪衣婆と懸衣翁の元を訪ね、ヨンを救う方法を模索する。奪衣婆もヨンを生き返らせるため、閻魔大王に掛け合うが全く聞いてもらえない。そんな中、誕生日を迎えたジアにヨンからプレゼントが届く。一方、民俗村で出会った占い師を見つけたランとジア。ヨンを生き返らせるために取り引きをすることになる。

幼い頃から男装して生きてきたサムノムことラオンは、借金返済のために恋愛相談や恋文の代筆まであらゆる仕事を請け負っている。

借金のカタに内官として売られたラオン。内子院の職人を泥酔させてなんとか手術の危機を切り抜けるが、数日後…。

ヨンの悪だくみで内官の筆記試験に合格してしまったラオンは、ヨンの護衛であるビョンヨンが暮らすジャヒョン堂で生活を送るよう命じられ…。

ラオンは不合格になるとばかり思っていた試験にまたしても受かり、世子に物申したいとヨンに不満をぶつけるが…。

王は自分に代わってヨンに政治を任せようとするが、領議政ら重臣たちは清の承認を得ていないことを口実に反対する。

重臣たちの反対意見を封じ込めるためにある作戦を立てたヨンは、全国から妓生を集めて自ら舞の指導を行う。

ユンソンが自分の男装を見破っていたことを知ったラオンは、気まずさを隠せずにいた。そんなラオンに対してユンソンは…。

ヨンはラオンの姿に祝宴で踊った妓生の姿を重ね、ラオンは自分のものだとユンソンに宣言。だが、ラオンが男であることを思い出し…。

騒動の代償として清に連れて行かれることになったラオン。居ても立ってもいられないユンソンは、ラオンを助けるために…。

ヨンが女性と楽しそうに言葉を交わす姿を目撃した上に、世子が男好きだという噂がヨンに悪影響を及ぼしていることを知り…。

ラオンが捜していた妓生だったと確信したヨンは、自分の想いを告白してキスをする。ラオンは自分が女性であることを言い出せずに…。

街中で謎の男たちに追われるビョンヨンを目撃し、彼が何かを隠していることを察して傷つくヨン。そうした中、ヨンはラオンに…。

ヨンが科挙を中止したことに儒生たちが大反発し、ヨンと領議政との対立は激化。見兼ねた茶山先生からの忠告でヨンは…。

お互いの気持ちを確認したヨンとラオン。ヨンは2人きりの時だけラオンを本名で呼び、幸せな時間を過ごす。

ヨンは逆賊として捕らえられた少女を釈放するよう命じるが、その直後に王の食事に毒が盛られる事件が起こる。

王は世子の味方を増やすため、ヨンにハヨンとの婚姻を迫る。一方、ラオンの性別を確かめようとする王妃から彼女を守り抜いたヨン。

ラオンが母との再会を果たした後、互いへの想いをさらに深めたヨンとラオンは甘く幸せな時間を過ごす。そんな中、ヨンは…。

母の元を訪れたラオンは自分が逆賊の娘だという衝撃の事実を知り、ヨンとの別れを決意。だが、自分の帰りを待つヨンに会うため…。

領議政は宮中にホン・ギョンネの娘がいるという情報を王に報告し、彼女を捜し出そうと策略をめぐらす。同じ頃…。

母と暮らし始めたラオンは、ヨンへの恋しさを募らせては涙を流す。ユンソンはそんなラオンを訪ね、さりげなく元気づける。一方…。

ヨンはラオンと再会を果たすが、これは領議政が仕組んだ罠だった。ラオンは自分を捜さないでほしいとヨンに告げ…。

都を去る前にヨンと会ったラオンは、彼に刀を突き付ける。ラオンの演技を見破りつつも悲しい現実を目の当たりにしたヨンは…。

ヨンはラオンをかくまうが、ソン内官がラオンの目撃情報を王妃に報告。ユンソンはラオンを守るべく、赤ん坊の存在を交換条件に…。

ヨンはビョンヨンに刀を突き付けられ、彼が白雲会の一員だったという事実に衝撃を受ける。ホン・ギョンネとラオンは…。