ヘラはソン理事長の実態と素顔を暴くため、ミンジュンの指示でソン理事長の秘書として働くことに。そして、ヘラは事務室に隠しカメラを設置する。そんな中、スンジュは虚偽の性的暴行を訴えたとして、裁判所から重刑が言い渡されてしまう。ソン理事長はその判決に胸をなで下ろすが…。

ヘラはソン理事長の部屋にあった隠し部屋での出来事をライブ配信し、ソン理事長の醜い素顔を世間に暴く。ソン理事長は逃亡し指名手配になるも、ソン理事長が今まで犯してきた犯罪が公になり、スンジュの無念も無事に晴らされる。一方、テオンは会社の経営権を狙うのだが…。

ミンジュンはヘラに次の依頼をする。それは厳しい借金の取り立てに苦しむ親のいない兄弟、ジョンウとジョンフンを助けるものだった。しかし、ヘラは冷たい態度で断り、ウネと言い争いになる。そんな中、クサン企画にヒョンソンが現れる。ヒョンソンはヘラと心中しようとするが…。

ジョンウと同じ債務者となってしまったヘラ。そして、ハッピークレジットの命令でヒョンソンを刺してしまったジョンウ。一度は依頼を断ったヘラだったが、ジョンウを助けると決意する。そして、ヒョンソンが新メンバーとして加わり、ハッピークレジットで潜入調査を行おうとするが…。

運よくハッピークレジットで働くことになったヒョンソン。ヒョンソンはチェ課長に連れられ、債務者への取り立てに同行する。しかし、向かったのはクサン企画で、ヘラを脅すよう指示されたヒョンソンは見事な演技力でその場を乗り切る。ヘラは夜に取り引きが行われると知り…。

ミンジュンは数年前に行方が分からなくなった姉のイヒョンの手がかりを探すため、キム会長に近づく。しかし、キム会長はミンジュンとイヒョンの姉弟関係を知り、ミンジュンが意図的に近づいてきたことに気付いてしまう。一方、ヘラは真実を暴くため、チェ課長に拉致されるよう仕掛け…。

ハッピークレジットの臓器売買の現場を生中継したヘラ。ヘラの配信した動画はネット上で話題になるが、新聞やテレビの報道はキム会長の圧力でもみ消されてしまう。ミンジュンは遠回りではダメだと悟り、次の復讐所のターゲットをキム会長にして準備を進めることにするが…。

ハッピークレジットの件でキム会長に打撃を与えられなかったミンジュンは、ヘラに新たな依頼をする。それはＦＢ生命から求償権請求訴訟を受けた保険外交員たちの実態を暴露することだった。被害者にも共感でき、チャンネルにもマッチすると考えたヘラはやる気を見せるが…。

依頼人のスンギは亡くなった妻のために、金融庁の前で同じ被害を受けた保険外交員たちとデモを行っていた。ヘラたちは金融庁ではなく告訴したＦＢ生命の前でデモをするべきだと、保険外交員たちを連れて移動する。しかし、その途中、ヘラが乗る車に突然トラックがぶつかってきて…。

自称イケメンのフは、仁川の中国料理店「宮」で出前の配達員をしている。彼は父の顔を知らずに育ち、最愛の母も病で亡くしてしまったが、店主のサンギや友人たちに支えられて明るく日々を過ごしていた。そんなある日、フは何者かに拉致されそうになる。実は王室の正当な血筋であったフは、彼の存在を邪魔に思う者によって襲われたのだった。

華麗な剣舞を披露したセリョンを追いかけていたフは、見習い宮女になった幼なじみのスニと再会。女皇帝は、孝将大公や宗親会をけん制するために宴会の席でフを後継者として紹介する。しかし、血筋だけで素養を持ち合わせていないフは女皇帝に恥をかかせてしまう。女皇帝はフの教育を急ごうとするが、思うように進まず…。

スニの助けを借りて宮廷を抜け出したフは、友人たちと飲み明かして朝を迎えた。フの入籍を承認する会議の前に、フの無断外泊が知られてしまい入籍は延期される。何とかフを連れ帰ろうとするスニだったが、責任を問われて待機を命じられる。一方、皇后の座を夢みるセリョンは、ジュンとの婚約話を受け入れながらもフに接近し…。

宮廷を抜け出したフを迎えに来たのは女皇帝だった。宮廷で生きるには慣れ親しんだものを捨てる覚悟が必要だと諭されたフは、決意を新たにして宮廷に戻る。ニュースでは今回の騒動とフの皇族としての資質が取り沙汰されていた。自分のせいでスニが辞職に追い込まれていることに責任を感じたフは、皇太后に許しを乞う。

正式な宮女に昇級したスニは、フとジュンが住む集英閣に配属される。修学院に通い始めたフだったが、過密な授業でヘトヘトに。サボろうとするフにだまされたスニは、じゃれあっているところをハン尚宮に見つかり目をつけられてしまう。一方、フとスニの様子が気になるジュン。ジュンの心を見抜いたセリョンはスニに対抗心を抱き…。

酔ってキスしたことを覚えていないフは、スニが怒っている理由が分からず戸惑う。フの学友に指名されたセリョンは、頻繁に集英閣でフと過ごすようになる。しかし神経質なセリョンにスニたちは手を焼くのだった。ある時、突然キスの記憶がよみがえったフは謝ろうとスニの元へ向かうが、スニはジュンと出かけてしまう。

セリョンとフのキス現場を見てしまったスニは、ますますフを避け始める。スニのよそよそしい態度を寂しく感じるフだったが、ハン尚宮に思い出の品物まで取り上げられて勉強する意欲も湧かない。落ち込むフに同情したスニは温かく励まし、フも酔ってキスしたことを改めて謝罪する。一方、ジュンはセリョンに婚約はやめようと言い出す。

感電事件から女皇帝を守ったフは、英雄として周囲から認められ始める。ジュンは、父の孝将大公が事件に関与していると気付いて動揺する。一方、意識が戻らないフが心配なスニは一晩中付き添い、目を覚ましたフはスニの気遣いをうれしく思う。試験勉強で疲れて眠るスニを見つけたフは、代わりに掃除を始める。しかしハン尚宮に見つかり…。

ジュンのスニへの愛の告白を聞いてしまったフは、スニに会いに行くが冷たく拒絶されてしまう。一方、ジュンがセリョンとの婚約をやめると言い出したのはスニのせいだと知ったジュンの母は、スニを追い出そうとウソの指輪盗難事件を起こす。謹慎を命じられたスニだったが、フは自分の指輪を使って事件を解決するのだった。

母の汚名をそそぐには皇太弟になれと言われたフは、イ・フとして生きることを決意し友人たちに別れを告げる。ジュンから指輪事件の真相を聞いたスニは、謝罪のためにフの元を訪ねるが、過去を捨てる決意を固めたフは冷たい態度をとる。一方、スニへの愛を貫くことを決めたジュンは、セリョンとの婚約式をすっぽかす。

女皇帝は即位７周年記念式典で皇太弟の任命を行うと宣言し、フとジュンの対決に注目が集まる。そんな中、１つ目の課題として、水害で破損した皇室の宝物「君相憶図」の復元が課せられた。詩を書いたヤンジュと絵を描いたビョクスが犬猿の仲だと知ったフとジュンは、分担して説得に向かうが、なかなかいい返事がもらえず…。

最初の課題発表の日。ヤンジュの説得に成功したジュンは勝利を確信する。しかし遅れてやってきたフもビョクスを連れて現れた。フは仲たがいしていた2人の誤解を解くとともに君相憶図にまつわる結婚指輪の意味を明かし、勝負にも勝利する。絵の復元を喜んだ女皇帝は君相憶図と3つの結婚指輪の展示を提案するが…。

スニが異動したと聞き、急いで追いかけるフだったが引き止められなかった。スニがいなくなって気落ちするフとジュンに、2つ目の課題として武芸の3本勝負が言い渡される。幼い頃から武術を磨いてきたジュンに勝つために、フはギョムの指導の下で猛特訓を開始する。そんな中、対決会場がスニの勤務する行宮に決まる。

弓術対決の前夜、スニはジュンに気持ちは受け取れないと告げる。翌日、弓と一体化する特訓をしてきたフは見事に矢を的中させるが、振られた動揺からジュンは集中を欠く。思わぬ敗北に焦った孝将大公は、次の剣術対決で人知れずフの妨害工作を行うのだった。一方、久しぶりに話をしていたフとスニの元に女皇帝とアレックスが現れ…。

アレックスを助けたスニは、女皇帝の推薦で修学院に入学する。喜ぶフだが、スニとの距離を測りかねていた。そんな中、次の課題が出される。「智」は、女皇帝の留守の間に執務を行う皇太后の補佐業務、「芸」は民間人との交流行事を準備することだった。ダンスの公演を準備したフだったが、孝将大公の妨害によってピンチに陥る。

皇室の歴史が記録された皇室聡明記見るため、書庫に無断で入ったフ。しかし皇太后に見つかり、摂政代理の執務権をはく奪されてしまう。さらに母を宮廷から追い出したのが皇太后だと知って、フは困惑を隠せない。ジュンに外出すると言い残して宮廷を出たフだが、孝将大公にそそのかされたジュンは無断外出だとウソをつくのだった。

互いの気持ちを確認したフとスニはつかの間のデートを楽しむ。その後、侍従官が何者かに襲撃され、アレックスから女皇帝に宛てた手紙が奪われてしまう。さらに女皇帝の執務室から親書が盗まれる。内部の者の犯行とにらんだ女皇帝は、犯人探しを「勇」の課題とするが孝将大公の策略で侍従官に濡れ衣が着せられてしまう。

“勇”の対決はフが勝利し、皇太弟の資格問題にも決着がつく。フをセリョンと結婚させたい皇太后は食事の席で婚約の話を持ち出すが、フは好きな人がいると宣言してセリョンを傷つけてしまう。フだけでなくジュンもスニに心を寄せていると知った皇太后は激怒する。一方、財団汚職事件の黒幕が孝将大公だとにらんだフは揺さぶりをかける。

女皇帝の密会スキャンダルから世論の目をそらすために、皇太后はフとセリョンの婚約話を進めようとする。しかし、セリョンはフの心にはスニしかいないことを悟って深く傷つく。最後の課題の結果発表の日。ジュンは孝将大公の策略で勝利をおさめるが、やりきれない気持ちにさいなまれる。その気持ちを抱えてスニを訪ねるジュンだったが…。

ジュンを火事から助けたシヨンが命を落とすが、顔色ひとつ変えない孝将大公にジュンは失望する。ジュンに負けたフは、宮廷を出てスニと平凡に生きる覚悟を固めるのだった。そして迎えた皇太弟発表の日。ジュンは皇太弟の座を辞退して周囲を驚かせ、孝将大公夫妻の悪事が明らかになるのだった。フの将来を考えたスニはある決意をして…。

名門校の女子生徒チョン・スアが刃物で刺される事件が発生する。弁護士のキ・ムヒョクは事務所の所長イ・ドジンの個人的な依頼で、容疑者となった男子生徒キム・ハンスの弁護を引き受けることに。ところが、ハンスは多くを語らず、頑なに無罪を主張する。ムヒョクはハンスに“殺意なき暴行”の罪を認めて減刑してもらうよう促すが…。