ユン検事が入手した2000年のセハンFTバイオの監察記録には衝撃的なことが書かれていた。その情報提供者がコ・ヒョヌであるとわかり、ト会長への容疑が色濃くなる。スヒョンがセハン病院に潜入し５番目のターゲットへの接近を始めるなか、ヒョンジンはト会長の車載カメラに記録されたデータから、見覚えのある車の映像を見つけ驚愕する。

スルギを襲ったパク・テスと戦うスヒョンの姿を見て疑いを強めるヒョンジンに対し、スルギはスヒョンを擁護し、14年前に目撃した事件のことを伝える。スヒョンのことを信じたいヒョンジンだったが、偶然、動物病院の地下の隠し部屋の存在を知る。そこには無数の武器と、思い出の紙飛行機が残されていた。

動物病院の前でジヘの死体が発見される。ジヘの残したUSBに記録されていた証拠からト会長の容疑を確信した合同捜査本部はコ・ヒョヌの右腕の存在を確信する。ユン検事はヒョンジンが何かを隠しているのではと気づく。その頃、スヒョンはセハン病院で人工授精卵を培養している研究室を突き止めていた。

指示された場所にヒョンジンが赴くと、そこには指名手配され行方をくらませたスヒョンに保護された番号の子どもたちがいた。子どもたちを託したスヒョンはヒョンジンの必至の制止に耳を貸すことなく消える。海外逃亡を図ろうとしたチュ院長はコ・ヒョヌにより始末され、逃げ場を失ったト会長は開き直り、逮捕されるが…。

病院から家に戻ったスルギはヒョンジンに対し、スヒョンを見逃してほしいと泣きつく。コ・ヒョヌが逮捕された警察では、臓器密売容疑で逮捕されたト会長の勾留礼状請求がまたもや却下され、ト会長は保釈される。ト会長殺害を最終目的に暴走するスヒョンに、これ以上殺人を犯してほしくないヒョンジンは必至の捜索を続ける。

トッコ・マテは絶世の美男。不動産王のジェッキも、平凡な女の子ボトンも、マテしか目に入らない。しかし彼には出生の秘密があった…。

突然母を亡くし、悲観に暮れるマテ。「父親の合言葉を知っている」というホン・ユラの言葉を思い出す。言われたとおり彼女を訪ねるが…。

ユラの命令で大量の靴下を売りさばくハメになったマテ。テレビ通販で売ろうと考えたボトンは通販会社に行き、ダビデと偶然に再会するが…。

「二人目の女神・エレキ仙女から人を操る術を学べ」とユラから言われたマテは、イメージを一新して仙女に会いに行くが…。

マテとユラが抱き合う姿を見てショックを受けたボトンは、母マルジャに嘘をつき、ダビデの家に間借りすることになるが…。

お掃除靴下の売上金で同商品に再投資することにしたマテ。ボトンとダビデは工場を探し始めるが、単価が安く請け負ってもらえず…。

テレビ通販で靴下が売れずに焦るマテは、自分が恋人になることを条件に、人脈の力を貸してくれとインジュンに持ちかけてしまう…。

マテのせいで大型契約を失ったインジュンは、スターのミョミとマテを偽装カップルに仕立てて契約先の社長の誤解を解こうともくろむが…。

ミスクの形見を欲しがるボトンに、マテは古びた懐中時計を渡す。しかしどういうわけか、まるで同じ時計をナ副会長も持っていた…。

ボトンにクリスマスの約束を無視されたマテはダビデの家へ行き、ダビデからボトンを奪うように自分のマンションに連れて行くが…。

MGのパーティーでついにキソクに会ったマテだが、そっけない態度を取られた上、女たらしだという悪いイメージを与えてしまう…。

ダビデが自分を犠牲にして手に入れた合言葉の録音データを、マテは「ダビデとボトンを利用してまで知りたくない」と削除し…。

カン会長が拘束されると知ったグィジは記者会見を開き、すべての違法相続を放棄すると宣言。カン会長はマテを系列会社の社長に任命し…。

事実に驚愕するマテだが、追い打ちをかけるように「外国にでも行かないと一生地獄を見させる」とナ副会長から言い捨てられ…。

マテと似た過去を持つヨミムは、ナ副会長から逃げろと忠告するが、マテはそれを無視する。そしてついにプロポーズしようと心を決めるが…。

ボトンの安全を考え、ダビデに任せて身を引くマテ。パク会長にはボトンなしで会いに行き、マテに絶縁されたボトンはショックで寝込む…。

小学校の音楽教師であるスルギは、かつてラッパーを夢見ていた。仕事帰り、クラブへの入店を迷うスルギは見知らぬ女性に引っ張られ店内に。

二日酔いのスルギの前に、昨夜の女性が新任の臨時教員ユビンとして現れる。ユビンの歓迎会のあとファンとタクシーを同乗したスルギ。

ユビンと放課後クラブのヒップホップクラスを担当することになったスルギ。最初は乗り気でなかったスルギだが…。

小学生レベルとあなどっていたスルギの前に才能ある子どもたちが現れる。いじめられっ子のファンヒもオーディションに応募していたが…。

保護者と指導主事を招いて放課後クラブの公開授業が行われることになり、スルギたちも本格的に指導を始める。

教頭からヒップホップクラスの公開授業の計画を問われたスルギは、校歌を作ると宣言してしまう。

ユビンに連れていかれたスタジオで、スルギは子どもたちの率直な気持ちを生かし校歌を作っていく。

スルギは公開授業で教頭から止められていた校歌を披露してしまう。そんな中、スルギと元恋人のラッパーとの熱愛記事がネットに出回り…。

酔っ払ったスルギは、ファンに自分は教師失格なのだと話す。そんなスルギをファンは必死に励ますのだが…。