王子の病が治ったため、大臣たちは王子に無病息災の言葉を贈った。大臣たちに健康な王子の姿を見せたのは、明成皇后の計画だった…。

大院君は高宗と和解するため、高宗と会う機会を作ってくれと求めた。大王大妃は宮中から大院君を追い出すことを画策するが…。

王子が誕生し、宮中は様々な思惑が交錯する。高宗たちが大喜びする一方で、権力を奪い返すつもりだった大王大妃は肩を落とし…。

もし自分が明成皇后なら、毒薬を前にしても耐え抜くと永保堂イ氏は言った。それに対して皇后は、もう自分は死んだも同然だと答え…。

明成皇后の居所で火災が発生する。皇后は自分を殺そうとする者の放火だと直感し、動けばさらに危険に晒されると逃げようとせず…。

大院君は皇后の態度が自分をバカにしていると感じた途端、血を吐いて失神する。大夫夫人は高宗に和解するよう涙で訴えるが…。

大院君が引退することになり、キム・ビョンハクは大院君が自ら退いたように策を講じる。大院君は手紙を書くことを拒むが…。

明成皇后は大院君の道を遮り、大殿に入るならその前に私を殺せと告げた。高宗はどうしていいのか分からず、混乱するが…。

門が閉鎖されると、大院君の家来は門を壊してでも入ろうとする。しかし大院君は王の宮殿を傷つけてはいけないと止めさせるが…。

高宗が質問しても、チェ・イクヒョンはなかなか答えられない。すると屏風の後ろから、明成皇后の声が聞こえてくるが…。

大院君は高宗に、自分の行っている改革は数年後に西洋の国々に尊敬されるためだと訴えた。高宗は大院君にまんまと丸め込まれ…。

大院君は、一日も早く世子を立て王室の基礎を固めるべきだと言った。しかし高宗は、自分が退けば皇后の行き場がなくなると反対し…。

高宗はチェ・イクヒョンの上訴書を読む。大院君はそこに自分への批判が書いてあるのではと心配するが、高宗は憤るそぶりを見せず…。

明成皇后は心の中で、最も大事な子供を失ったがこれ以上何も失うものはない、恐いものなどないと繰り返していた…。

明成皇后から聞いた情報を、高宗は誇らしげに大院君の前で披露した。そして自分は父の意に従うので、改革政策を進めてくれと言い…。

王子の葬儀を行おうとするが、明成皇后はなかなか遺体を渡そうとしない。そのため皇后が正気を失ったという噂が駆けめぐり…。

皇后はしばらく床についていたが、起き上がれるようになると高宗は大喜びする。仲睦まじい二人の姿に、永保堂イ氏は嫉妬心を燃やし…。

人々の期待が集まるなか、明成皇后の子が誕生する。しかしその子は生まれながらの病気を持っていた。何も知らない高宗は…。

大王大妃は生まれた子に手術することに反対し、投薬治療がなされる。ミン家とチョ・ヨンハは、高宗が親政を宣言すべきだと主張し…。

明成皇后が懐妊したことが宮殿内外に伝えられた。さらに皇后が以前に流産した原因が、大院君が渡した人参のせいだという噂も流れ…。

高宗と大院君の不仲説が飛び交い、大夫夫人は高宗を訪ねる。皇后は領議政キム・ビョンハクに、二人の仲を仲裁してくれと頼み…。

完和君は4歳になったが、皇后にはまだ子供がなかった。高宗が20歳になっても大院君は権力を独占し、その勢いは最高潮に達していた…。

大院君は大臣たちを集め、永保堂イ氏の子を世子とみなすよう高宗に進言しようとする。皇后が四面楚歌の状態に陥ると、高宗は…。

大院君がイ尚宮の子を世子と見なしたという噂が、宮廷の内外に広がる。それが事実のように受け取られ、尚宮のもとに人々が押し掛け…。

皇后は高宗と初めて一緒に夜を過ごし、幸福感を得る。景福宮の大工事が終わり、大院君は新宮殿で新しい政治を行おうと心に決め…。

高宗は皇后に、長い間ひどい扱いをしてきたことを謝った。それを知ったイ尚宮は嫉妬し、子供が高熱を出したと嘘をつくが…。

高宗は大院君を怒らせてしまい、それを全て明成皇后のせいにした。そのやり方に当の皇后は、一国の君主として当然の行動だと認め…。

イ尚宮の懐妊の噂が宮中に広がる。大院君は高宗と明成皇后の前で、イ尚宮が世継ぎを生むべきだと言った。皇后はさらに苦悩し…。

難産の末、イ尚宮は出産を終えた。子供を抱きながら喜びを隠すことができない高宗を見て、いっそう悲しみと孤独を募らす皇后は…。

高宗は毎晩イ尚宮のもとに通い、皇后は孤独を読書で慰めていた。イ尚宮が先に子供を生んだらどうするのかと問われた大院君は…。