翌日、野球大会の会場にジェウォンを送ってきたギョンウ。ジェウォンにかつて自分が使っていたグローブを渡しアドバイスをする。ジェウォンは監督テヨンに韓国で野球をやるのはどうかと考えを話すが、テヨンはギョンウにだまされるなと一喝する。

ジェウォンはジンスクから昔痛みをこらえて投げていたギョンウの話を聞く。一方、ジェウォンの登板を止められなかったギョンウはスカウトマンを辞める決心をし荷物をまとめる。そして、球場のロッカールームでジェウォンに会ったギョンウは…。

清風閣の主人ウォルメは、娘チュンヒャンをイ参判の息子モンリョンに嫁がせようと画策する。モンリョンも彼女を自分の女にしたいと願うが…。

チュンヒャンと一夜を共にしたパンジャはすっかりチュンヒャンに夢中になる。しかし、新たに赴任した新長官も可憐なチュンヒャンに一目惚れし…。

イ参判は科挙を受けさせるべく息子モンリョンを旅立たせてしまう。一方、パンジャはチュンヒャンとの密会を重ね、互いに情を深めていくが…。

ある投書によりチュンヒャンはあらぬ罪で囚われの身となってしまう。モンリョンはチュンヒャンを自由の身にしようと、一世一代の芝居を打つが…。

大手エンタメ会社の社長であり、敏腕プロデューサーのセフン。ひょんなことから撮影の代役を務めることになった少女イリョンと出会うが…。

イリョンをスカウトすることに失敗したセフンは、初めて受ける拒絶にプライドを深く傷つけられながらも、諦めきれずに…。

どうにかイリョンと契約しようと説得をするセフンだったが、イリョンは頑なに応じない。セフンは仕方なく会社に戻るが…。

イリョンが住む五台（オデ）山が豪雨に見舞われているというニュースを聞き、セフンは慌てて駆けつける。そしてついに…。

イリョンのことが気になって仕方がないセフンは、初めての感情に心を乱される。イリョンも少しずつセフンに心を開きかけていた。

初めての片想いに戸惑うセフンは、イリョンに特別な感情を抱いていると認めることができず、ついには彼女と距離を取ろうとする。

突然イリョンが五台（オデ）山に帰ってしまい仕事も手につかないセフンは、ついに五台山へと向かう。しかしそこにはもう…。

セフンと再会したイリョンは、急に帰らなくてはならなくなった理由と、自分がどうしても芸能活動をできないわけを打ち明ける。

イリョンがライバル会社のチャン社長と連絡を取っていたことを知り、セフンは嫉妬心からイリョンを傷つけるような行動を取るが…。

セフンは今一度イリョンに想いを伝えるが、イリョンはその気持ちにどう答えていいか悩んでいた。そんな中…。

映画の製作会社で働くナムヨン。小説家を目指し退職願いを提出。そんなある朝異常な暑さで目覚めたナムヨンは恋人ウォンジェにボイラーを見に行かせるがウォンジェは感電してしまう。ナムヨンの呼びかけに意識の戻ったウォンジェは突然別れを告げる。

ウォンジェの別れ話を受け入れられないナムヨン。憂さ晴らしにお酒を飲もうとするが相手が見つからず、いつもは避けている年下のバンドメンバーのガンソルに連絡する。しかし、ウォンジェが気がかりなナムヨンはガンソルに八つ当たりをしてしまい…。

ブレーカーに手が届かず文句を言うナムヨンは突然警官に声をかけられる。そして、出社すると退職を引き止められ、公募の締め切りは迫りウォンジェとは連絡が取れずと八方ふさがりのナムヨン。そんな中、呼び出された先輩ジョンハンを相手にお酒を飲むが…。

ナムヨンは一緒に飲むことになったウンビョルにトイレでバカにされ、さらに席に戻っても生意気なウンビョルの態度にますます腹が立つ。ソンウクに誘われるまま2人で飲むことになったナムヨンは酔ってウォンジェとの別れをソンウクに話すが…。

ソンウクにも戯言を言われていたと分かり憤慨したナムヨン。ウォンジェのことが頭をよぎる。夢を諦めないナムヨンが好きだと言い写真を撮ったウォンジェを思い出し会社へと向かうとそこに捜していたウォンジェがいた。突然の別れの理由を問いめるが…。

泥酔して帰宅したナムヨンはまた異常な暑さで目覚める。フラフラとボイラーを見に行こうとしたナムヨンは部屋で倒れている警官に気づき驚愕する。それは以前、手助けしてくれた警官だった。酔っ払って殺してしまったと勘違いしたナムヨンだったが…。

コスメ会社の代表を務めるチェリンは、男性モデルのサバイバルオーディション番組のメンターを務めることに。元サッカー選手のスンフンが応募してきたが、チェリンたち審査員は30歳という年齢がネックだと言って興味を示さない。別居中の妻ダソムから、姉と一緒に家を追い出されそうになったスンフンは生活が厳しく仕事をかけもちして働いていた。そんな中、偶然、雨の中で働くスンフンの姿を見かけたチェリンは…

スンフンの可能性を見抜きメンターになることを決めたチェリン。お金に糸目はつけないと支援を約束し、カメラマンのソヌや友人ジュアらを起用してスンフンを育てていく。美しく華やかで富も名誉も持つチェリンに惹かれながら成功を夢みるスンフンだが、妻子の存在を隠していたことをチェリンに知られてしまう。そんな中、チェリンは若い頃からスポンサーとして世話になっているパク会長に別れを告げようとする。

チェリンに誘われ関係を結ぶスンフン。朝帰りすると、ダソムが難病のジニョンをアメリカに連れていき治療を受けさせる気だと知る。焦ったスンフンはチェリンの元に駆け付け、自分がジニョンを助けたいので力を貸してほしいと頼み込む。そこでスンフンはチェリンの会社と契約を結ぶが、違約金は契約金の５倍という法外な条件だった。チェリンはガンヒョンを使ってダソムの調査を始めるが、ダソムの背後にはデビッドがいた。

スンフンはついにモデルオーディションで優勝する。実はチェリンが裏で手を回し、デビッドに手を引かせたのだった。ジニョンとダソムの渡米が決まるが、チェリンがダソムに離婚を条件にしたことを知ったスンフンは憤る。一時は復縁も考えるが、もう後戻りはできないと悟る。ダソムもチェリンの介入を不快に思うが、自分は子供の父親ではなくスンフンという男が欲しいのだと言われ返す言葉がなかった。

チェリンに結婚しようと言われたスンフンは戸惑いながらも、のし上がるチャンスを逃さないためにもと決心し、チェリンの家で同居を始める。しかしチェリンの弟ユミンから激しく拒絶されてしまう。ジニョンのアメリカでの手術のことも気掛かりでひとときも心が休まらないスンフン。一方、チェリンは買収したセハンビューティーの社長の息子がソヌだと知って驚くが、何とか自分の味方につけようと動きだす。

結婚の代償としてパク会長から会社代表の座を追われそうなチェリンは、マダムに助けを求める。マダムはスポンサーを乗り換えればいいと提案し、チェリンに関心を持つキム議員を紹介する。そのころ、ソヌは父親の事故の真相を知るべくガンヒョンを雇って調べを進めていた。一方、スンフンは自分の選択が間違っていなかったかと悔いるようになっていた。そんな時、イ会長が接近し、自分が実業家に育ててやると持ちかけるが…

チェリンにパク会長というスポンサーがいることを知りショックを受けたスンフンは、ソヌとチェリンの仲も疑うようになり孤独を深めていく。そしてお金を稼ぐことだけを考えようと、イ会長の提案を受け入れることを決めて芸能界引退を発表し会社の代表に就任する。チェリンは自分の座を守るため、マダムに勧められパク会長からキム議員に乗り換えることを考える一方、ソヌにも一緒に会社を育てようと持ちかけるが…

スンフンのビジネスは順調に見え、チェリンとの仲はますます冷え込んでいく。チェリンはひそかにガンヒョンを使ってスンフンのビジネスとイ会長の裏の動きを追っていた。一方、ジナの急逝にショックを受けたソヌは真相を突き止めることを改めて心に誓う。チェリンを追い詰めようとするが様子がおかしいことに気付いたソヌは、チェリンの主治医のドクター・オから彼女は精神を病んでいて治療を続けていると知らされる。