ハングク大学のチャン教授が入試説明会に来られなくなり、その代打がソン・チャニだった。進学部の全員が失意に落ちる。入試説明会の当日、入学査定官が遅れるという連絡を受け、更に不安になるヨヌとハヌルだが幸い間に合う。入学査定官を迎えに校門へ向かったヨヌとハヌル、そしてヨファ。そのヨファがなんとチャニのことを覚えていた。おかげでチャニの心の深い溝が埋まり、入試説明会と保護者相談会は無事に終わる。

あっという間に夏休みが終わり本格的に入試シーズンに突入する。周りでは生徒が突然、礼儀正しくなったり言うことをよく聞いたり。素直に喜んでいたハヌルだが、実は調査書にいいことを書いてもらいたくて礼儀正しいふりをしている生徒が大半だった。ジェヒョンもその中の１人だと思っていたハヌル。ところがある日、コンビニで偶然会い、卒業したらクラスのみんなと会いに来ると言われ…

コネで採用されたのがハヌルではなくヒスだと、偶然知ったヘウォン。スホはヘウォンが不正採用のデマを流したことをヨファに打ち明けた。ヨファは真相を探るためヘウォンを呼び出し、詳しく話を聞く。一方、ハングク大学に出す校長の推薦は理系から２人選ぶという校長の発言によって、文系の生徒と保護者から反発やのクレームが殺到し、学校がまた騒がしくなってしまい…

修能が無事に終わり、　次は公立とテチ高校の正規教員採用の試験が始まる。ソンスン、スホ、ヨファはヒスが正規教員に採用されないためにも、１次試験をもっと厳しくすべきだと理事長に訴える。その訴えが通り試験は難しくなったが、ハヌルとヘウォンは１次を通過し２次に進む。そんな中、ハングク大学の総合型選抜の合格発表があり、ジェヒョンは晴れて医学部に合格。しかしユラは残念ながら不合格となり、一般選抜に懸けることに。

テチ高校の教員採用試験は不合格だったハヌルだが、臨時教員の中で唯一残ることができた。ソンスンは校長とスホから教務部長にならないかと打診されたが家庭のことを考え断る。しかしジェヒはソンスンが教務部長ポストを承諾したと勘違いし、異動先の第１志望を進学部、第２志望を教務部に変更する。ソンスンが教務部長になったら自分が進学部で好き勝手し、ソンスンが進学部にとどまったら自分が教務部長になろうという魂胆だ。

ハン教務部長の提案どおり、規模が拡大されたイカロス。このことをよく思っていない生徒たちがある日、イカロスの自習室を荒らす。その現場に偶然居合わせたボトンは、通りかかったソンスンに犯人扱いされ、担任であるハヌルに伝えられる。後日、また自習室が荒らされるが、警備員によって生徒３人の仕業だったを分かる。犯人ではなかったボトンだが、その日の夕方に退学願をハヌルのデスクに置いて学校を去る。

退学願を出したボトン。ある日、退学についてウィークラスで面談を受けるため学校へ来たがシニアティーチャー室へ足を向ける。ソンジュはソンスンに対して誤解している生徒だと気付き、親身になってボトンの話を聞く。ハヌルもボトンと話し、退学の意思が固いことを確認したため引き止めず送り出そうと決める。一方、昨年度の３年生の保護者がイカロスのことで押しかけてきたことや生徒の不満が膨らんでいることから、ソンスンはイカロスの廃止を提案する。

ハヌルとソンスン、ミョンスが一緒になって国語と生命科学の融合授業をすることにした。ヨヌにも一緒にやろうと誘うが、保護者や生徒たちからのクレームに疲れきっていてなかなかやる気を見せない。そんな中、ソンスンは夫の海外赴任に同行するため休職することに。今のまま進学部を抜けると他部署からの標的になると考えたソンスンは、ソンジュやスホに協力してもらい進学部の規模を拡大する計画を考える。

ユンから弟を刺したのはイヨンかもしれないという衝撃的な話を聞かされたイヨン。最初からユンが自分を殺人犯扱いしていたことにショックを受ける。ユンは真実を知りたいだけだと主張するが、イヨンは時間がほしいと告げて彼の前から去る。涙を流すイヨンを見かけたジュワンは、自分の祖母が営む食堂に連れていくが…。

ジュワンと朝帰りしたイヨンに不満を漏らすユン。彼はイヨンに“弟の彼女”だった証拠として、イアンのアルバムを見せる。何も思い出せないイヨンだったが、ユンが携帯しているナイフを手にするや記憶の断片がよみがえり…。一方、一晩中ジュワンの帰りを待っていたウンジュは怒りを彼にぶつける。そんな中、ジュワンを訪ねる人物がいた。

イアンを刺した理由を思い出すため倉庫を訪れたイヨン。その場に現れたナゾの男に彼氏が持ち去った物を返せと要求されるが、イヨンには何のことかわからない。一方、後を追って倉庫にやってきたユンは、イヨンの怪我を見て心を痛める。イヨンはユンに自分がイアンを刺したことを明かし、もう親しくしない方がいいと告げるが…。

イヨンは普段通りに接してくるユンに気まずさを感じる。そんな中、ジュワンがイヨンを抱き締めている写真が掲示板に載せられ、ジュワンは団員たちの前でイヨンに興味があると告白。さらにイヨンの伯母が営む花屋を手伝いに行く。一方、スヨンにUSBメモリーを返したイヨンは、知っていることをすべて教えてほしいと伝えるが…。

ユンから話があると呼び出されたイヨンは、頭から血を流して倒れているユンを発見。ユンを病院に運び、一晩中付き添う。翌朝、ユンはナゾの男ユン・ヨンギルに殴られたことを伏せ、何もなかったとイヨンに話す。そんな中、ウンジュからオーケストラを辞めてほしいと言われたイヨン。ユンや同僚を苦しめたことに罪悪感を感じて…。

ユンはイヨンと連絡が取れなくなり、心配になる。その頃イヨンは、警察に行き自分がイアンを刺したと自首していた。ヨンギルがイヨンのことを拉致したのではないかと考えたユンは彼を尾行するが、父親チャン・ソッキョンとヨンギルが会っているところを目撃して衝撃を受ける。そんな中、ウンジュはユンのことを呼び出して…。

イヨンを抱き締めるジュワンを目撃したユン。怒りをこらえて、彼と食事に行ったイヨンの帰りを待ち続ける。一方、イヨンはイアンを殺したかもしれないという罪悪感から、ユンの気持ちを受け入れることができず、苦しむ。そんな中、イヨンの親戚の家に招待されたジュワンは、ヨンギルがイヨンの伯母の花屋で働いていると知り…。

ユンに会いたくて稽古場を訪れたイヨン。しかし、ユンに会うと気持ちが抑えられないため、彼と距離を置くことを決心する。その頃、ジュワンはヨンギルを呼び出して、イヨンのことは任せろと告げていた。一方、ユンは稽古場でヨンギルのことを追いかけるジュワンを偶然見かけ、ジュワンに対してさらに不信感を抱くようになり…。

1年前のことを話してほしいと言うイヨンに対し、ヨンギルは秘密裏に探し物を持って来たら倉庫にいたもう1人の人物を教えてやると約束する。一方、ウンジュとジュワンの言い争いを聞いていたユンは、ジュワンが今の地位と引き換えに弟を殺したかもしれないと知る。そんな中、イヨンはヨンギルの要求物を探しに行くが…。

ユンの家から殺人の証拠となるシニョン音大のボールペンを密かに持ち出し、ヨンギルに会いに行ったイヨン。ところが、ヨンギルはイヨンとの約束を守らず、ボールペンを奪う。帰り道、ユンと会ったイヨンは後悔の念に駆られるが、真実を打ち明けられない。そんな中、ジュワンの指揮者就任演奏会の日がやって来るが…。

高校の体育教師ソヨンは、イケメンの兄2人と弟との4人暮らし。兄弟たちの自由奔放な恋愛のせいで何度もトラブルに巻き込まれ、ついには世界一のイケメン嫌いになってしまった。ある日、ソヨンは音信不通だった恋人から1カ月ぶりに呼び出される。親友で同僚のミギョンからはあんな男に会いに行くなと止められるが、呼び出されたのはプロポーズで有名な店だった。一方、超絶イケメンの財閥御曹司ガンウがアメリカから15年ぶりに帰国する。

教頭が大事にしている花を台なしにしてしまったソヨン。犯人捜しをする教頭に恐る恐る名乗り出ようとするが、突然立ち上がったイケメン養護教諭のミニョクに皆の前でチクられてしまう。そのせいで教頭に叱られたソヨンは、やっぱりイケメンは信じられないとミニョクへの怒りを漏らす。一方、ミニョクはソヨンが怒ってやしないかと気にしており…。その日の夜、ミニョクはガンウの家族の夕食に招待される。ミニョクはガンウの従弟だったのだ。

中学の同窓会に出席したガンウは、長年苦しめられてきたトラウマの元凶が15年前に自分を手ひどくフッたソヨンだったことに気づく。当時中学2年生だった彼は、ソヨンに「あんたはブサイクで、太ってる」と言い放たれ、そのショックから“外見に執着しすぎる男”へと変貌したのだった。ソヨンへの怒りがよみがえったガンウは、心理カウンセラーのキム博士に、トラウマを乗り越えるには彼女を克服するしかないとアドバイスされ…。

ガンウは自分に惚れさせてからフッてやろうとソヨンを落とす決意をし、ヒョンスに頼んで食事会をセッティングしてもらう。イケメンに変身した自分が断られるはずがないと自信満々のガンウに反して、ミギョンに強引に誘われただけのソヨンは彼のビジュアルが気色悪くて仕方ない。ガンウはナルシスト全開でソヨンに2度目の告白をするが、またしてもばっさりフラれてしまう。一体なぜフラれたのか理解できないガンウは、彼女の周囲を探り始めるが…。

ソヨンを克服するのではなく復讐することに決めたガンウは、彼女が働くシンファ高校の理事長に就任。クビにしてやろうとほくそ笑むガンウだが、ソヨンのケンカ腰な態度はまるで変わらず、再び腹痛に苦しめられる。最初はガンウの本性をバラして追い出してやろうとしていたソヨンだが、すぐにガンウがシンファフード会長の孫だと知り、顧問を務める陸上部の予算や契約講師である自分の命運を握られていると気づいて不安でいっぱいに…。

ガンウが陸上部に予算を出さないのではないかと気が気でないソヨンは、不気味なほどの笑顔を彼に振りまく。そんな中、ガンウの歓迎会が開かれる。そこでもガンウの美へのこだわりは凄まじく、ソヨンたちの焼肉の脂身まで切り落とす始末。ついには焼肉屋の臭いを気にして、高級レストランへと場所を変えてしまう。そこはソヨンが元カレにフラれた店だったが、彼女はそれをすっかり忘れていた。すると、偶然にも泥酔した元カレに遭遇し…。

ソヨンに壁ドンされたガンウは中学2年生での彼女との出会いを思い出し、なぜか胸がドキドキする。これは一体何なんだ！？ ソヨンへの感情を認めたくない彼は、病院をはしごして身体に異状があるはずだと医師を問い詰める。しかし翌朝、出勤中にソヨンを見かけると再び胸の高鳴りを感じ、家に引き返してしまう。一方、陸上部の予算案にガンウのサインがほしいソヨンは、彼が学校に来ないことに困ってしまう。それを心配したミニョクは…。

ソヨンは中学生のときにガンウと撮ったプリントシールを見つける。昔は優しかったのにどうして変わってしまったのかと寂しさを覚えつつ、彼にまだ恨まれていることに「自分が悪いくせに」とつぶやくのだった。ガンウが学校に来なくなって4日目、ついにしびれを切らしたソヨンはミギョンに言われて彼に電話をかける。ソヨンが切羽詰まっていることに勝ち誇るガンウは、さらに彼女を困らせようと、「会いたければ自宅まで来るか？」とからかうが…。

ガンウの家から追い出されたソヨンは、玄関の前にいたミニョクを見て驚くが、ミニョクは自分がガンウの従弟であることを隠し通す。一方、ソヨンに醜態をさらしたガンウは恥ずかしさのあまりふさぎ込み、彼女のことが頭から離れなくなってしまう。しかし、ソヨンはガンウとヒョンスが男同士で付き合っていると勘違いしていた。そんな中、ソヨンはミギョンのお見合いに協力するために訪れたホテルで、こちらもお見合い中のガンウを目撃し…。

四六時中ソヨンのことを考えてしまうガンウだが、その想いを認めたくなかった。しかし、彼女とミニョクの親しげな様子を見て胸の痛みを感じると、ようやく恋心を自覚する。ガンウはバラ色気分のままソヨンに花束を贈ろうとするが、これまでのことを思い出すと直前で怖気づいてしまう。自信を失くしたガンウはヒョンスにも相談し、どうすれば女性が喜ぶのか真剣に考える。決意を固めたガンウは夜中のスポーツ用品店にソヨンを呼び出し…。

ガンウに告白されたが、彼はヒョンスと交際中だと思っているソヨン。悩んだ末にカモフラージュの助けになればと、恋人のフリをするつもりでOKする。しかし、彼女の誤解に気づいていないガンウは大喜び。ソヨンはガンウの家族の目に触れるようにデート中の写真を撮りまくるが、そんな作戦など知らないガンウはただ彼女とのデートに幸せを感じる。そんな中、ミニョクとの仲に嫉妬したガンウが自分たちの関係を公表しようと言い出し…。

ヒョンスのウソを知ったガンウは、ソヨンが同情で告白をOKしたことに気づく。怒り狂った彼は自分だけが好きだったことをソヨンに知られないため、あえてヒョンスとグルだったことにし、またしても彼女への復讐を誓う。早速ソヨンへの嫌がらせを開始したガンウは、理事長の立場を使って個人的な雑用を押し付ける。反抗しながらも逆らえないソヨンはガンウへの怒りを溜めながら、デート中に2人で撮った写真を寂しそうに削除し…。