ナリとワンスの関係を暴いたのはユンドだと思ったソッキはユンドを責めるが、ジェグクの言葉から誤解だったと気付き、2人は和解してチームとしての絆を深める。結局ナリはソジンと共にラオスで暮らすことになる。一方、ＴＯＰの次のターゲットであるスジンは、シェフとの浮気の証拠を突きつけられ慰謝料ももらえずに家を追い出されることになってしまう。ソッキはスジンがワンジュンの他に男性と交際した経験がないことを知り…

ジェグクはワンジュンがトランスジェンダーだという事実を知るが、チョルヒには知らせず秘密を守ることにする。ソッキとユンドもワンジュンの不倫用の部屋だと思っていたマンションに乗り込み、秘密を知る。一方、ユンドたちに協力することになったブギは、15年前のソッキの母殺害事件の当日に撮影された防犯カメラの映像を持っていたことを打ち明ける。そこには家族全員がそれぞれソッキの家を訪れる姿が映っていた。

チョン執事がユンドを訪ねてきて、15年前の事件の裁判を担当したイ判事の持っていた捜査資料を託す。そして事件後に渡米していたイ判事だが帰国する。ユンドに全てを打ち明け、今からでも罪を償いたいとわびるのだった。ユンドたちは、ジェグクとヒョンイルの癒着を示す証拠を手に入れようと動きだす。一方、ワンジュンの秘密を知ったチョルヒはワンスを後継者にしようとするが、ジェグクはかたくなに反対するのだった。

ＴＯＰにより公金横領の罪を着せられ、逮捕されてしまったユンド。怒って乗り込んできたソッキにジェグクは、再審請求を諦めさせればユンドを釈放させると告げる。ジェグクはジャンスの店も訪れ息子を説得しろと迫るが、ジャンスは水を掛けて追い払う。ＴＯＰの圧力はニュースパッチの２人とオ刑事にも及び一時は消沈してしまうがソッキが奮い立たせる。４人は48時間以内にユンドを釈放させようと立ち上がる。

ついにジェグクが逮捕、送検された。チョルヒはこれを機にジェグクを切り捨てようとし、新しいＴＯＰの企画案を出すようチーム長に命じる。一方、ユンドとソッキは再審請求は諦めると偽ってヒョンイルに接近し、ジェグクの拘束令状を出させることに成功する。しかし、ジェグクは自身の拘束がソッキの仕組んだことだと見抜きＴＯＰに反撃を指示する。強敵ジェグクをついに倒したと喜んでいたソッキたちだが…

ソッキが名誉会長の娘だと知ったジェグクは、ソッキを後継者と認めないのは、実は妹だと知っていたからではないかとチョルヒに迫る。しかし、チョルヒはショックで倒れ意識不明に。ジェグクは持ち分構造が変わることを恐れ、この事実を伏せたままワンジュンの会長就任を急ぐ。一方、再審を実現するために、何としてもまたジェグクを拘束させたいユンドは、テヒョンに接触する。すると、テヒョンもユンドたちと手を組む姿勢を見せ…

15年前の事件の真犯人を、ヨンソ、ワンジュン、ワンスに絞るユンドたち。３人と直接話してみて、ワンスに疑いを持つソッキだが、唯一家族らしい温もりをくれたワンスが真犯人でなければいいと願うのだった。いよいよワンジュンの会長就任に向け臨時株主総会が開かれる。形勢を逆転するには、ソッキが名誉会長の娘だという証拠が必要だった。満場一致で決まりかけたその時、ソッキがある人を伴って会場に現れる。

今から30年前。ミヨンは化粧品ベンチャー企業の代表を務める夫ミョンホと幸せに暮らしながら、我が子の誕生を心待ちにしていた。ところが、ミョンホはオーガニックコスメを開発するために5年をかけて研究開発したハーブの特許技術をジェイ化粧品に奪われ、ジェイグループに押しかけて抗議をする。ジェイグループの令嬢ユンギョンの婿であるジェミョンは、ミョンホの口を封じるため、交通事故に見せかけて殺せと部下に指示を出すが…。

交通事故で脳死状態に陥ったミョンホ。ミヨンはショックで倒れて産気づき、未熟児を出産する。一方ユンギョンの赤ん坊も未熟児として生まれ、同じ病院の新生児集中治療室に入院。ユンギョンの友人でもあるウナは赤ん坊の治療を担当するが、当直の夜に恋人に別れを告げられてホテルでやけ酒を飲む。その頃、病院ではユンギョンの赤ん坊の容態が急変。病院からの呼び出しに気づいたウナは、タクシーで集中治療室に駆けつけるが…。

ユンギョンの赤ん坊の死を隠すため、ミヨンの赤ん坊とすり替えたウナ。ミヨンは順調に回復しているはずだった我が子が死んだと知らされ、悲しみに暮れる。そんな中、ミヨンは赤ん坊が死んだ日の前夜に、酒の匂いを漂わせたウナが慌てて病院に戻ってきたことを思い出し、ウナの医療ミスを疑い始める。ウナを問い詰めるも断固否定されたミヨンは、赤ん坊の司法解剖を決意。夫の後輩である記者のインチョルに真相を究明したいと相談するが…。

自らの悪事が明るみに出そうになり、ウナは極度のストレスによって失神。インチョルはウナに助けを求められ、事実の隠蔽に協力する条件として、長年片想いしていたウナに結婚を迫る。ミヨンは司法解剖せずに赤ん坊の葬儀をするが、その頃ミヨンの赤ん坊はユンギョンの息子ヘジュンとして元気に育っていた。そんな中、ミョンホが奇跡的に意識を回復。ミヨンは交通事故を仕組んだのはジェイ化粧品だという夫の言葉を聞き、警察署へ向かうが…。

回復に向かっていたはずのミョンホが急死し、深い絶望に襲われたミヨン。喪服姿でジェイ化粧品に押しかけた彼女は、その帰り道に街でジェイ化粧品のハーブコスメを見かける。それが夫の技術を奪ってつくられた商品だと確信したミヨンは、怒りに駆られて売り場を荒らし、留置場に入れられてしまう。ミヨンはインチョルの助けによって釈放され、たった1人で交通事故の真相を探り始めるが、身に覚えのない横領容疑で懲役2年の判決を受けて…。

刑務所仲間のミエとともに宿に泊まったミヨンは夜中に外出して入水自殺を試みるが、亡き夫の幻影を見て思い止まる。ところがその間に宿で火災が発生し、ミエが死亡。ミヨンは遺体の身元確認のために警察を訪れ、死亡したのが自分だと誤解されていることを知る。思い悩んだ末、ミヨンはミエになりすまして生きることを決意し、復讐のためにウナの長女ユラを誘拐する。第二子を出産したウナは、女児失踪のニュースを見て衝撃を受けるが…。

キャリー・チョンと名を変えたミヨンは、ユラを自分の娘ユジンとして育て上げ、ともに28年ぶりに帰国。一方、ヘジュンは父の病室を訪れ、特許技術を盗まれたと主張するカン社長に誠実な対応をすべきだと訴える。カン社長に会いに行くことになったヘジュンは、婚約者のセラにジェイグループがスカウトしたジェニスの出迎えを頼む。セラは空港で待ち続けるが、ジェニスは現れず…。そんな中、ウナやジェミョンの元に不審な郵便物が届く。

ユジンを見かけたヘジュンは、3年前に汽車で出会ったジェインではないかと声をかける。しかし、ユジンは人違いだと冷たく言い放ち、彼の前から去っていく。その言葉を信じられず、ジェインに違いないと確信するヘジュン。一方、ユジンもヘジュンと過ごした日々を密かに思い返し、切なさを感じていた。翌朝、ヘジュンは偶然の再会を期待して、ホテルの前でユジンを捜す。セラは友達を捜していたというヘジュンの言葉を怪しむが…。

マーケティングチーム長としてジェイグループに入社した、ジェニス・ハン・ユジン。ヘジュンはユジンが3年前に出会ったジェインであるという希望を捨てきれず、彼女が記憶喪失になったか双子なのではないかと疑う。ユジンは入社するやいなや発売目前のデトックスシリーズを中断すると宣言するが、セラやヘジュン、理事たちは強引なやり方に反発する。一方、キャリーはジェイグループへの出資者として、ウナとジェミョンに再会するが…。

自分に会ったことがあると主張し続けるヘジュンに対して、人違いだと再びきっぱり告げたユジン。しかし、ヘジュンはユジンが嘘をついていると疑い続ける。そんな中、ウナの自宅に謎の小包が届く。中には、28年前に行方不明になったユラが身に着けていたものと同じベビー服が入っていた。ウナは誘拐犯が服を送りつけてきたのではないかと疑い、激しく取り乱す。一方、セラはユジンとヘジュンの間に漂う妙な雰囲気に気づくが…。

カン社長に人質に取られ、屋上でナイフを突きつけられたユジン。ヘジュンはユジンを抱き締めたまま屋上からエアーマットに転落し、身を挺して彼女を守る。この映像がSNSで拡散され、一躍話題の人となった2人。ジェミョンは無料で会社のPRができたと喜ぶが、セラはユジンの存在が気に食わない。そんな中、ユジンとキャリーはジェミョンの自宅に招待される。ユンギョンはボランティア活動で出会ったキャリーとの再会を喜ぶが…。

3年前、ヘジュンが自分を待っていたせいで交通事故に遭ったことを知り、胸を痛めるユジン。ヘジュンは思わずユジンにキスをしようとするが、その様子をセラが目撃し、彼女に平手打ちをする。ヘジュンと口論になり、不安にかられたセラは、挙式の日取りを早く決めようとヘジュンを急かす。そんな中、ユジンとヘジュンは転落事故についてインタビューを受けることになり…。一方、ウナはユラを捜す手がかりを入手して希望を抱くが…。

セラとともにエレベーターに閉じ込められ、パニックに陥ったユジン。デニーはユジンが閉所恐怖症であることをセラに気づかれたかどうか気にかける。一方、ヘジュンはこれまで人違いをしていたことをユジンに謝罪するが、自分はジェインだと明かされて衝撃を受ける。セラはヘジュンの推薦だと嘘をつき、素行に問題のあるフィリップをユジンに紹介することに。デニーはヘジュンと酒を飲み、ユジンはヘジュンに恋をしているようだと告げるが…。

ユラの写真が院長室から消えたことに気づき、大騒ぎするウナ。犯人はキャリーだったが、ウナは監視カメラを確認し、1人で院長室に戻ったユジンを疑う。一方、セラはヘジュンを連れて、フィリップをユジンに紹介する席を設ける。フィリップはユジンに積極的にアプローチするが、ヘジュンはフィリップの軽薄な態度が気に入らない。そんな中、ユジンはヘジュンに3年前から好きだったと告白して、セラとの結婚を阻止しようとするが…。

セラには幼い頃に失踪したユラという姉がいると知ったユジンは、デニーとキャリーがそれを自分に黙っていたことを訝しく思う。ユジンに問い質されたキャリーは、同情心が復讐の妨げになりそうだったからだと言い繕う。ユジンはユラを捜し出せば復讐に利用できると考えるが…。一方、セラは結婚式の準備を始めるが、まるで他人事のようなヘジュンの態度に傷つく。そんな中、ジェミョンとインチョルは謎の脅迫電話で呼び出された場所に向かう。

インチョルに呼び出されたユジンは、失踪した娘のユラがカナダに渡った可能性があるという話を聞き、自分にできることがあれば喜んで力になると申し出る。デニーから2人が会っていると聞いたキャリーは慌ててカフェに駆けつけ、ユジンをインチョルから引き離す。そんな中、下心たっぷりのフィリップは、高級ホテルの部屋を予約してユジンをデートに誘う。ヘジュンはバーでフィリップに殴りかかり、ユジンを救い出すが…。

フィリップを殴り、ユジンを救い出したヘジュン。ユジンはヘジュンにプロポーズをして心を揺さぶろうとするが、ヘジュンはユジンの態度が急変したことに戸惑う。一方、フィリップはヘジュンに殴られたことをセラに報告。セラは電話にも出ないヘジュンを捜し回り、ヘジュンとユジンが車の中で深刻そうに話をしている姿を目撃する。そんな中、キャリーは30年前にジェミョンに奪われたミョンホのハーブ農場を訪れ、ヘジュンと出会うが…。

ヘジュンにキスをされたユジンは、3年前に会う約束をした日、弟がテロに遭ったせいで急きょトロントに帰ったのだとヘジュンに説明する。そして、ジェイグループがヘジュンの会社だとは知らずに入社したと嘘をつく。ヘジュンは自分の気持ちについて考える時間がほしいとユジンに伝える。一方、ヘジュンに会ったキャリーは、なぜか亡き夫を思い出して不思議な気持ちになる。そんな中、ヘジュンが暴行罪でフィリップに告訴されて…。

暴行事件の示談の条件として、ユジンを寄越せと要求するフィリップ。腹を立てたヘジュンは示談を拒否するが、当のユジンはデートをして付き合うかどうか考えてみてほしいというフィリップの条件を受け入れる。ヘジュンとユジンの関係を疑うインチョルはジェミョンに忠告する一方、ヘジュンにはセラを幸せにしてやってくれと告げる。そんな中、キャリーは元看護師のミヒャンが入院する療養院を訪れ、30年前の秘密を探ろうとするが…。

インターネットの掲示板に、ヘジュンがユジンと不適切な関係であり、暴行事件を起こして告訴されたという匿名の投稿がアップされる。ユジンは自分たちを陥れたい人間の仕業だと疑い、心当たりがありそうなフィリップを問い詰める。そんな中、ヘジュンはユジンが3年前に出会った忘れられない女性であることを母のユンギョンに打ち明ける。ウナは娘の婚約が危うくなったことに腹を立て、キャリーにユジンを韓国から追い出したいと相談し…。

結婚を考え直したいとセラに告げたヘジュン。セラはユジンのことが好きだというヘジュンの言葉を聞いて大きなショックを受けるが、ネット番組に1人で出演してヘジュンとの結婚には何の問題もないと発表する。そんな中、ユンギョンはユジンのもとを訪れ、ヘジュンのために会社を辞めて韓国を去れと要求する。その頃デニーは、ユジンがウナに平手打ちされたことでヘジュンを責め、今度はユンギョンが今まさにユジンに会っていると伝えるが…。

韓国を去れとユジンに要求したユンギョン。その場に現れたヘジュンは、母のユンギョンにセラとは結婚しないと言い放つ。セラはヘジュンを渡しはしないとユジンに立ち向かうが、ユジンもまたセラに対して挑発的な態度を取る。一方、ヘジュンはセラがフィリップに自分を告訴するよう指示していたことを偶然耳にする。ヘジュンは両家の食事会の席でセラとの結婚を破談にすると宣言し、セラはショックのあまり気を失ってしまうが…。

ユジンの家を訪れて大暴れしたセラ。デニーは偶然を装ってセラの前に現れ、酒を飲みに行こうと誘う。ジェミョンは身勝手に婚約破棄を宣言したヘジュンに激怒し、ユンギョンもヘジュンを説得しようとする。しかし、ヘジュンはユジンを諦めることができず、セラに愛されているのかどうかも確信が持てなくなっていた。そんな中、セラをなぐさめていたウナは、ユジンが閉所恐怖症という弱点を持っていることを知り、ユジンを呼び出すが…。