スジは必死にチョンドンを説得するが、チョンドンは大量のプレゼントにも財産にも興味はないときっぱり拒絶する。ヨウォンは２人のことが気になり、ついチョンドンを避けるような態度をとってしまう。ヤン課長からコンペに出るはずだった作家をスジが買収したと聞いたヨウォンは驚き、伏せておこうと話すが、近くのテーブルにいた記者に聞かれていた。スジに呼び出されたチョンドンは、好きな人がいると言い、改めて告白を断る。

記事を見て激怒したスジはヨウォンのせいだと責めるが、ヤン課長は自分が言ったことだと必死に謝る。ジフンは急いでナム作家に口止めするが、買収が事実なのではと疑ったヨウォンは直接ナム作家に会いに行く。しかし、まともに取り合ってもらえない。ヨウォンがナム作家に会いに行ったと聞いたチョンドンは独断で動いたことをたしなめようとするが、チョンドンがスジの味方だと思っているヨウォンは頑として自分の意見を曲げない。

捜していたコレクターがジフンだと知ったスジは喜ぶ。ハナ飲料では懲戒委員会が開かれ、ヤン課長は解雇を言い渡されてしまう。一方、イナムとヨジュの関係を知ったソナ。イナムは様子がおかしいソナを不思議に思う。嘆願書で解雇を撤回できると聞いたヨウォンはスジに頼み込むが、代わりに使い走りにされる。会社を訪れたコンニプは偶然その姿を見てショックを受け、さらにスジは嘆願書なんて書かないと突き放すのだった。

スジの家を訪ねたチョンドンは、リビングにある絵がナム作家の絵だと気が付く。ユンギョンからジフンのプレゼントだと説明され、スジもチョンドンも不審に思う。一方、腸炎にかかっていたナム作家の息子を代わりに病院に連れて行ったヨウォン。ヨウォンと話し、考え込むナム作家。そんな時、ヨジュは偶然ジョンスクが家にいるところに鉢合わせる。ユンギョンはジフンに電話をかけ口止めするよう言うが、スジがそれを聞いていて…。

買収が事実だと知ったスジは大激怒。ジフンに怒りをぶつけるスジは、ユンギョンが関わっていることを隠し通すよう言いつける。だが、ヨウォンに恩を感じたナム作家は自分の口から真実を語り、先に記事が出た。ナム作家はユンギョンから金銭を受け取った証拠をヨウォンに送り、ユンギョンとスジは謝罪会見を開くことになる。真実を明かしたのがヨウォンだと知ったスジ。会見は無事に終わるが、なんとチョンドンが倒れてしまう。

スジはヨウォンのせいでチョンドンが死にかけたと言いがかりをつけ、チョンドンに近寄るなと釘をさす。ヨジュからギュチョルとジョンスクの話を聞いたヨウォンは見守ろうと話すが、ヨジュは不満を堪えきれない。イナムがソナをいじめた相手を捜していると聞き、直接会って謝ろうとするヨジュ。しかしソナの心の傷は深く、もう来ないでほしいと追い返されてしまう。そしてヨウォンは悩みに悩んだ末、自分の気持ちを認めることに。

ようやく気持ちを通じ合わせたチョンドンとヨウォン。チャンが指輪を盗んでいなかったと知ったビョンレは、もう一度呼び戻すようユンギョンに言う。ビョンレはジフンとチョンドンを家に呼び、甲斐甲斐しくチョンドンの世話を焼くスジを見て、ジフンは心穏やかではない。相変わらず頑ななチョンドンの態度に腹が立つスジは、無理やり部屋に呼び入れる。そのうえ勝手にヨウォンからの電話に出て、一方的に切ってしまう。

ジフンの気持ちがスジにあるのではないかと思い始めるチョンドン。スジが電話に出たことで拗ねたヨウォンはチョンドンの連絡も会話も避け続け、まったく心当たりのないチョンドンはそんなヨウォンの態度に途方に暮れる。そんな中、掃除をしていたサンムンは偶然イルナムの口座にドンウから大金が振り込まれているのを見てしまった。ヨウォンの誤解は無事に解けるのだが、仲睦まじい2人の様子を見てしまったスジは…。

チョンドンとヨウォンが付き合っていることを知ってしまったスジ。ジフンに会いにいったスジは泣きながらチョンドンへの想いを語り、その姿にジフンは心を痛める。少しずつ恋人として仲を深めていくチョンドンとヨウォン。その一方でどうにかしてチョンドンの心を奪いたいスジは、徹底的にヨウォンに敵対することを決める。スジはソナに兄の恋人に求める条件を尋ね、ソナの語る理想がヨウォンからかけ離れていることに喜ぶ。

２人の食事を邪魔するスジに、チョンドンはヨウォンを連れてすぐさま席を立つ。ジョンスクのことで腹を立てたヨジュは、しばらくワン家に泊まることに。チョンドンがヨウォンと付き合っていると知ったソナは猛反対する。ヨウォンは自分のせいで兄妹の関係が悪くなることを心配し、スジが仕組んだことを知ったジフンは２人のことを思ってスジをたしなめる。一方、イルナムとサンムンがドンウの金のことについて話していると…。

イルナムが借金を返すためにドンウから引っ越し資金を借りたと知ったコンニプは、ヨウォンとドンウのことを思い涙する。ある日、ヨウォンとボラム、そしてチョンドンは３人で休日を過ごすことに。ソナと買い物に出かけたスジは偶然それを見かけて近寄ろうとするが、ソナはそれを止める。それはソナの知る中で一番幸せそうな兄の姿だった。しかし納得がいかないスジは、その足で４兄弟スンドゥブに向かう。驚くヨウォンにスジは…。

ヨウォンとチョンドンが付き合っていることをコンニプに話すと脅すスジ。一方、家に帰り改めて話し合ったチョンドンとソナ。ソナはチョンドンが幸せなら2人の気持ちを尊重すると話す。チョンドンは会社でスジを呼び出し、ソナまで利用してヨウォンとの交際を妨害してきたことを咎める。しかしスジはそんなチョンドンの態度が理解できない。コンニプの言葉が浮かぶヨウォンは、チョンドンを呼び出して自分から別れを告げる。

突然ヨウォンから別れを切り出され、動揺するチョンドン。なんとか説得しようとするもヨウォンの決意は固いのだった。ヨウォンはジフンに部署異動を願い出る。さらにスジに連絡してチョンドンと別れたことを伝え、もう店には来ないでほしいと頼む。喜ぶスジだが、ちょうどその時ジフンがスジと結婚して後継ぎになるというニュースが流れる。怒るスジに対し、自分の気持ちを伝えるジフン。家に帰ったヨウォンが偶然耳にしたのは…。

イルナムがドンウから引っ越し資金を借りていたこと、それを家族全員が隠していたことを知ってショックを受けるヨウォン。チャンはコンニプたち家族の悲しい過去を知る。一晩悩んだヨウォンは、コンニプのために受け入れることに。一方、怒りが収まらないユンギョンはジフンの元へ向かい意地でもスジから離れさせようとする。ヨウォンはジョンスクに呼び出され、その流れでお見合いをすることに。偶然それを見たチョンドンは…。

ヨウォンの行動に納得がいかないチョンドンだが、ヨウォンは関係ないと突き放す。スジはジフンと結婚するつもりはないとビョンレに言うが、ビョンレはジフンと結婚しないならカードを止めてスタジオも閉鎖すると脅す。どうにかヨウォンに見合いをさせたいジョンスクは直接店まで会いに行くが、偶然話を聞いたジヨンは驚き、ジョンスクとヨウォンを責め立てる。そこにコンニプの授業をしにきていたチョンドンまでやってきて…。

ヨルメを誘拐した罪でムシムに告訴され、逮捕されるジナ。ムシムは、ジナはヨルメの母親だろうと詰め寄るが、ジナは否定する。ピルドゥが自分を見捨てる気であることを知ったジナは、ドッキを使ってピルドゥに脅しをかける。

ジナの告訴を取り下げたムシム。それでも強気のジナに、ムシムはジナとヨルメのＤＮＡ親子鑑定結果を突き出す。一方、なぜムシムが告訴を取り下げたのかが分からないチョンイは、その理由をムシムから聞き出そうとする。

ムシムがシジュンの再審に向けて彼の無実を訴えたビラが、チュボの社内でばらまかれ、ジナのことではないかと疑いの目が向けられる。ビラをまいたのはシジュンだったが、彼は、もう手を引こうと提案するムシムを突っぱねる。

チュボの屋上からムシムが転落死する。、屋上に一緒にいたジナは、ピルドゥと取引し、証拠映像を削除してもらう。その頃、刑務所で弟分だったジョンスに再会したシジュンは、大富豪の彼に、一緒に事業をしようと誘われる。

ムシムの葬儀の日。チュボでムシムが最後に会ったのはジナだったことを知るシジュン。葬儀場を抜け出して家にいたシジュンはムシムの手記を発見し、そこにピルドゥの名を見つける。その日、ピルドゥも一人酒を飲んでいた。

ムシムが死の直前まで持っていた指輪をジナがはめているのを見て激高するシジュンを、チョンイはなだめる。一方、事故当日のジナとムシムが映った映像がプンドの元に届き、それが証拠となり、ジナは警察に事情聴取を受ける。

防波堤から転落して意識を失ったヨルメ。ジナは一旦は通報しようとするも、結局ドッキに助けを請う。さらにジナは、意識不明のヨルメが目覚めたときのためドッキに付き添いを頼むが、ドッキはシジュンに病室から追い出される。

チョンイとジナがいる前で、意識不明だったヨルメが目覚める。ジナがヨルメのけがに関わっていると確信したチョンイは、ムシムの転落時のことも明かし、これ以上ジナの手助けをしないようドッキに警告する。

ピルドゥを試そうと、プンドは転落事故時にジナを見たと証言し、ジナは逮捕される。一方、ムシムの死以来、失語症になったヨルメが退院する。ムシムの衣服を抱いて泣き続けるヨルメを、チョンイは自分の家で預かると申し出る。

ジナの供述により逮捕されるピルドゥ。ジナは警察に、ムシムとピルドゥの間に金銭授受があったとも証言し、シジュンは激怒する。早々と釈放されるピルドゥだが、プンドの指示でピルドゥに内部監査が入ることに。

何者かがジナを連れ去ろうとしたところを、シジュンがジナを連れて逃げる。そこをチョンイが目撃する。ピルドゥはプンドを会長から解任しようと理事会を招集。しかし、ヨンインの根回しが効いて理事たちはプンドの味方につく。

母と父の顔や、種を持って逃げたことなど幼いころの記憶を断片的に思い出すチョンイ。泣き出すチョンイをプンドは優しく抱きしめる。美人図も記憶にあることを聞いて、ハッキュは自分の罪も思い出し悩む。

理事会でピルドゥとの悪だくみを暴き、ジナの化けの皮をはがしたプンドとチョンイ。ずっと記憶喪失のままのふりをしていたプンドに対して、怒りをあらわにするジナ。しかしそんなジナに、プンドは解雇を言い渡す。

幼いころの記憶にあることから、美人図を研究したいチョンイと、父の死の原因にもなったので美人図の話すらしたくないプンド。一方ピルドゥは、横領問題で追及されていたが、身代わりを用意して自首をさせ、責任を逃れていた。

ヨンインがピルドゥの前に姿を現す。追いつめられたピルドゥはヨンインを襲うが、そこに検察が現れ、ピルドゥは横領とヨンイン殺人未遂の罪で逮捕される。一方プンドは祖母に対する積年の複雑な思いから、素直になれずにいた。