虹ノ村に超人気バラエティ番組「ぽつんと診療所」がやってくる…！テレビ取材に張り切る村人たちだが、真空（高畑充希）は病のことや、この村にいることをまだ母親に伝えられていないとこぼす。そんな中、テレビクルーのカメラマンが足から血を流していることに、太陽（北村匠海）は気づき…？

ひとり、部屋でカレンダーを眺める真空（高畑充希）、もうすぐ母親の誕生日だ。いい加減、自分の病のこと、そして虹ノ村で暮らしていることを伝えなければ…と思うが、何度もメールを打っては消し、打っては消しを繰り返してしまう。そんなある日、雪乃（安達祐実）の記憶を確認する定期診察の日がやってくる。

「あと、どれくらい？どれくらいしたら、私は何もわからなくなるの――？」まだら認知症を抱える雪乃（安達祐実）は、定期健診で突如自分の年齢を答えることができなくなる。覚悟していた瞬間がまたやってきた、と真空（高畑充希）は姿勢を正し、晴信（眞島秀和）から託されていたノートの記録を雪乃に説明する。

夜中にトイレから出てきた太陽（北村匠海）。リビングから何やら声が聞こえ、そちらに向かおうとしたところ、なんと真空（高畑充希）と朔（井浦新）が恋仲であると発覚…!?あまりの衝撃に声を出すこともできず、思わず診療所を飛び出してしまう。パジャマのまま、朝靄の山奥を1人歩き続ける太陽。2人のことを思い出しながら、自らの過去の嫌な記憶もよみがえり…。

虹ノ村に新たな住人がやってくる――。無口で愛想がなく、謎に包まれた1人の男性・藤田（柄本時生）。張り切りまくりの霧ケ谷（光石研）は、一軒の空き家を案内するが…？そんな中、虹ノ村の面々は、まもなく訪れる“のど自慢大会”の準備の話題で大盛り上がり。

神代龍平は、悪い噂がつきまとう転校生の宮下千雪が気になってしょうがない。

図書委員の高瀬リリコは、返却された本にはさまれた自分宛の手紙を見つける。

盲目のピアノ少女・安積サワコにひとめぼれした結城光男はある日、サワコから手紙の代読を頼まれる。

ファッションに無頓着で恋愛にも縁がない早川愛の下駄箱に差出人不明のラブレターが入っていた。

小林文子が屋上で拾ったのは、コワモテの増村保志が書いた超ピュアなラブレターで…。

篠原夏芽は、1年前に夢を追って旅立った恋人のメールに刺激を受けて、思いがけぬ行動に出てしまう。

思い切って出したラブレターのおかげで、橘花楓は筒井ノブオと付き合えることになったが…。

和田はどうしても馴染めないクラスの男子・荒木と、なりゆきでFAXレターをすることに。

何度も同じ女の子にフラれている金子は、クラスの女子・瀬々から音楽CDを借りる。

佐藤健二は二年前に病死した兄の遺言で、兄の恋人だった女性にDVDを渡すことになった。

九島高校へ転校してきた椎葉岳の野望は、学校のテッペンをとること。現在テッペンに君臨するシャケに挑むが…

卜部はシロと丸母を標的に作戦を練っていた。卜部の筋書きとも知らず、シロと丸母は…。

丸母に再戦を挑むシロ。シロの脳裏には「強さってなんだと思う？」という父の言葉が蘇る…。

2年生ながら九島高校のNo.2を張るキリオは、2年生の仲間とともに1年生狩りを始めて…。

椎葉はNo.2のポジションにいながら逃げ腰でやり過ごす、キリオの生き方に憤慨し再戦を申し込む！

椎葉はゲームセンターで未央学園の二階堂と出会う。二階堂の不遜な態度に椎葉は憤慨して…。

晴香は親友の柚衣が椎葉に好意を抱いていることを知った。解せない顔をする晴香に、柚衣は…。

丸母、卜部、シロは「1年の3強」と呼ばれはじめていた。その腕っぷしは他校にも知れ渡り…。

神楽工業が矢代高校をシメたという噂が九島の校内を駆けめぐった。神楽の頭・兼光は実力者で…。

兼光が幹部たちを従えて九島に乗り込んできた。九島の面々も闘志を燃やし、総力戦が始まる！

シャケが兼光を打ち破り、校内は落ち着きを取り戻していた。しかし、丸母たちは苛立ち…。

いよいよ1年生たちがシャケに挑むときがきた。シャケがいる屋上へと向かう椎葉だったが…。

結婚２年目の中山文（比嘉愛未）は、周囲も羨むイケメンで誠実な夫・和真（竹財輝之助）と平穏だけど幸せな生活を送っていた。文は、自慢の夫を手に入れ「世界一幸せな妻」だと思っていた。そう、“あの日”までは…ある日、文は和真の携帯に届いた意味深なメッセージを見てしまう。もしかして浮気…？2ヶ月間のセックスレスも重なり、文は不安を募らせる。しかし決定的な証拠はない…。夫の浮気を追求するか否か…。

結婚記念日の準備を済ませ、和真（竹財輝之助）の帰りを待っていた文（比嘉愛未）。そこへ、今夜は帰れないと和真から連絡が入る。「本当に浮気しているの？」そんな疑いが消えない文は家を飛び出してしまう。行く宛もなく家に戻った文を、和真は優しく迎え入れる。「信じていいよね…」そんな文の思いもつかの間、またしても和真に怪しい行動が…。

和真（竹財輝之助）の浮気相手らしきアカウントを見つけ、投稿の詮索が止まらない文（比嘉愛未）。さらに和真の裏アカも？「私の何がいけなかったの？」文はそんな思いを抱きながら打ちのめされていたが、崩れていく夫婦の信頼関係を繋ぎとめるべく、和真に妊活を提案する。そして、タイミング法を試すことになった文と和真。「子供ができたら何か変わるかもしれない…」かすかな希望にすがる文を、さらなる絶望が襲う…！