帝都医大・高松分院に派遣された未知子は近くの漁港で漁師に憧れる入院患者の少女と出会う。

超難手術の直前になって蛭間から手術中止とクビを言い渡された未知子。打倒蛭間は、果たして…!?

とある南の島を訪れていた外科医・大門未知子は、豪華客船の事故で負傷した乗客たちに遭遇する。

国立高度医療センターは新総長・天堂義人による組織改革で、戦略統合外科として一本化し、新たなスタートを切ることに。

「国立高度医療センター」に、総長の天堂義人ですらも一目置く、「日本看護師連合会」の会長・三原雅恵が現れた！

討論番組に出演した天堂義人は、国家レベルの新組織を創立し、医療輸出関連の権限を一極集中させる構想を発表する。

覇権争いが未だ絶えない国立高度医療センター。その状況についに天堂は、東の海老名か、西の談合のどちらかに絞ると表明する。

天堂が提唱した国家レベルの新組織「日本医療産業機構」の創立。その実現の鍵を握る厚生労働大臣から秘密裏の依頼が…。

久々にナイトクラブへ繰り出した未知子は、「名医紹介所」の所長・神原晶とダンスに興じていた。

ある日未知子は「国立高度医療センター」内で、1冊のノートを拾う。それは入院している小学生とその母の筆談ノートだった。

街中を歩いていた未知子は、ファッション誌の撮影をしているスーパーモデル・九重真耶と遭遇。

国立高度医療センターに国会議員・十勝喜子が入院。喜子は重度の心筋梗塞と肝細胞がんを患っていた…

「名医紹介所」の所長・晶が人知れず、倒れた――。晶はそのまま紹介所に戻ることなく、未知子の前から姿を消し…

赴任して2年。相良のおかげで、堂上総合病院は以前とは見違えるほど活気にあふれていた。

堂上病院で出産予定の妊婦が緊急搬送されてきた。母親と子ども両方の命を救うにはどう対処すべきか？

堂上総合病院に和枝を訪ねて来た彼女の息子・雅也が帰り際、バイクにはねられて病院に搬送される。

ベストセラー作家が入院し、意気揚々と主治医になることを申し出た森山。一方、相良は担当手術を控えていて？

堂上総合病院の院長になると宣言した相良に戸惑う佐知。その時、たまきが倒れたとの知らせが入り…。

相良は超高齢化社会を迎える将来を見据え、堂上総合病院でのホスピスの必要性をたまきに訴える。

入院患者の田代が行方不明になり、病院中を探す佐知ら看護師たち。相良も田代を探し、屋上へ…。

千住に続き高泉を懐柔しつつある相良。しかし和枝はたまきの手前、相良に賛同する気になれない。

難病を併発している入院患者・奈加子から、主治医になってくれるよう依頼された相良たちだが…。

合同オペ成功から1年半。相良は堂上総合病院に勤務するかたわら、若手医師の育成に励んでいた。

入院患者・平林芙美江は、悪性腫瘍の一種である肝血管肉腫を発症していることが判明する。

森山の怒りに触れ、他のドクターたちの目の前で土下座させられた相良。だが、そんな森山の暴走も彼の想定内だった。

森山院長代理の突拍子もないアイデアによって、医療トラブルや患者からのクレームは激減。ますます図に乗る森山は…

バカンスから帰って来た院長のたまきは、自分が守ってきた病院の惨憺たる有様に激怒する。

堂上総合病院を立て直すべく、たまきは本格的な病院改革に乗り出すが、肝心の森山だけはまったく変化の兆しが見られない。

「危機感がチームを強くする」。相良の作戦が奏功し、ドクターたちの意識は少しずつ高まっていた。

巨大医療グループ・満潤会の満堂潤三郎から「50億円で堂上総合病院を売って欲しい」と持ちかけられた森山は…