少女の言葉と共に発せられた銃声が、少年の平凡な日常に永遠の終わりを告げる…。
アインと名乗る少女は、少年に対し「暗殺者になれ…。」と無感情に告げるのだった…。
アインによって暗殺者として着々と仕上げられたツヴァイに、初めての任務が下される。
正式にインフェルノの一員となったツヴァイは、アインと共に暗殺の任務を受けていた。
ツヴァイは、マフィアのボスであるトニーの妻と幼い息子の監視を命じられるのだが…。
最愛の家族を奪われたトニーは復讐のため、インフェルノの特殊性を突いた策に出る。
クロウディアは梧桐組若頭・梧桐大輔と2億ドル相当のコカインの奪取計画を実行する。
梧桐組の援護任務、その直前にツヴァイはクロウディアの護衛を命じられてしまう。
裏切り者のサイスに加担した玲二は、組織の手から逃れるためあてもなく車を走らせる。
サイスの手に落ちてしまったエレンを解き放つため、玲二はサイスを殺す事を決意する。
クロウディアは玲二を寵愛し、インフェルノとは関係のない独自の任務に彼を起用する。
多発する暗殺事件。昨年だけで20人以上の大物が犠牲となり、暗黒街に戦慄を与えていた。
殺人事件を独自に調査していた玲二は、事件現場で「キャル」という少女に出会い…。
キャルを守るため、玲二は幹部会で「キャルを自分の助手として育てる」と大芝居を打つ。
失態を犯した玲二に課せられたのは、狙撃手を逆狙撃するカウンタースナイプだった…。
エレンの幻影に悩まされながらも、玲二はかろうじてランディの狙撃を阻止するのだが…。
操車場で玲二を待っていたのは、銃を突きつけられたリズィと梧桐組の面々だった…。
玲二の抹殺指令が下り、キャルの身を案じた玲二は、自分の部屋へと急ぐのだが…。
無邪気なキャルとの生活のなかで、玲二は次第に人間らしさを取り戻していくのだが…。
長い逃亡生活を経て、玲二と江漣は日本で身を隠し、平穏な日々を送っていたのだが…。
自分を裏切った玲二に対する復讐だけを支えに、キャルはファントムへと変貌する…。
礼拝堂へ駆けつけた玲二が目にしたのは、互いに銃を向け合うアインとキャルの姿だった。
玲二は逃亡までの時間を稼ぐため、組長の娘を利用してインフェルノに圧力をかける。
美緒という切り札を握ったキャルは、対決の場を指定するよう玲二にプレッシャーをかける。
キャルから解放された美緒は、江漣とキャルの居場所を伝え、玲二を送り出すのだった。
静寂が支配する礼拝堂に銃声が響く…。玲二は自らドライ(キャル)と決着をつけた…。