SPEED GRAPHER ディレクターズカット版
わたしを連れて、逃げて下さい
 
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キャラクター
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- 雑賀辰巳
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- 天王洲神楽
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- 水天宮寵児
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- 銀座ひばり
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- 辻堂
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- 天王洲神泉
作品データ
スタッフ
原作：GONZO
監督：杉島邦久
シリーズ構成：吉田伸
キャラクター原案：コザキユースケ
アニメーションキャラクターデザイン・総作画監督：石浜真史
デザインワークス：奥野浩行、森久司、海老原雅夫
美術監督：衛藤功二
美術監修：東潤一
アニメーション制作：GONZO
キャスト
雑賀辰巳：高田裕司
天王洲神楽：斉藤圭
銀座ひばり：本田貴子
水天宮寵児：森川智之
天王洲神泉：高島雅羅
辻堂：結城比呂
新治：津田健次郎
真壁：江川央生
戸越清冶郎：広瀬正志
弓家正 ほか
© 2005 GONZO
カメラ好きの父の影響で幼い頃からカメラに興味を持つ。15歳の時読んだ報道カメラマンが著した本に触発され、戦場で活躍するカメラマンたちの写真に心酔、自らも戦場カメラマンになることを決意。18歳のとき、当時東西通信社・社会部に勤務していた戸越清治郎のバックアップをとりつけ、単身、外国の紛争地域へ乗り込む。その写真は一躍世間の注目を集める。以降、各地の紛争地帯を渡り歩いて写真を撮り続けるものの、25歳のとき、ある戦場で瀕死の重傷を負い、NPO（MSF）から戦地に派遣されていた医師、両国玄蕃によって命を救われる。だがその傷の治療によって薬物中毒となり、南米のスラムで廃人同然でいるところを戸越に発見され、日本に連れ戻される。そのときパスポートを剥奪され、目的と気力を失ったまま今日に至る。
日本経済に強大な影響力を持つ巨大コングロマリット企業、天王洲グループの総帥、天王洲神泉（テンノウズシンセン）の一人娘として生まれる。父は日本経済界東のドンと呼ばれた、旧足利財閥の足利裕一郎といわれているが定かではない。その足利は神楽が3歳のときに他界している。良家のお嬢様として英才教育をほどこされ、何不自由ない暮らしをしているかに見えるが、何故か母・神泉に疎まれており、その虐待は年を追うごとに激しくなっている。中等部に入った頃からたびたび悪夢にうなされるようになるが、実はその頃から水天宮にあやつられ、秘密倶楽部の女神として、いかがわしい儀式を行わされていた。15歳の春、儀式の最中にサイガによって覚醒させられ、真実を知る。
その生い立ちは不明。天王洲グループが企業拡大を推進していた時期、企業や土地の買収を先頭に立って推し進め、天王洲グループの今日を築いた影の立て役者。神泉の信頼は篤く、今も神泉の右腕として天王洲グループの影の仕事を全て任されている。そのため表舞台に出ることは一切無い。一方で影の仕事を円滑に進めるため、政、官、財の要人を取り込む手段として、彼らが集う、闇の秘密倶楽部を設立。その支配人となる。秘密を共有することで一体感を生み、天王洲グループの基盤はさらに盤石なものとなる。そこまでは神泉も知っている表の顔で、実はその裏に神泉も知らぬ別の顔を持つ。その秘密倶楽部の真の姿は究極の快楽を与える場所であり、究極の快楽とは即ち、自らフェティシズムの対象そのものになることである。それを叶えるため、神泉の娘・神楽を利用し、秘密裏に背徳の儀式を行う闇の司祭が彼のもうひとつの顔である。そうやって次々と“ユーフォリア”と呼ばれる超人たちを生み出してゆくのだが、その技術をどうやって手に入れたのか、その目的は何なのかは未だ不明。得体の知れない野望を持つ男。
そこそこ裕福な家庭に育つも、家庭環境は希薄でいきおい個人主義で男勝りな性格となる。成績は優秀。スポーツ万能、アクション映画に熱中するあまり、自らも格闘技をいくつも習得。無類のガンマニアとなる。都内有名大学在学中、合法的に銃を発砲できるという理由から警察官を志望。あっさりと国家公務員試験一種に合格して卒業後警察庁のキャリア組となる。だがその自己中心的な行動と女性であるというハンデから出世街道をハミ出し、現在新宿の新都心署特務課の警部として勝手気ままな日々を送っている。社会の流れにそれほど疑問を持たずに暮らしてきたため、拝金主義が身に染み付いており、本業よりも株のネット取引に忙しい。自分の職業を利用してのインサイダー取引などでかなりの収入があり、バブリーな生活を送っている。25歳の時ある事件をきっかけにサイガと出会い、金が全ての世の中でまったく価値観の違うサイガとの生き方にカルチャーショックを受け、それ以来なにかとつきまとっては面倒を見ている。口癖は「正当防衛」。
性別不明な雰囲気を醸し出しつつ、闇の社交場である秘密倶楽部の影で支配人である水天宮へかしずき行動を共にし、忠実な右腕として活躍。何か秘密があるらしく、マスクはけして外さない。
トップモデル、女優として活躍するも、東の経済界の首領（ドン）と呼ばれた経済界の巨人、足利裕一郎に見初められ、その妾となる。23歳のときに神楽出産、その3年後、足利氏は他界。財産の一部を受け継いだ神泉はベンチャー産業を興し、その美貌とたぐいまれな商才によって次々と企業を買収。数年で日本でもトップクラスの巨大コングロマリットを作り上げる。さらに足利グループをも吸収、その総資産は国家予算をも上回ると言われている。企業の象徴として六本木に150階建て、全長700メートルの天王洲ビルを建築、今日に至る。
