韓国ドラマ:『愛の選択 産婦人科の女医』完全攻略ガイド〜愛と命の戦い
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早朝5時の韓国病院に、新任の産婦人科医ソ・ヘヨンが出勤してきました。緊急を要する妊婦が同時に2人も運び込まれ、現場は大混乱し挨拶どころではありません。ヘヨンはあわてふためく医師を制し、見事に手術をこなしました。休む間もなく担当患者を見回ってテキパキと指示を出し、周囲に天才女医の名を刻みつけます。ヘヨンがこの病院の企画室長とどんな関わりがあるのかなど、誰も知りません。
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夫と妙にイチャイチャする妊婦。1人になるとヘヨンに胎児の血液検査をしてくれと求めました。危険を伴い夫の同意が必要だと言うと、妊婦は「この病院は布団も雑巾もダサイ!」と怒鳴り散らす始末。お腹の子が愛人の子か夫の子か知りたいのでした。数日後、その妊婦は「ソ先生も同じ立場でしょ」と脅迫してきます。
センター長が病院の入り口でお迎えしたのは、アナウンサーで財閥に嫁いだイ・ユンジン。病院スタッフらはなぜこの分院にきたか怪訝そうな顔をします。イ・ユンジンは結婚直前まで二股をかけていたと騒がれ、今回の妊娠は前の恋人の子ではとウワサされていました。ユンジンはヘヨンに、胎児の秘密を守ってくれと頼みます。
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出血多量で、すでに意識のない妊婦が運ばれてきます。彼女のそばには、夫と母と女の子が2人付き添っていました。そこに姑がやってきて、嫁が再婚で女の子2人を産んでいることを初めて知ります。夫がなかなか手術に同意せず、妊婦に命の危険が迫ります。そのそばで姑は跡継ぎもできないのかと激怒していました。
ヘヨンも妊婦のひとり。不倫相手に始末するようにと示唆され悩んでいました。そんな時にエレベーターに閉じ込められてしまいます。嘔吐して同乗の男性に世話になりますが、気まずさから礼も言わずに別れました。すぐ後になんと病院の手術室で再会します。男性は小児科医のイ・サンシクで、ヘヨンの妊娠を知っていました。
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『外科医ポン・ダルヒ』『白い巨塔』『ニューハート』などここ数年メディカル・ドラマの名作が数多く生まれましたが、全て外科が中心のドラマでした。今回は女性の立場や家族の問題が、くっきりと反映される産婦人科が舞台です。プロデューサーのイ・ヒョンシクは「産婦人科について私たちは知ってるようで、意外に知らない部分が多い。シングルの女性や男性たちにも理解を広げてもらえたら」とドラマの制作意図を伝えています。
緊迫感のあるリアルな手術場面は、作り物ではなく実際に行われたものです。「メディカルドラマの新しい1ページを刻んだ」と高く評価されています。制作スタッフが何人かの妊婦とその家族と丁寧に交渉した結果、2人の妊婦から同意が得られました。手術撮影にはチャン・ソヒも立ち会い、「初めは恐かったが、いつのまにか手術台に近づいていました。赤ん坊の第一声に涙が出た。」と女医を演じる心構えができたと述べています。
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「小さい役をたくさん演じてきたので、どんな役を与えられても自信があります!」『妻の誘惑』で復讐劇のヒロインが定着したチャン・ソヒは、今回は180度変身して有能でクールな女医に挑みました。「年下の俳優たちと同世代のキャラクターを演じられて感謝。命に関してたくさん考えました。心身共に私を成熟させてくれた作品」とソ・ヘヨン役に大満足のようす。シーズン2の製作もウワサされていて、いつでも準備はOKだそう。
ソン・ジュンギは以前から医師役に憧れていて、今回、晴れて希望を適えました。手が血まみれになっても多量の血を見ても顔色ひとつ変えず、皮肉屋で有能なアン・ギョンウを好演しています。しかし配役された当初は、壁にぶつかっていました。レジデント2年目のギョンウは28歳で、当時のソン・ジュンギよりも3歳年上。さらにお金と愛を天秤にかければ、金を選ぶ主義。ギョンウの気持ちをどう理解したらいいか悩んだそうです。
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