韓国ドラマ:『大胆な彼女』完全攻略ガイド〜思い切って行こう! きっと、あの人が守ってくれる!!
ソニョンは大学生で主婦。夫は化粧品会社で研究をしていて、画期的な発明をしたばかりです。夫婦は夫の家に同居しているため、ソニョンは家事をしてから大学に駆けつけます。慌てているので、他人を教授と間違えたこともありました。ある日、留学中の義妹セビンから姑に連絡が入りました。赤ちゃんの泣き声も聞こえてきます…。
スニョンとセジュン夫婦は、セジュンの両親と同居しています。姑ウンシルはセジュンに期待をかけていたので、財産、家柄に優れた女性と結婚するものと期待していました。しかしどの条件にも当てはまらないスニョンと結婚したので、おもしろくありません。ウンシルはスニョンのダメさばかりが目についてグチが止まりません。
セジュンは長年手がけてきたベータ・レチノールの研究に成功します。真っ先にスニョンに知らせ、二人は大金持ちになれると大喜びしました。しかしあんなに輝いていたセジュンの表情が、すぐに曇ってしまいます。大事に金庫に保管してきた研究が、何者かに盗まれてしまったからです。セジュンには犯人が誰か分かっていました。
セジュンの妹セビンは家の経済力もおかまいなしに、デザインの勉強と称してイタリアに留学しました。しばらくは連絡をよこさなかったのに、ある時から母親への連絡が頻繁になります。セビンはソウルに戻っていました。当初はスニョンやセジュンにはセビンの帰国は知らされず、姑の混乱にスニョンは困惑するばかりです。
スニョンはよくウンシルに子供はまだかと催促されていました。スニョンは学生の身、学業を終えてからと考えていました。セビンが帰国した頃から、ウンシルはいきなり養子縁組みしろと言うようになります。ソニョンもセジュン夫婦ははっきり拒みました。ウンシルの意志は固く、セジュンの勤め先にまで押しかけて懇願します。
韓国の朝ドラといえば、「ドロドロの崖っぷち」なストーリーがほとんど。しかしこの『大胆な彼女』のヒロインのスニョンの健康的な明るさが、この時間帯のドラマのイメージを打ち破りました。ドラマが見たくて遅刻が増えたサラリーマンや学生、ストーリーを見て自分たちのことを真剣に話し合った夫婦もあったとか。「スニョンが優しすぎる」という意見もありましたが、イ・ユリは「優しさはスニョンの素晴らしい個性」と答えています。
『大胆な彼女』でスニョンを演じたイ・ユリは、プライベートでも幸福を掴みました。ドラマ放映後にキリスト教の牧師さんと結婚しています。イ・ユリの結婚式でブーケを受け取ったのは、なんとセビン役のソ・ジヨンでした。二人はドラマの中では反目していますが、共演中に互いの恋人の話をし合う仲にまでなりました。めでたくブーケを手にしたソ・ジヨンでしたが、「ブーケのせいで結婚間近だと誤解しないで」とコメントしています。
ソ・ジヨンはK-POPスターの先駆け的存在です。彼女は98年にデビューした男女4人グループ「シャープ」のメンバーでした。当時は俳優になるなど考えたこともありませんでしたが、グループ解散後に出演したドラマ『ごめん、愛してる』で本格的に女優に転身しました。当時は「どのように演技するかも分からず、最初は手足がバラバラでした。」と回想しています。ちなみに、もう歌の世界に復帰する意志はないと公表しています。
ソニョンの姑であり、ワンギルの妻ワンシルの意地悪や毒舌は、回を追うごとにパワーアップし視聴者をクギづけにしていきます。ワンシル役のキム・チョンは第二のヒロインとして大人気になりました。それまでは『パリの恋人』や『ラスト・スキャンダル』など数多くのドラマで脇役を演じてきた中堅俳優で、認知度はイマイチでした。今回のブレイクに気を良くして、キャストやスタッフを自宅に食事に招き感謝の気持ちを伝えました。
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