韓国ドラマ 「ドラゴン桜」完全攻略ガイド〜落ちこぼれの君へ 最難関大学合格を、その手に!!
原作と日本のドラマでは、目標は東京大学に定めています。ならば韓国版は国内最高峰のソウル大学のはず。しかし敢えて天下大という架空の大学になりました。その理由は韓国特有の事情で、視聴者の反応で途中でドラマの企画意図が変わることに配慮したためです。天下大学は国際的水準の国立大学と設定、ピョンムン高校は、名門高校の韓国語読みをもじりました。学校風景は水原工業高等学校と釜山工業高等学校で撮影されました。
特進クラスに入ってくる5人の生徒は、『善徳女王』のキム・チュンチュ王子役のユ・スンホ、映画『グエムル-漢江の怪物-』で怪物に捕まるコ・アソン、アイドルグループT-araのジヨンら実力人気ともにトップのティーンズ・スターたち。またドラマのサウンドトラックもK-POPを担う10代の歌手たちが担当。4MINUTE、T-MAX、FTtriple、BEAST。そしてユ・スンホやコ・アソンも参加しています。
『ドラゴン桜』(韓国タイトル『勉強の神』)はキム・スロにとって初のドラマ。『シュリ』でデビューして以来、ずっと映画を中心に活躍してきました。2008年に映画『うちの学校のET』で熱血教師役を経て、このドラマの主役に抜擢されました。教師役を演じるにあたって高校時代の恩師をモデルにしています。ドラマを見たその恩師は「君は教育庁の長官さえできないこと、言えないことを実現した」と絶賛してくれたそうです。
ベクヒョン役のユ・スンホといえば、大ヒットを記録した映画『おばあちゃんの家』の孫として韓国では幅広く知られています。映画は都会から来た孫が田舎で祖母と暮し心を通わせていくストーリーでしたが、今回のベクヒョンも祖母と暮らす健気な少年。どこか暖かい雰囲気の漂うスンホと祖母のシーンを、楽しみにしている視聴者も少なくありません。また彼はドラマで初めて歌を披露。「テンボル」という演歌をバラード調に歌います。