韓国ドラマ『不屈の嫁』完全攻略ガイド〜宗家の嫁は泣いて笑って、恋をして!?
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20歳そこそこで夫に先立たれ、60年以上も満月堂で暮らしています。再婚話もいくつかありましたが、母として嫁として生きるべきだと自分に言い聞かせてきました。舅の浮気に苦しむ姑の姿も見てきました。80歳を過ぎた今も家の年中行事を仕切っています。嫁ヘジャを今だに厳しく叱るのは、愛情の確認のようなものです。
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夫をガスの事故で亡くして20年が経ちました。世間は年齢的に満月堂の中心として、どっしり構えていてもいいと言ってくれます。でも息子夫婦や娘たちが起こす面倒のため、一日も心が休まらないのが現実です。姑には実の母のように接してきました。自分でもやりたいことはあるけれど、なかなか第一歩が踏み出せないですね。
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親も親戚もない私を、大姑と姑が温かく受け入れてくれてとても感謝してます。私の取り柄は元気。言葉よりも先に動くタイプで、家事や年中行事をバリバリこなしています。結婚して10年経ちましたが、子供が未だないのと、夫の帰りが遅いのが悩みの種。子宝に恵まれるという高い韓方薬を買うために、外に働きに出ようかしら。
夫は浮気しない
ヨンシムはホングの車の中でピアスを見つけます。妻ならば夫の浮気を直感するものですが、世間知らずのヨンシムはなぜここにあるの? と不思議に思うだけ。パートでラブホテルの掃除をしていて、また同じピアスを拾い持ち主に返しました。ある日、ホテルの廊下で争うカップルを見かけます。なんと男の方は夫ホングでした!
夫は開き直る
ホングは浮気がばれると「お前を女と思えない」「このままだと不幸になる」と言ってヨンシムを傷つけた上、離婚を切り出しました。そんな時に叔母グムシルが顔を腫らして満月堂に戻ってきます。さらにホンギの妻ヘウォンが娘と共に同居することになりました。ホングは愛人宅に入り浸り、満月堂の住人は女性だけになります。
夫は戻らない
ホングの浮気に対して、姑をはじめ満月堂の女たちは皆ヨンシムの味方になってくれます。しかしホングの意思は強く、離婚へと話をどんどん進めていきました。いきなりヨンシムは家を出て、海に出かけます。浜辺で酒を飲んで大声で歌い、思い切りハメを外しました。酔って他人の車をホングのと間違えて乗ってしまいます。
もう夫ではない
祖母ヘジャの誕生日にホングは愛人ジウンを連れてきました。満月堂の女性の猛攻撃に遭いますが、ジウンは全くひるみません。友人の家に泊まっていたヨンシムが、ちょうど戻ってきました。ジウンの態度に怒ったヨンシムがジウンを引っぱたくと、ホングがヨンシムを叩きました。そのことでヨンシムは目が覚め離婚を決意します。
浮気は俳優の特権
『不屈の嫁』は圧倒的に女性の出演者が多いドラマです。 撮影現場はいつも和気あいあいとしていましたが、ホングは満月堂の唯一の男性である上に浮気男のため、演じるユン・ダフンはカメラの外でも控えめにしていたそうです。今回のようにユン・ダフンは『恋するハイエナ』や『愛は簡単じゃない』で浮気男がすっかりハマリ役となりましたが、「現実にはできないことをできるのは俳優の特権」と本人は役を楽しんでいるそうです。
ツンデレ女は母に弱い
男まさりの満月堂の長女ヨンジュンを元ミス・コリアのイ・ハニが好演しています。ソウル大卒の彼女は「連続ドラマは私にとって大きなチャレンジ。俳優なら通らなければならない関門」と自分のキャリアを見据えて『不屈の嫁』の出演を決めました。肩に力を入れて臨んだ現場でしたが、祖母役のカン・プジャの存在感に圧倒され、母役のキム・ボヨンに実の母のように接してもらいながら自然に女系家族の雰囲気に染まっていきました。
不屈の嫁はスターの妻
ヨンシム役のシン・エラは、5年ぶりのドラマ出演が話題となりました。40歳を過ぎた彼女が韓国女性の人気を集める理由は、プライベートでしっかり主婦をしているからでしょう。夫チャ・インピョが『名家』や映画で忙しい時期は、自分の仕事は控えていました。『不屈の嫁』も撮影が終えると、真っ先にキムチを漬け、子供の育児に戻りました。ちなみにチャ・インピョは妻がドラマに出るのは反対はしないものの、ラブシーンは見ないそう。
あの男性は女優の弟
酔ったヨンシムに車に乗り込まれた気の毒な男性はムン・シヌ。これからヨンシムの運命に大きく関わってきます。このシヌ役を担うのはチェリムの実弟パク・ユンジェです。10年間も下積みを経験し、俳優をあきらめようと思っていた時にこの役をつかみました。チェリムは初めて大役をつかんだ弟が心配で、毎晩、演技について細かいところまでアドバイスしたそうです。シヌはチェリム姉弟が作ったキャラクターと言えるかもしれません。