韓国ドラマ 『完璧な恋人に出会う方法』完全攻略ガイド〜幸福村の青い鳥たち
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一機のカンボジア行きの飛行機が、韓国から出発しました。そこには嫁探しツアーの農村の男たち、愛人と不倫旅行のスチャン、スチャンを追う姉妹が乗っていました。現地はトラブル続きでしたが、互いに助け合い乗り切ります。しかし帰国したものの、皆、何かウマくいきません。その頃、ある街で逃亡中の女性が殺されます。
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息子のゴニには絶対、母親が必要。さんざん韓国女性とはお見合いしたから、カンボジアでは韓国人にはないタイプの女性を見つけたい。そのために金がかかっても仕方ないと思っている。それにしても、飛行機で久しぶりに幼なじみのスチャンに会った。あいつ変なことを企んでいたら、子供の時のように殴りつけてやるぞ!
今のところは大学の講師だけれど、ひとまずは専任講師にならなければ。そうなれば教授までの道のりは、そう遠くない。こうして大学院にまで進めたのは、全て僕を好きになってくれた女性たちのおかげ。今回も大学関係者の妻と不倫旅行だ。彼女に気に入られれば、ダンナに推薦してもらえるからね。ヒモと呼ばれても構わないよ。
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努力したくないけど、みつかったらラッキー。世の中は不公平よね。姉は3回も結婚・離婚してるのに、私はまだ恋人がいない。姉はもっと積極的になるべきだと言うけど、見てたらひいちゃうな。ご近所のスチャンが気になるからって、こうしてカンボジアまで追っかけてきて。その姉に頼まれたからって、ついて来た私も私か。
人には自信満々に見えるらしい。人と接する時は、しらないうちに壁を作ってしまう。本当はひどく臆病なせいだ。心の内をのぞかれると辛い。僕の頑な気持ちを和らげてくれる人に出会いたい。今、僕自身も会社もたいへんな状態にある。父は明日をも知れぬ状態で病に伏せっていて、母は僕の行動の全てを管理したがっている。
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ジュンソク役のパク・シフは元モデルだけあって、いつもファッショナブルな衣装を着こなしています。実は彼の父親パク・ヨンフンも70年代にメンズ・ファッションをリードしたモデルでした。その頃の韓国はまだ男性モデルが珍しく、187cmのスリムな体型とスマートな容貌で人気を集め、50〜60本のCMに出演しました。息子シフの芸能界入りには反対していましたが、今や厳しいながらも一番のファンになってくれました。
『完璧な恋人に出会う方法』の挿入歌の「忘れはしないです」という曲。これは70、80年代に韓国で人気を集めたバンド、コネクション(Connexion)の歌をベースにラテン風に編曲したものです。キム・スンウは個人的にこの曲が大好きということで、自分から希望してそのレコーディングに参加しました。キム・スンウはカラオケなどで何度もこの歌を歌ってきたので、作業は順調に進んで1時間ほどで終了。関係者たちを驚かせました。
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ペ・ドゥナのカメラの腕前は、プロ級として有名です。現地に1ヶ月間、滞在して撮った「ドゥナのロンドン遊び」や、98年に初めて行って以来、10年間撮り貯めていたものや雑誌に連載した分をまとめた「東京遊び」。大好きな街を撮った「ソウル遊び」といったフォト・エッセーを3冊出版しています。しかし本人は「写真は趣味。本格的に勉強をするつもりはありません。」とあくまでも自分のアイデンティティは俳優だと宣言しています。