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チン・チャヨンは親友ホテとサイパンにやってきて、いくつもの仕事を掛け持ちしています。歌うことも大好きなので、
依頼があればどこでも歌いますが、30歳を超えた無名の歌手など誰も興味を示しません。こんなに彼女が働くのは、息子ドゥリの治療費を稼ぐため。夫のいない彼女は必死です。ある晩、マッサージの依頼がありホテルに出かけました。客と酒を飲んだところまで記憶があるのですが…。翌朝、とんでもないことが起きていました! |
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チャヨンは客の部屋で泥酔し、そのままベッドで爆睡。翌朝、客はチャヨンをベッドに寝かしたまま、記者たちを部屋に招き入れます。その客とは韓国の芸能プロダクションの社長シン・ドンジュ。彼と美貌の妻との仲は冷え切っていて、離婚は秒読み段階と言われていました。マスコミはサイパンまで押し掛けて、ドンジュの離婚発表を待ちかまえていました。部屋に入ったマスコミは、ドンジュのベッドにいたチャヨンを見てあ然とします。 |
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見知らぬマッサージ師を酔わせ、あたかも不倫現場をマスコミに押さえられたかのように見せたのは、全てドンジュの演出でした。そうとは知らない記者たち、ドンジュの離婚理由に納得します。全てがうまくいったドンジュは、チャヨンにある契約を切り出しました。それは結婚! しかしそれには条件がありました。結婚して3年後に離婚すること。チャヨンは呆気に取られますが、働きずめの生活を変えるには、絶好のチャンスでした。 |
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ホテのほうも、女優のソ・ユギョンに振り回されていました。ユギョンはドンジュの愛人。誰もがドンジュが離婚するなら、その理由はユギョンのせいだと想像していました。彼女自身もドンジュの妻になることが悲願。しかしドンジュは意外な相手と不倫し、マスコミにも発表してしまいました。彼女はドンジュへの腹いせに、結婚すると公式発表します。相手はなんとホテ! マスコミは騒然、当のホテは運が回ってきたと大喜びします。 |
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チャヨンは息子ドゥリにかかる多額の治療費のことを考え、ドンジュとの契約結婚を承諾しました。彼と一緒に久しぶりに韓国に戻り、ドンジュの家族に対面します。しかし祖母は痴呆気味で口やかましく、姑は気難しくて無視を決め込んでいます。決して新しい嫁を歓迎してはくれません。それでもチャヨンは、家族として認められるよう努力します。それよりもチャヨンは、ドゥリの存在を隠さなければならない方が心苦しかったのです。 |
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チャヨン役のキム・ジヨンてどんな女優さん? |
16歳でデビューし、大学に進学してから21歳で本格的に女優を志して以来、明るくホンネで生きるキャラクターを多く演じてきました。デビュー作『田園日記』で共演したナム・サンジンと04年に結婚。夫婦ともども好感度がアップして、CMにひっぱりだことなりました。『愛しのおバカちゃん』は、同年代の主婦たちから圧倒的な支持を得て5週連続で最高視聴率を記録。『SBS演技大賞』の演技賞を授賞しました。08年に長男を出産しています。 |
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毎回、女性にひどい目にあうホテ |
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チャヨンは親友ホテに対して感情を隠すことなく、毎回、ホテを怒鳴ったりハグしたり殴ったり、じゃれあったりします。それは仲良さの確認のようですが、ユギョンやスンヘまで彼を叩くことになります。どうやらチャヨン以外の女性にとって、ホテはなぜか「殴りたくなる男」のようです。ホテ役のキム・ユソクは「こんなに女性たちに振り回され、酷いめに遭う役は初めて。叩かれないパク・サンミンさんがうらやましい」と語っています。 |
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中年王子、パク・サンミンとキム・ユソク |
このドラマの魅力のひとつは、チャヨンを巡る2人の中年男性の存在。女性たちの圧倒的な支持を集めました。ホテ役のキム・ユソクは67年生まれ。ロシアにも留学(パク・シニャンと同じシェープキン大学に留学)した演技派で、映画に主演する他、『王の女』『頑張れ!クムスン』で重要な脇役を演じています。ドンジュ役のパク・サンミンは70年生まれ。代表作はパート3まで続いた映画『将軍の息子』。彼はこのデビュー作でスターの座を獲得しています。 |
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『ファン・ジニ』に繋がったワン・ビンナの演技力 |
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チャヨンとは正反対に、生い立ちのせいで決して感情を面に出さないスンヘ。この役からワン・ビンナには、「クール姫」というニックネームがつきました。「スンヘは本当に寂しい人、愛を実らせることができるといいのに。」と最終回までワン・ビンナはスンヘのことを心配していたそうです。それだけ役に入れ込んだ結果、美人女優から演技女優に脱皮。『ファン・ジニ』の、生涯にわたるライバルのプヨン役を得ることになりました。 |
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韓国ドラマ「愛しのおバカちゃん」はこちら |
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