芝居や映画に異常なほどの熱い思いを抱いている少女。その素質を月影千草に見出され、劇団つきかげに所属し女優への道を歩む。演技への情熱と努力により、徐々にその才能を目覚めさせていく。
映画界の巨匠と大女優との間に生まれたサラブレッド。美貌と演技力でスターへの道を歩んでいるが、それは親の七光りを嫌う亜弓の努力の賜物である。次第に頭角を現すマヤとライバルになっていく。
大手芸能プロダクション「大都芸能」の若き社長。創設者である父・速水英介が執着する「紅天女」の上演権を得ようとしている。そのクールな切れ味は業界でも仕事の鬼と恐れられているが…。
「劇団つきかげ」を主宰する往年の大女優。幻の舞台「紅天女」の主役を務めた唯一の人物だが、事故でその道を絶たれる。「紅天女」の上演権を持っており、現在は自分の後継者を探している。
劇団オンディーヌ所属の研究生。高校生ながらスターの素材として大いに将来を嘱望されている。入団試験を受けに来たマヤと知り合い、優しく接していく。