ナカマの母親には体を売っているという噂があり、事実、彼女の父親が誰なのかはわかっていない。そのせいで、ナカマは昔から学校でいじめられていたが、そんななかでも彼女は常に模範的であろうとしていた。だが、ジアースのパイロットとなった時でも、「私は、私の義務を果たします」と声を絞り出すのがやっとだった。家に帰り、恐怖心に押しつぶされそうになるナカマは、自分たちが着るユニフォームの制作を思いつく。手持ちの材料で何とか3人分は作れそうだが、全員分を揃えるには先立つものが足りない。そこへやって来た、母の仕事を世話している男・渡辺にナカマは自分にも“客”を探してほしいと頼み込む。突然の言葉に驚く渡辺だったが…。