子供たちが気づかないうちに、ジアースを巡る事態はさまざまな動きを見せ始めた。田中美純のもとを訪れた国防軍の佐々見と政府の桂木は、更なるデータ収集のために子供たちにハッキングチップを埋め込みたいと、田中から子供たちに伝えるよう要請する。子供たちを救うという名目を掲げつつ、彼らを実験台のごとく扱おうとする軍のやり方に田中は苛立ちを覚えるのだった。そんななか、子供たちの間でも不安は募るばかり。契約していなのは誰か? と揉めるのを見かねて、カンジは自分の母親が認知研の教授であることを明かす。それを聞いた田中は、契約を解く鍵を見つけるため、子供たちを連れて認知研を訪れることに。しかし、カンジの表情は重く…。