4月。星秀学園高等部に入学した光、赤石、中西。高等部の野球部では、新監督大門の方針で、野球留学生とテストに合格した者のみが1軍、それ以外を2軍として別けられていた。2軍は部室がなく、プレハブを拠点としているので、「プレハブ組」と呼ばれていた。光、赤石、中西の3人はプレハブ組に所属することに。一方、千田は1軍のテストに合格し、鼻高々としている。また、1軍には、校長代理の娘で美人と評判の志堂理沙が、プレハブ組にはデーブこと大久保がマネージャーを努めていた。そして、中等部では、3年生となった青葉が野球部のキャプテンに指名され、チームを引っ張っていた。プレハブ組監督の前野から、1軍昇格をかけた練習試合があることを聞かされる光たち。練習中、前野監督から全力投球をするように頼まれ、1球だけ投げてみせる光。その速球を見た前野、赤石、そして、青葉は光に期待を寄せはじめるのであった。