森で道に迷った行人は、そこにある滝で水浴びをしていたりんに遭遇。裸を見られた彼女は恥ずかしさのあまり、大工で鍛えられた腕っぷしで行人を殴り飛ばしてしまう。そんなことがありながらも、りんの案内で森を抜けた行人は、お礼に彼女の急ぎの仕事を手伝うことにした。夜、その話をりんが家族に報告すると、彼女の祖母りつや母親りさたちは「行人を跡取り婿にしよう」と言い出し、行人の気を引く作戦をりんにアドバイス。翌日、作業現場にやってきた行人に対し、りさはりんの補佐につかせた。りんと行人をいっしょに作業させることで、いい雰囲気をつくろうと考えたのだ。早速りんは、行人に釘打ちの手本を見せていく。ところが、彼女は誤って自分の指を金づちで強打。それを心配した行人がりんの手当をすることで、2人はいい雰囲気になってきた。その後も、角材につまづいたりんが行人を押し倒してしまったり、失敗が続いて落ち込むりんに行人が手を差し伸べたりと、2人はさらに接近していく。