ちかげから「見てもらいたいものがある」と言われた行人は、すずを連れて、岬にある彼女の家へと向かった。そこは島で唯一の洋館で、料理上手の美少女メイドと評判の、象のぱな子さんもいる。到着早々、彼女の力強い歓迎を受けた行人のもとへ、今度はちかげが姿を見せた。だが、彼女はなんと裸エプロンでお出迎え。行人は鼻血を噴き出しそうになってしまう。ちかげはある本を参考に、行人に喜んでもらうべくさまざまなコスプレを考えていたのだ。その本は、嵐の影響で外界から流れ着いたもので、他にも電気炊飯器や電子レンジ、冷蔵庫に液晶TVなど、流れ着いたさまざまなものがちかげの家に保管されている。だが、藍蘭島は近代文明と無縁の場所。ちかげはそれらが何なのかわからないため、外界から来た行人に見てもらおうと思ったという。