すずが風邪を引いて寝込んでしまった。そこで行人は、彼女の頭を冷やす氷を用意するため出かける。オババが言うには、その氷は森の洞窟の奥にあるらしい。早速、洞窟へやってきた行人は、そこでゆきのと彼女の母・かがみに出会った。ゆきのの案内で氷の保管場所に到着した行人だったが、氷は全く見当たらない。なんと、かがみがかき氷にして食べてしまったというのだ。それを聞いた行人は仕方なく、雪の積もる富士山(ふじやま)まで出向き、雪を調達することに。ゆきのやかがみ、そして動物たちも彼に同行、あっという間ににぎやかになった。