【第11話】
紛失していた『バイプレイヤーズ』のフィルムを取り戻し、あとはラストシーンを撮れば完成だと意気込む大杉。しかし光石が「これ以上は無理だ」と言い出す。理由は芸能界のドンと言われる人物が愛人と映り込んでいたからだ。タブーを冒せば芸能界追放の危機…。 悩む6人に大森南朋がある提案を持ちかける。それは「主演に岡田将生を迎え、全く新しい商業映画『バイプレイヤーズ』を撮り直さないか?」というものだった。果たして、役者生命を懸けて6人が出した答えとは?
海外の動画配信サイトから大型ドラマのオファーを受けた6人の名脇役たち。主演はあの大物俳優で監督も世界的な有名監督。しかし、監督から要望が…それは『役作りで絆を深めるために、シェアハウスで3カ月間の共同生活を送る』こと。おじさんだらけの共同生活に戸惑うが、家事の分担でもめたり、朝食の献立でをケンカになったりと、ささいないざこざはありつつも、和気あいあいとまるで中学生のよう。
そんな微笑ましい6人だが、実は10年前のとある仕事が原因で、各々に対してしこりが残っていたのだ…。さらに、この大型ドラマプロジェクトにもとある秘密が…。そんな中、主役降板の噂を聞き、シェアハウスに激震が走る。
キャスト:遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研、松居大悟
脚本:松居大悟