【第12話】
映画『バイプレイヤーズ』を制作した6人だったが、日本アカデミー賞の受賞会場で大杉漣が監督の鬼屋敷に刺されてしまう…。事件から10年後、池松壮亮がバラエティーの撮影でシェアハウスを訪れる。そこには役者としての矜持を忘れ、変わり果てた6人の姿が。 憧れだった先輩の変わり果てた姿に池松は怒りを覚える。ある日、芸能界のドンに呼び出された6人。目の前には拳銃を持った男…。ついにバイプレイヤー達の共同生活が終わりを迎える…。
海外の動画配信サイトから大型ドラマのオファーを受けた6人の名脇役たち。主演はあの大物俳優で監督も世界的な有名監督。しかし、監督から要望が…それは『役作りで絆を深めるために、シェアハウスで3カ月間の共同生活を送る』こと。おじさんだらけの共同生活に戸惑うが、家事の分担でもめたり、朝食の献立でをケンカになったりと、ささいないざこざはありつつも、和気あいあいとまるで中学生のよう。
そんな微笑ましい6人だが、実は10年前のとある仕事が原因で、各々に対してしこりが残っていたのだ…。さらに、この大型ドラマプロジェクトにもとある秘密が…。そんな中、主役降板の噂を聞き、シェアハウスに激震が走る。
キャスト:遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研、松居大悟
脚本:松居大悟