シンがまたもやルー・シーと会っている現場を目撃してしまったティエン。問い詰められたシンはティエンがひそかにルー・シーを偵察していたことに失望して、ティエンを放置したままルー・シーを家まで送ることに。ティエンは恋人である自分よりも他の女性を優先したシンに怒りが収まらず、謝ってきても拒絶するつもりでいたが、１週間経っても連絡はなかった。そんな頃、ゾーハオはシンから会いたいと言われ…。

冷戦状態だったティエンとシンは、ようやく仲直りする。2人は久しぶりにデートの約束をするが、ティエンは仕事でゾーハオに呼び出され、シンはルー・シーに養護施設に行こうと誘われる。シンは仕事を装ってルー・シーと出かけることにするが、立ち寄ったモールでティエンたちとばったり鉢合わせしてしまう。一方、ユー・フイはソンを水族館に誘う。おしゃれをしたソンを見たドンハオは、彼女にトキメキを感じ…。

ゾーハオに父親との思い出の地に連れて行かれたティエンは、記憶がフラッシュバックして意識を失ってしまう。ゾーハオはティエンに付き添ってひと晩を過ごしながら彼女との過去を振り返り、自分の無力さを痛感するのだった。翌日、目覚めたティエンはゾーハオに付き添われて帰宅するが、そこへシンもやって来て再び不穏な空気に。ゾーハオの存在に揺さぶられるティエンを心配したソンは、「もうティエンとは会うな」とゾーハオを突き放す。

無限空間の共同経営者であるアン・イエが帰国し、ティエンに会いに来る。民宿リノベーションのプロジェクトが大赤字のため、夏松（シアソン）工作室との提携を打ち切ろうというのだ。ティエンは対処できると反論するが、折り悪く木材の検収に来なくていいという連絡が入ったため、提携解除はゾーハオの意思だと誤解する。一方、ゾーハオはアン・イエから、ティエンがかつて有名デザインコンペに入選するも辞退していたと知らされ、衝撃を受ける

ティエンの父親の墓参りに行き、かつての自分がティエンの気持ちをまったく考えていなかったことに気づいたゾーハオ。工房を訪れ、5年前に彼女の父親と交わした約束を果たせなかったことを謝る。その言葉を聞いたティエンはようやく父親の死と向き合い、久々の安らぎを覚えるのだった。そして、本音を話し合った2人。ゾーハオは改めてティエンに別れを告げて仕事でも距離を取ろうとするが、言動とは裏腹に彼女への想いは募るばかりで…。

ソンは仕事仲間と入った居酒屋でタン・シューが恋人にケチだと罵られる場面に遭遇する。思わず2人の間に割って入ったソンは、苦学生を援助していることを明かして彼を助ける。一方、ティエンに別れを告げながらも、心では諦めきれないゾーハオは情緒不安定に陥り、社員に当たり散らす毎日。酒に酔った勢いで真夜中にメッセージをティエンに送るが、それをシンに見られてしまい、ティエンとシンの間に再びぎこちなさが芽生える。

謎解きゲームによってゾーハオとの美しい思い出がよみがえったティエン。シンとの関係修復を図るために遠出したにも関わらず、ゾーハオのことで頭がいっぱいに。そして、“幸せに生きてほしい”とゾーハオに告げたとたん、涙があふれて止まらなくなる。一方、ゾーハオはやり場のない想いにいらだちを募らせ、ソンに八つ当たりしてしまう。するとソンから、ゾーハオのせいで確かな愛が存在するという夢を壊されたと、逆に責め立てられて…。

ユー・フイとタン・シューから好意を示されたソンは、ティエンに恋の相談を持ちかけ、実はドンハオのことが気になり始めたと打ち明ける。ティエンはソンに、人を好きになるのに理由などないと語って聞かせるうちに、自分が再びゾーハオに惹かれていると告白してしまう。普通の同僚として接しようとするティエンとゾーハオだったが、会議のあと偶然食堂で鉢合わせ。食事をともにするうちに、恋人同士だった頃の思い出話に花が咲く。

“もっと自分を愛して”というルー・シーの言葉に触発されたシン。自分が孤児だったことをティエンに打ち明けようと決心し、母親を説得する。ルー・シーはふとした拍子に、クリニックを訪れたシンの母親が持っていた写真を見てしまう。そして、シンこそがシュエン兄さんだったと気づいたルー・シーは秘密にされていたことに傷つき、シンの暮らすマンションのロビーにたたずんでいた。するとそこに、2人の関係を疑うティエンが現れ…。

シンの養父母の結婚30周年を祝うパーティーに出席し2人と初めて顔を合わせたその日、ティエンはシンからプロポーズされる。一方、30歳の誕生日を迎えたソンは、自分をめぐる3人の男性を観察するためにホームパーティーを開催。しかし、最も気になるドンハオから最悪のプレゼントを贈られたことで、いらだちを募らせる。シンの母親から急に呼び出されたティエンは、結婚を前提にさまざまな要求を突きつけられ、先行きに不安を覚える。

シンには素性を明かすつもりがないと理解したルー・シーは、とうとう腕の傷痕を消すための手術を受ける。ティエンとソンは初めて手がけた一大プロジェクトの民宿が完成し、最終チェックのために現地を訪れる。民宿の壁にはティエンが昔作った木工作品が多数飾られており、それはティエンに将来の家についてゾーハオと語り合った過去を思い起こさせた。ゾーハオはティエンの婚約を祝うことで、彼女への想いを断とうとするが…。

ティエンが過去に描いた家のデザイン画に「シュー」の名前があるのを見つけたシンは、ティエンの元恋人がゾーハオではないかと疑いを持つ。一方、ゾーハオはティエンを傷つけた過去を償うため、旧市街の再生計画のコンペに彼女を参加させようと有名建築デザイナーに直談判を行う。コンペへの参加許可通知を受け取ったティエンは、結婚式を延期できないかとシンに切り出すが、ゾーハオの影が見え隠れすることにシンは不安を抱き…。

ティエンの部屋で木箱の中を見たシンは、やはりゾーハオがティエンの元カレだったと知る。自分だけが真実を知らされず、ドンハオとソンからも裏切られていたことにシンは傷つき怒りをあらわにするが、愛するティエンを結局は許してしまう。しかし、これをきっかけに2人の間には溝が生まれ…。一方、複数の男とあいまいな関係を続けていたソンは、ティエンの災難を見て反省し、けりを付けるべくタン・シューとユー・フイを呼び出す。

入札準備に追われるティエンは、応募に必要な民宿の写真が手元にないことに気づく。無限空間に取りに行くと、夜遅くまでティエンのためにプランを考えているゾーハオがいた。誕生日に1人で残業するゾーハオのため、ティエンは即席でケーキを作って祝う。ゾーハオの真摯な想いを聞いたティエンは、動揺してその場を離れるが、後を追ってきたシンに泣いているところを見られてしまう。シンとゾーハオは話し合ううちにヒートアップして…。

何のトラブルもなかったかのようにティエンの仕事場へやって来たシン。普段どおりに振る舞おうと無理をする彼を見て、ティエンは恋愛を終わらせることの難しさを感じる。一方、ドンハオはソンにスニーカーをプレゼントし、ソンと“ペア”になりたいと告白。ソンを愛する理由を語って熱烈にアプローチをする。シンから離れるためアパートを引き払い、僻地での仕事に就いたルー・シーは、これまでの想いを込めた音声メッセージをシンに送る。

1年が経ち、夏松工作室には仕事の依頼が続々と舞い込んでいた。ティエンは自分の決断が正しかったと信じているが、ゾーハオと最後に別れたときに互いに振り返らなかったことを悔やんでいた。そんな折り、ある女性宅のリフォーム案件で偶然ゾーハオと再会。クライアントの女性から好意を抱かれ、まんざらでもない様子のゾーハオを目の当たりにする。ルー・シーに会いに行くと決めたシンは出発の日、見送りに来たティエンに胸中を吐露する。

シュー・ジンジンは高校２年の女の子。ある日の登校途中、トラブルに見舞われ、憧れの男子ガオ・ジャンの注目を浴び、親友たちには笑われてしまう。元凶となったのは、体重100キロの巨漢、転校生のカン・ジアウェイだった。一方、ジアウェイはチアリーダーのシュー・ヂンヂンに一目惚れ。いつもオンラインでチャットしている相手ではないかと思う。そんな中、クラス対抗バスケットボールの決勝戦があると知り、ジアウェイはある計画を立てる。

バスケの試合でカン・ジアウェイに衝突され、ガオ・ジャン宛ての手紙を紛失するシュー・ジンジン。その手紙がジアウェイの机で発見され、彼宛てのラブレターだと勘違いされてしまう。担任に手紙を見咎められ、職員室に呼び出されるジンジンだが、ジアウェイが仲裁に入り、ガオ・ジャン宛てだという秘密は守られる。だが成績が悪いジンジンはテコンドー部を休部するよう命じられる。そこでジンジンは黒帯保持者のガオ・ジャンに部長代理を頼むが…。

手紙を机に入れた犯人を捜し始めたカン・ジアウェイとシュー・ジンジン。やがて手紙に付着した金粉から、犯人を特定する。一方、対決をすっぽかしたガオ・ジャンはジンジンに謝罪し、おわびに部長を引き受けると申し出る。更にジンジンは幼なじみのシュー・ヂンヂンからも手紙の件で謝罪を受けるが心は晴れない。自分とジアウェイが、周りの生徒たちから見下されていることに気づいたからだ。そこで彼女はジアウェイを巻き込んで、ある行動に出る。

シュー・ジンジンの作った減量計画も、カン・ジアウェイの作った成績向上計画も、それぞれに達成が難しく、ついにはケンカになってしまう。お互いのことが理解できていないと気づいた２人は、相手の実力に合わせて計画を練り直す。シュー・ヂンヂンの盗撮写真がSNSにアップされているのを見つけたジンジンは通報しようと言うが、ヂンヂンは拒否する。母親に知られたくないと言うヂンヂンのために、ガオ・ジャンはある提案をする。

見事減量に成功したカン・ジアウェイは誰もが認めるイケメンに豹変。ファンに追いかけ回される日々が始まる。一方、宿題を丸写しにしたシュー・ジンジンは、ジアウェイから“しもべ”扱いを受け、ファンを管理するよう言い渡される。しつこいファンを撃退するため、ジンジンはジアウェイが難病にかかっており余命わずかだと触れ回る。そんな中、バスケの予選大会が始まり、３組は強豪６組と戦うことに。痩せたジアウェイは試合で名誉挽回を図る。

シュー・ヂンヂンが体育祭の司会係に選出されると知ったカン・ジアウェイ。一緒にやりたいと司会係に立候補するがニー・ダーポンもその座を狙っていた。ある日、６組の生徒が３組をクズ学級呼ばわりすることに腹を立てたシュー・ジンジンたちは、体育祭でペナルティーを懸けて戦うことにする。しかし、３組に勝算はない。そこでジンジンは、前例のない女子のミニマラソンへの出場を提案するが、伝統を重んじるジャン先生から猛反対を受けることに。

カン・ジアウェイたちは、ニー・ダーポンの父が営む縫製工場に、体育祭の入場行進用の衣装製作を依頼する。体育祭当日、トラブルのため衣装の到着が遅れてしまう。何とか入場行進にこぎつけた３組の生徒たちの姿を見て、ジャン先生は激怒するのだった。リレーに出場したジアウェイは、またも低血糖で倒れてしまう。校長の計らいで、育明高校初の女子マラソンが競技の１つとして行われることになり、シュー・ジンジンは３組の代表として出場するが…。

ガオ・ジャンとシュー・ヂンヂンが２人きりで会うと知ったカン・ジアウェイとシュー・ジンジンは、邪魔をしようと現場に乗り込む。ダブルデートにこぎつけたものの、ジンジンはウィッグが取れるハプニングに見舞われ散々な結果に。一方、ヂンヂンは遠回しにガオ・ジャンに想いを伝えるが、うまくいかない。ヂンヂンの携帯からチェン先生の動画を見つけた母親は教師が恋愛を煽っていると激昂。３組が試験で３位までに入らなければ担任交代のピンチに。

中間試験で学年３位に入らなければ担任交代というピンチを迎え、３組の生徒は必死に勉強する。シュー・ジンジンは模擬試験で逃げ出すが、カン・ジアウェイの励ましでリラックスして本番に挑むことができ、自分史上最高点を獲得。だが３組は４位という結果に終わる。さらに、ジンジンに不正を働いた疑惑が浮上し…。そんな中、ジアウェイが激痩せしたのは断食したためだと知ったジンジンは、再び同盟を組み健康的なダイエットをしようと提案する。

シュー・ジンジンの母親が、娘の疑いを晴らそうと職員室にやってきた。ジャン先生とのやり取りを見たジンジンは、再試験を受けると申し出る。結果はよかったものの、そのことで逆にジャン先生を怒らせてしまい、更には校長先生が思わぬ判断を下す。ジンジンの両親は、勉強を教えてくれたカン・ジアウェイを夕食に招待。そこでジンジンは、意外な事実を知ることになる。一方、シュー・ヂンヂンは新しくダンスの練習場所を見つけるが、母親に知られてしまう。

自分の母がニー・ダーポンの父親と恋愛関係にあることを知ったガオ・ジャンはショックで行方知れずに。シュー・ジンジンとカン・ジアウェイは必死に彼を捜し出し、家へ戻るよう説得するがガオ・ジャンの亡き父親への思いを知り、しばらくジアウェイの家に下宿するよう勧めるのだった。一方、シュー・ヂンヂンはヒップホップ大会への参加をためらっていたが、ジンジンたちの協力を得て、コンテスト用のダンス映像を撮影することにする。

ガオ・ジャンが自分に気がないと知ったシュー・ヂンヂンは恋を諦めると宣言。シュー・ジンジンとカン・ジアウェイにとって有利な展開となる。だが、ガオ・ジャンが自分の母のために結婚紹介所を利用したことがニー・ダーポンにバレたことで、ガオ・ジャンはその噂を流した犯人はジンジンだと勘違いして責める。２人を仲直りさせるべく、ジアウェイは自分の誕生日会を主催。だが誕生日会でいちごケーキを見たジアウェイが態度を急変させ…。

シュー・ジンジンたちは農業実習に出かける。ジンジンは実習の作業担当をカン・ジアウェイと交換しようと持ちかけて、ガオ・ジャンに謝る機会を作ろうとするがなかなか実現できずにいた。ジアウェイは作業の合間に今度再婚する母親へのお祝いメッセージを撮ることに。ジンジンは撮影を手伝うが、ジアウェイの心の傷を改めて知ることになる。キャンプファイアの夜、３組の生徒たちはゲームに興じるが、それにはサプライズが仕掛けられていた。

農業実習で、シュー・ジンジンはガオ・ジャンや他の３組の生徒と日の出を見ることに。ガオ・ジャンとも仲直りできて楽しいひとときを過ごす。カン・ジアウェイはシュー・ヂンヂンが臆病な芸術家であることを知る。だがこれまでの言動やコーヒー嫌いのガオ・ジャンと偶然カフェで会ったと嘘をつくヂンヂンに、ジアウェイは不信感を募らせる。農場で世話をしたひよこが死んでしまい、ショックを受けたジンジンは肺炎を患い入院してしまう。