ルー・フェイとシン・チェンの急接近に慌てたラーチンは、自分の仕事もそこそこに映画の制作に首を突っ込み始め、ルー・フェイのアシスタントに立候補する。

想い出の場所でルー・フェイと過ごしたシン・チェンは、頑なだった心が少しほぐれかけていた。

ルー・フェイは突然倒れたカイユーの世話で飛行機に乗れず、マネージャーのジー・ルオリーは重要な仕事のチャンスを失ったと腹を立てる。

カイユーが誰にも言わずに店を閉め、バイクに乗って一人で旅立ったことに気づいたルー・フェイ。彼は慌ててシン・チェンに連絡するとカイユーの行方を追う。

カイユーを追っていたルー・フェイの携帯電話が砂浜に残されているのを見つけたシン・チェンは、彼らが海難事故に遭ったのではないかと心配して救助を要請する。

逃げるカイユーを見失ったルー・フェイに代わってラーチンが車で後を追いかける。そして、シン・チェンと二人になったルー・フェイは…。

カイユーに追いついたラーチンは彼をなだめてホテルに連れていく。その頃、ルー・フェイとシン・チェンも大雨を避けるため安宿へ。

古墓派には、絶対に男と関わってはならないという掟があった。古墓で育った李莫愁は、外の世界に憧れて古墓を抜け出す。

恋に落ちた莫愁と展元は共に暮らすようになるが、莫愁は展元に武術を教えて鍛えようとし、展元はそんな彼女を疎ましく思うようになる。

一灯大師と戦い、とても敵わないと悟った莫愁は、いったん展元と?君の元から去る。しかし古墓派からは破門されてしまうのだった。

陸夫婦は、娘の陸無双と姪の程英を莫愁から守るために、三通の妻である武三娘に２人を託して逃がす。

謎の老師から技を習うことに決めた楊過だったが、老師は記憶喪失で、自分の名前も思い出せない。

桃花島へ向かう舟の上、楊過が郭芙に盗品をプレゼントしたせいで郭芙が泥棒扱いされる。ますます楊過の人柄を信用できない郭芙の母黄蓉。

楊過は、西毒から武術を習っていることを鎮悪らに知られてしまう。西毒に恨みを持つ鎮悪は楊過の存在を疎ましく思い、桃花島を去ると言い出す。

楊過を人質にとった小翠は、反対に楊過に倒されて、女であることがばれてしまう。楊過は全真教が女を隠していると、小翠を処機らの前に突き出す。

技を教えてくれない志敬に、楊過はもどかしさを感じる。志敬は楊過に、毎日山へ登るように言う。ただし山頂は立入禁止だと。

孫ばあやを棺に入れ、楊過は孫ばあやに別れを告げる。そのまま古墓で眠るよう小龍女は言うが、楊過は古墓の財宝に目がくらみ、眺めているところを小龍女に見つかる。

楊過と小龍女が、命を落としかねない危険な修練をしている側で、志丙と志敬が言い争いを始める。倒れ込んできた志丙と目が合ってしまう小龍女。

秘密の部屋で、古墓から出られる通路を見つける楊過と小龍女。そこに、同じく閉じ込められていた莫愁らが現れる。

妓楼の主に騙され、小龍女が売り飛ばされそうになる。そこへ志丙が現れて救出される。将棋の指し方を知りたいという小龍女に、志丙は優しく教える。

目覚めた小龍女は、処女の証を消した相手は楊過だと思い込んでいた。何も知らない楊過に、小龍女は自分を娶る気はないかと問う。

楊過と無双が、蒙古の宰相・耶律楚材の屋敷に身をひそめていると、楚材に恨みを持つ完顔萍が現れる。完顔萍は、楚材を殺そうとするが、失敗する。

楊過が出会った老子は、乞食たちで構成される丐幇の幇主を務めた洪七公だった。楊過は眠る七公を見守ることになる。

元汐の亡骸と共に帰還した元凌は、元汐の母である殷貴妃から、ありもしない罪で息子を処刑したと責められる。

殷貴妃の陰謀により敵と通じた罪を着せられた元凌は、元安に禁足を命じられる。しかしその後、元安は自らの潔白を3日で証明するよう命じて、元凌を王府の外へ出す。

元凌は身の潔白を証明するため、殷家の帳簿を手に入れようと試みるが、元湛の手に渡ってしまう。

離境天で九転玲瓏陣のことを調べていた卿塵は、この場所に他の霊石があることに気づく。そんな中、卿塵が助けた天舞酔坊の女子たちが、暗巫に暗殺されてしまう。

文清として天舞酔坊に潜り込んだ卿塵は、武娉?（ぶへいてい）から香り袋を渡される。その中には体を蝕む毒が含まれていたが、卿塵は医術で自らの身を守っていた。

天舞酔坊の秘密を探るため、武娉?の罠にはまったふりをして地下室に閉じ込められた卿塵。地下室を調査していると…。

天舞酔坊に潜入していた卿塵は、元凌の助けもあり武娉?を捕らえる。だが、尋問の途中で武娉?に逃げられ、昔邪長老の手がかりも失ってしまう。