玄間のカギを付け替えリャンリャンの同居を阻止しようとするチー・イー。それでも居住権を主張するリャンリャンに…。

三日にわたる吹雪が止み、涼（りょう）の国に王女が誕生する。その鳳凰の目をもつ王女・フウシンジは…。

永楽11年、杭州の妓楼・香草院で事件は起こった。客の男が死体で発見されたのだ。男の名は傅玉堂（ふ・ぎょくどう）――科挙を取り仕切る高官で高潔な人物として知られていた彼が、遊興の場に赴いたあげくに殺されたとあって、杭州府の呉（ご）知事は、香草院の女将らを厳しく取り調べることに。そんななか、都にその名を轟かせる正義の士“鉄面御史”こと周新（しゅう・しん）のもとに玉堂が暗殺されたことを知らせる投げ文が…。

墨子の兼愛・非攻を信奉する江君は業界屈指のMH証券の投資銀行部門に就職すべく４次面接に臨むが、MHの不敗神話を誇る男・袁帥によって「狼の戦場から羊は出ていけ」と不合格を言い渡される。袁帥は江君の幼なじみであり、重度の涙アレルギーを持つ江君に過酷な投資銀行部門は務まらないと考えたのだった。納得がいかない江君は袁帥に宣戦布告、投資銀行部門の責任者でありMH副総裁の林泰墨が出席するパーティーへの潜入をもくろむが…。

奎（けいしゅう）州城主・馬瑛（ばえい）の娘、馬摘星（ばてきせい）は父親不在の馬府で義母や義兄から冷たくあしらわれていたが、郡主として民からは慕われていた。昨今、巷では「狼の肉が百病に効く」と話題になる一方で、狼狩（ろうしゅ）山に狼怪（ろうかい）が出ると噂（うわさ）され、実際に襲われたという者まで現れる。民は城主代理の馬俊（ばしゅん）に退治してくれと直訴。そんな中、馬瑛が煬（よう）国皇帝の義弟・夏侯義（かこうぎ）と共に帰城するが…。

設計士 シア・ジー、 社長の右腕として敏腕を振るう小蔦（シャオニャオ）、永遠の愛を探し求める受付嬢 美季（メイジー）。この三人の女性は、同じ建設会社で働く同僚。学生時代からシア・ジーに思いを寄せる後輩の義男（イーナン）はこの建設会社の担当の銀行マン。ある日、融通の利かないシア・ジーは上司の不興を買い、受付に移動させられてしまう。

スポーツや文化・芸術に秀でた者が集まる大学、ＣＭＦＵ。風飄飄は入学試験に急ぐ途中、１人の男子学生と出会い、彼の書籍リストを拾う。無事に書画学科に合格し、リストに書かれていた古書を買い揃えて入学すると、たちまち「淑女」と見なされ、一躍注目の的に。ところが、入試トップの評価を受けた作品は、取り違えて提出した祖父の絵だったことを知って衝撃を受ける。同じ頃、学生会長・衛楚の復学の噂が学内を吹き荒れていた。

風騰（フォントン）グループに就職が決まり、上海で暮らし始めたシャンシャン。

乾国・九霄城の督査衛・巡衛、蘇玖児（そきゅうじ）は奇病で意識を失いやすく、事件捜査において抜群の推理力があるのに雑用係に甘んじている。そんなある日、郊外の別荘で役人4名が頬に3本傷のある黒衣の男に殺される事件が発生。犯人は人型にも獣型にも姿を変えられる祺族と思われ、容疑者・かんそうの尋問が督査衛で行われることになり…。

蘭雅（ランヤー）国 樺城（ホワチョン）警察の捜査局チーム隊長のルー・リーは、女性が串のようなもので首を刺されて殺害された事件の容疑者を取り調べていた。そこにまた別の女性の遺体が金馬（ジンマー）大橋で発見されたと連絡が入るが、その女性も同じように串で首を刺されていた。同じ頃、クラブの支配人をしているチー・ジェンのもとにもホステスの一人が死んだと報告が入り、チー・ジェンは遺体発見現場へ向かう。

陳嘉玲（チェン・ジアリン）は台南に暮らす独身女性。中古の家を購入して恋人の蔡永森（ツァイ・ヨンセン）と共に改装し、そこで暮らすことを夢見ていた。しかし、そんな嘉玲を心配する母の秀琴（シウチン）は、何かと口出ししてくる。母を疎ましく思いながらもついに新居が完成。お披露目パーティー当日、嘉玲は部屋で指輪を発見する。

広告会社に勤める楚之河（ジーハー/ジリアン・チョン）は、友人の結婚式で同級生だった王大樹（ダーシュー/マイクハー）と再会する。之河の上司 芬（フェンニー/ソニア・スイ）が登場した途端、結婚式は大混乱。ブーケを取り戻そうと追いかけた之河に芬は語る。「愛の世界は動物と同じ。弱肉強食の世界。残酷だと思わない?」