スレの病状について話そうと家族を集めたボングク。しかし、スレは自分の口から一人一人に話すという訴え…。

上海へと旅立つ日。チャヌは玄関先で出くわしたボンヒに呼び止められ、スレがお金が必要な状況であることを知る。

中国市場を狙い、秋冬商品の発売を早めるというデギョン。嫌な予感がしたスレはボングクに自分のデザインについて問うが…。

肝臓ガンを患うスレの命を救おうと必死のボングク。どうしても出社し続けようとするスレを無理やり家に連れ帰る。

秋冬の主力商品のデザインを中国に流出させ、会社に打撃を与えようと目論むデギョン。だが、スレから聞いたコ チーム長は…。

公園のベンチで１人物思いにふけりながら、かつてチャヌから言われた言葉を思い出していたスレ。その時、ふと隣に人の気配が――

デザイン漏えいの件でデギョンを脅し、ユナの留学費用をせしめるつもりだったボンヒ。しかし、義父の脱税の罪をなすりつけられ…。

スレとボングクの会話を聞き、スレが何か悪い病気に侵されていると知ったユナ。スレはユナを落ち着かせるために…。

ドナーになるための２次検査で肝臓疾患の陽性反応が出たチャヌ。その後の医師との面談で移植に問題はないと言われ…。

ボンヒの陳述により企みが露見してしまったデギョンは、ヤケになってインソプにも反抗的な態度をとる。

医師から炎症の数値の高さが気になると手術の延期を言い渡されたチャヌ。だが一刻も早くスレを救いたいという一心で…。

チャヌは、突然行方をくらませたスレを無事に見つけ出す。しかし、すぐに病院に戻らず、2人は寄り添いながら静かな時間を過ごす。

デギョンは、デザインの漏えい事件の罪をスレにも被せようとする。告訴された場合、病を患っているスレも取り調べを受けることに。

知人から、奥さんが末期ガンを宣告されながらも、とある注射で完治したと聞いたマジュンは、スレにもその注射をと考える。

スレの手術費を全額だまし取られたマジュンは、すっかり落ち込む。そんな中、ボングクは手術費を確保しようとボンヒに協力を頼み…。

チャヌは危険を承知で移植手術を引き受けようとする。万が一のことがあったらと心配で仕方ないイギョンは…。

ボングクとデギョンへの事情聴取が始まる。ボングクはデギョンにそそのかされ、デザインを盗んだだけでスレは関係ないと証言する。

病院からの電話でイギョンがドナーになると知り、チェ家を訪ねるスレ。イギョンは、チャヌを危険な目に遭わせたくないからと言う。

病室でイギョンと話していたスレの様子に、突然異変が――。幻聴が聞こえ、せき込んだあと吐血する。

手術を終えて病室に戻されたイギョンは、眠りながらうなされる。人の気配を感じると、目の前に娘のセボムの姿が――。

大韓帝国の皇帝イ・ヒョクはカリスマ性あふれる国民の人気者。売れないミュージカル女優オ・サニーはヒョクの大ファン。ある日、王宮で「皇帝との昼食会」が開かれサニーも参加するが、会の途中でヒョクが参加者に襲われる。

テロ犯が暗殺されたと聞き激怒するヒョクに対し、皇帝の秘書室長ミン・ユラは暗殺は太后の仕業で、太后はヒョクの部屋を盗撮していると伝える。太后に操られながら何もできない自分に憤るヒョクはこっそり王宮を抜け出す。

人をひいて気が動転したヒョクはユラに言われるがまま死体を道に捨ててピチ島を脱出。そこへ王室から電話が入り、ひき逃げ事件の件で警察から電話があったと言われ、焦ったユラはアリバイを作るためある作戦を実行する。

ナ・ワンシクがヒョクの車のエンブレムを持っていると聞いたヒョクはピルジュに彼を始末するよう指示。一方、皇帝とのラブショット写真で一気に有名人になったサニーは実家のチキン店も大繁盛。そこへ突然ヒョクが現れる。

いきなりサニーを恋人と紹介され戸惑うヒョクは、太后がサニーの実家にお金を渡したと聞き、ますます嫌気が差す。その頃、瀕死の状態で海岸に倒れていたワンシクをある男が発見。そこへピルジュがワンシクを捜しに来る。

ピチ島での出来事を知った太后は、ユラを刑務所に送りたくなければサニーと結婚しろとヒョクを脅す。一方、ピョン・ベクホに助けられヒョクへの復讐心を燃やしていたワンシクは、テレビで王室警護員募集の告知を見つける。

チョン・ウビンの名で王室警護員に応募したワンシクはヒョクのお眼鏡にかない皇帝と皇后の警護員に取り立てられる。王室では太后がユラを追い出しヒョクとサニーの結婚準備を進めるが、ヒョクは結納にも姿を見せなかった。

結婚式当日、サニーが乗ったゴンドラが突然故障してサニーが宙づりになり、王室の人間は誰１人助けようとしない中、ウビンが間一髪で救出。事故が何者かの陰謀だと知った太皇太后はユラにサニーをしっかり守るよう指示する。

１人寂しく新婚生活を送るサニーは王室が決めた“初夜”の日を迎えるが、この日も皇帝は行けないと連絡を寄こす。これを聞いたウビンは皇帝殿に忍び込み寝ているヒョクに銃を向けるが、その時、布団の中にユラを見つける。

ゴンドラ事故の犯人をユラに仕立てようとする太后に対し、ユラは太后が嘘の証言をさせた証拠を突きつける。さらに事故の真犯人は太后ではないかと追い詰め、これを伏せる代わりにショッピングモールの運営権を要求する。