都心からわずか１時間の別世界＝それが「千葉県」。ディズニーランドを抱える京葉地区にわき目も振らず、まず目指したのは「白浜の海女祭り」（通称・AMAブーム）。海女たちが松明を手に海に入っていく幻想的なクライマックスに酔いしれ、鋸山の地獄のぞきに足をすくませるヘナチョコ一行。

有明海に沈む夕陽を横目に海岸線をひた走る「勝手に観光協会」号。長崎はムーディーなスポットが目白押し。寺と協会がコラボレートする街・平戸、雨に濡れるオランダ坂―。しかし一行が向かった先は、やっぱり鍾乳洞なのであった。

養老町の「珍品城」でMJが円空作の仏像を発見！ボールペンで雑に「9千円」と書かれた問題の一品、果たして本物の円空仏なのか？そんなわけないだろ、とうすうす感じつつ、雪の飛騨高山でその秘密を探る、ロマンあふれる一行。

花咲き乱れる春、どっぷり花粉症に苦しむ一行がやってきたのは栃木県。世界一の杉並木を前に嘆いてみても後の祭り。ブレザー、ロン毛にマスクまで装着、完ペキ不審者ルックで視察へ出発。

サラリーマンでもないのに「五月病」だという２人。救いを求めてやってきたのは、なんだかご陽気な徳島県。空港から阿波おどりの銅像がお出迎え、とんまスポットも目白押し。

夏真っ盛りの宮崎県にやってきた勝手に観光協会一行。雲ひとつない青空、照りつける太陽、ブレザーの裏地が体にべっとりまとわりついていることも忘れ、神話のふるさと宮崎県を視察。

桃太郎伝説発祥の地・岡山へやってきた一行。旅のお供はイヌ、サル、キジならぬギタレレとオカリナ。キビダンゴはすべて己で平らげる、傍若無人なアンザイ桃太郎にどこまでついて行けるのか？

『越前ガニに関するご案内』ー福井の宿から届いたのは、8ページにわたる詳細なプロフィール。カニには目がない一行はさっそく福井県へ。越前ガニのフルコースを賭け、「かにかにルーレット」に挑戦！

モツ鍋、明太子、ラーメン…スタミナ満点グルメツアーにはしゃぐ一行。しかしお腹のぜい肉も気になるお年頃、摂取したカロリーは消費すべく苦行を決心。千仏鍾乳洞で絶叫地底探検、足腰ガクガクの巨大菩薩像胎内巡りへ。

日本で唯一の”ロン毛オヤジ・ヒーロー”、それが「なまはげ」。MJ&AHの一風変わったスタイルも、ここならしっくり馴染んで違和感ゼロ。すっかり心を奪われた二人、ついに「勝手に観光協会」改め「なまはげ兄弟」に変身！

「ジュゥ?」神戸空港に着くなり、ステーキの焼きマネで必死のアピールを始めるオヤジたち。念願かなって神戸牛をゲットできるのか？やがて一行を乗せたロケバスは、明石海峡を渡り「淡路島」へ。

いつでも青春を甦らせてくれる北の大地。ロン毛オヤジコンビも、幸福行き切符をゲット、富良野でサイクリングと、青春追体験＆夏の北海道を満喫！

都心からロケバスで小一時間、あっという間に埼玉に到着した一行。「東京と区別がつかないよ」「旅行感が出ないね」などと愚痴をこぼす２人に、完成した「マイヘルメット」をお披露目。問答無用で洞窟に放り込み、アドベンチャーへGO！

「菊人形が見たい！」MJの鶴の一声で視察に訪れた日本最大級の菊の祭典。全身に菊の花をまとった人形たちが繰り広げる戦慄の菊人形ワールドに一行失禁寸前！さらに入水鍾乳洞では史上最凶の難コースに遭遇、暗く狭い洞内にオヤジたちの悲鳴が鳴り響く。

「地獄ってホントにあるのかなぁ・・・」ポツリとつぶやいたオヤジたち。二人合わせて百歳超えりゃ悩みのタネもひと味ちがう？鉱山に潜り、吊り橋を渡り、地獄の淵をのぞいた一行。

新型インフルエンザ大流行の中、雪深い冬の北海道へ降り立った一行。「これで大丈夫でしょ」という安齋さんの一言でペラペラのゴム長を購入し、いざ視察の旅へ。函館の街を歩き、ロマン派・石川啄木に共感。

都会だけが東京じゃない！というわけで中央道を下り、奥多摩へやってきた一行。日原鍾乳洞の巨大洞窟で、“鍾乳洞で名付けまショウ”開催！？奥多摩湖、高尾山と巡り、自然を満喫する２人。

うだるような暑さのなか、歴史ロマン漂う吉野ヶ里に到着。弥生時代ですら息が詰まるという安齋さん、外見も中身も縄文人決定！？

いよいよ大阪へやってきた一行。まず向かった先は万博記念公園。’70大阪万博には京都から何度も通ったというMJ、太陽の塔のカッコよさに改めて感動！

まずは横須賀でお揃いのスカジャンをゲットした２人、パフィー気分で視察へ出発！三崎港でマグロ丼をたいらげ、荒崎の奇勝を堪能し、向かうは昭和なワンダーランド・江の島。

ついに47都道府県制覇を達成した勝手に観光協会。視察の旅も２周目に突入！やってきたのは長野県。東御市で遭遇したのは驚愕の蜂の巣アート、蜂天国！

夏を待ちきれない一行は沖縄・石垣島へ。石垣島といえばまずは鍾乳洞でしょ！？ということでイルミネーション鍾乳石を堪能。

合言葉は「Show New Do!」ということで、長きにわたる鍾乳洞ブームのラストを飾るのは不二洞。素晴らしいShow Newっぷりを満喫した一行は、ぶんぶく茶釜、ヘビセンターと巡り、国定忠治の墓へ。

ラッセッラー、ラッセッラー！青森といえばやっぱりねぶた祭り。巨大なねぶたに感動し、跳人（はねと）になって踊り狂うオッサン二人。八甲田丸でイイ顔した海の男たちの人形たちにロマンを感じ、五所川原の木造駅では土偶型の駅舎にビックリ。

上越新幹線で越後湯沢へやってきた一行。目的はもちろんスキーではなく、ぽんしゅ館。日本酒飲み比べでイイ感じに出来上がり、清津峡の奇勝を堪能、長岡では日本最古の即身仏に遭遇する。

奈良県で会いたい人といえば？みうらじゅん賞のトロフィーを手にあのお方（キャラ）のもとへ向かう一行。海龍王寺でご住職にありがたい説教をいただき（安齋さんが）、二日目は十津川村の日本一長い吊り橋へ。

久しぶりの四国上陸！香川といえば讃岐うどんにお遍路さん。おヘンローラーに変身した二人がうどんを求め練り歩く。平家物語歴史館で恐怖のロウ人形に出会い、ゴールドタワーでメダリオンをゲット。

愛知といえば味噌カツ、味噌煮込みうどん、ひつまぶし！しかし一行が向かった先は南極観測船ふじ。リアルすぎる人形に思わず話しかけずにはいられない二人。

12年前、記念すべき勝手に観光協会初めての視察で訪れたのが宮城県・気仙沼市だった。欽ちゃんファミリーの一員として人気を博した「気仙沼ちゃん」が女将を務める宿・アインスくりこをアポなし訪問し、過剰なまでの接待っぷりに感動した思い出が忘れられない二人。

鹿児島空港に着くなり迎えてくれたのは、身長11mのビッグ西郷どん像。「鹿児島といえばやっぱり、西郷どんでしょ！」さっそくテンションの上がった二人は、ロボット西郷どんから入浴西郷どんまで、西郷どん像コンプリートの旅に出かけるのであった。