通勤時間帯のオフィス街に、大量の血を浴びた男が現れた。

　銀行員の大谷雅美が自宅マンションから転落死した。

　ある朝、通販会社の女子更衣室で、辣腕課長・立花理香の遺体が見つかった。

　夜間警備をしていた警察官・池田肇が、喪服を着た2人組に襲われ、全弾装填済みの拳銃を奪われた。

　緊急事案対応取調班（通称・キントリ）の取調官・真壁有希子が、刑事部長・磐城和久をかばって、被弾した！

高層ビルの展望室に現れた伏見廉也は、突然ショットガンを乱射。さらに客全員を人質に。フロアが騒然とする中、高校で同級生だった“岡本”を呼び出す伏見。そこには青ざめた岡本が…。

青山和典は娘の佑香に見送られながら再就職の面接へ向かうが、社員に扮した義波に案内された面接会場は、露出度の高い女性ダンサーが踊るショーパブと異様な雰囲気…店内には離婚裁判の相談に来た男と、不眠症改善セミナーに来た女が。

朝美と和樹は、ある目的で河田を殺害。義波のターゲットでもあったが先を越され義波は車で逃亡できないよう細工し２人を妨害する。

高校の同級生・結衣子から呼び出された美咲は、見ず知らずの義波を突然紹介される。

「正義の執行」…北尾英司は、負傷した足を引きずり、仲間を裏切った自分にそう言い聞かせていた。そんな中、妻と息子の元に帰るため立ち寄った金券ショップで、偶然にも妻との思い出の映画のチケットに目が止まる。

義波とテイカーは、不可解な点が多い案件を野上朝美と小野田和樹に託す。突然の初仕事に戸惑いつつ、まずは依頼人の三島真緒と長谷田時子に会いに行く。

一軒家カフェで働く渡瀬翔子は、店長の吉野たまきに恩があった。命を絶とうとしていた時に救ってくれたのだ。その日以来、何から何までたまきの世話になっている。

展望室で義波が伏見廉也に復讐を執行し終わったかに思えたが、ターゲット捕獲もなぜか爆発が止まらず、テイカーは共犯者の存在を疑う。

山崎邦夫は商店街で１人汗だくで焦っていた。幼い息子が姿を消したからだ。心配して声を掛けてきた男女に事実を打ち明けていると、携帯に一本の電話が…「瑛輔くんは誘拐した」。

地下アイドル血ノ池ぴちがライブ中に感電死した。その死を受けて、幼なじみの川原秀斗は復讐を依頼。事故死なのになぜ復讐なのか？

志尾の手下になった朝美と和樹は義波を実家へ連れていく。姉の記憶を蘇らせたい志尾の命令だ。義波が10歳の時に両親が強盗に殺害された現場でもある。

義波はテイカーが監禁されている廃工場へ向かう。するとどこからか志尾の声が。そして志尾は義波の両親を殺したのは義波自身だという事実を告げる。

ラーメン業界をけん引する日本一の職人にして、フードコンサルタント・芹沢達美。ある日、部下の夏川彩は、芹沢が手掛けた新作ラーメンを「味がイマイチ」だと評する女性客に憤慨する。

芹沢は、新入社員・ゆとりに夏川の仕事を見学するよう指示。ゆとりを快く思わない夏川は嫌悪感を露わにするが社長命令と一蹴する。

依頼を勝手に引き受けた汐見ゆとりは、味に自信はあるものの客が入らず困っている『つけ麺あんざい』店主・安西のもとへ。

ラーメンオタクの須田は、芹沢から説教をくらう。能力はあるのに上から目線の言動が災いし、依頼人からクレームが入ったのだ。

ラーメン評論家の有栖お気に入りの中華食堂が店を畳もうとしていた。高齢となった店主・大平夫妻に後継者がいないのが理由だ。

初めて店の手伝いが出来ることになり、浮かれているゆとり。一方、白坂は担当する店の新メニュー開発でトラブルが。

世界的な日本食イベントのラーメン部門責任者に抜擢され大忙しの芹沢のもとに、『麺房なかはら』店主の中原がやって来る。

『清流房』全店舗の近くに、看板メニュー“濃口醤油らあめん”と同じ味を出すラーメン店が出現。しかも『清流房』より値段が安いため、ごっそり客を奪われてしまう。

女性誌編集者の爽は、結婚して6年になる夫・一真との仲も良好で仕事も順調。その一方で、爽には“ある悩み”があった。爽は子供が欲しいのだが、一真に言い出せないでいたのだ。

自分のバッグにGPSが仕掛けられていたことに気付いた爽は、一真がGPSを仕掛けたのではないかと疑惑を抱く。そんな中、爽は、瑠衣の部屋を訪ねる。

一真と瑠衣がキスしているところを目撃してしまった爽。彼女は仕事も手につかず、会社を早退。そんな中、爽がチートンの前を通りかかると、寺嶋が龍に詰め寄られていた。

爽は若菜に、瑠衣から一真に子供がいると言われたことを話す。

一真との子を身ごもったのではないかと心が揺れる爽。一方、一真は爽が出ていってからというもの、荒れた生活を送っていた。そんな中、瑠衣が一真を訪ねてくる。